歯科医師国家試験 過去問題

炎症

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 111C-49

    67歳の女性。下顎右側の疼痛と排膿を主訴として来院した。
    6か月前に下顎右側第二大臼歯の抜去を受け、その後同部の骨が露出し、右側顎下部から排膿するようになったという。
    既往歴として乳癌があり、現在も治療中である。
    初診時の口腔外写真(別冊No.5A)、口腔内写真(別冊No.5B)、エックス線画像(別冊No.5C)及びCT(別冊No.5D)を別に示す。

    この疾患の発症に関連すると考えられるのはどれか。2つ選べ。

    a オピオイド
    b カルシウム拮抗薬
    c 抗RANKL抗体製剤
    d ビスホスホネート製剤
    e 副甲状腺ホルモン製剤

    初診時の口腔外写真(別冊No.5A)、口腔内写真(別冊No.5B)

    エックス線画像(別冊No.5C)及びCT(別冊No.5D)

    91.4%
  3. 111D-42

    血液検査で歯性全身感染症の際に増加するのはどれか。3つ選べ。

    a CRP
    b CEA
    c 白血球数
    d アミラーゼ
    e プロカルシトニン

    37.4%
  4. 112A-70

    68歳の女性。下顎左側犬歯の補綴装置脱離を主訴として来院した。
    2年前から骨粗鬆症のためビスホスホネート製剤を内服しているが、他に特記すべき既往歴、服薬歴、喫煙歴、過度の飲酒歴および肥満はない。
    -Kは動揺と打診痛があり、排膿を認める。

    内科医と相談のうえ抜歯することとした。
    初診時の口腔内写真(別冊 No.16A)とエックス線画像(別冊No.16B)を別に示す。

    抜歯に際して行うべきなのはどれか。3つ選べ。

    a 術前の十分な消炎
    b 抜歯窩の骨鋭縁の除去
    c 副腎皮質ステロイド薬の投与
    d 周囲軟組織による抜歯窩の閉鎖
    e ビスホスホネート製剤の6か月間の休薬

    口腔内写真とエックス線画像

    62.7%
  5. 112B-78

    52歳の女性。左側頰部の違和感を主訴として来院した。
    1年前から上顎左側第一小臼歯に痛みがあったが、そのままにしていたという。
    左側頰部に熱感と腫脹はない。
    検査の結果、抗菌薬投与と抜歯を行い、上顎洞と交通が認められたため洞内洗浄を実施した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.26A)、エックス線画像(別冊No.26B)及びCT(別冊No.26C)を別に示す。

    その後、口腔と上顎洞の交通を閉鎖できると判断する要件はどれか。2つ選べ。

    a 囊胞の縮小
    b 排膿の消失
    c 腐骨の分離
    d 患側の自然孔の再開通
    e 患側の上顎洞粘膜の肥厚

    口腔内写真、エックス線画像

    CT

    66.0%
  6. 112C-32

    開口障害の原因となるのはどれか。2つ選べ。

    a 口角炎
    b 歯肉膿瘍
    c 萌出囊胞
    d 急性顎骨骨髄炎
    e 急性化膿性歯髄炎

    73.1%
  7. 112C-79

    55歳の男性。下顎右側の痛みで口が開きにくいことを主訴として来院した。
    3日前から痛みがあり、急速に増悪してきたがそのままにしていたという。
    最大開口量は25mmで、開口時にオトガイは右側に偏位する。
    初診時の体温は37.6℃、白血球数12,250 /μL、CRP 5 mg/dLであった。
    初診時のエックス線画像(別冊No.27A)、骨表示CT(別冊No.27B)及び造影CT(別冊No.27C)を別に示す。

    考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 膿瘍
    b 上顎洞癌
    c 変形性顎関節症
    d 滑膜性骨軟骨腫症
    e リウマチ性顎関節炎

    エックス線画像、骨表示CT

    造影CT

    88.3%
  8. 113B-74

    開口障害を生じやすいのはどれか。1つ選べ。

    a Candida albicans
    b Clostridium tetani
    c Treponema pallidum
    d Porphyromonas gingivalis
    e Mycobacterium tuberculosis

    85.5%
  9. 113C-53

    56歳の女性。下顎右側臼歯部の疼痛を主訴として来院した。
    6か月前、M*の抜歯後に生じ、その後疼痛の範囲が広がったため抗菌薬を1か月間服用したが、症状の改善がみられなかったという。
    特記すべき既往歴はない。
    右側オトガイ部の知覚鈍麻を認めたため下顎右側臼歯部の生検を行った。

    初診時のエックス線画像(別冊 No.13A)、CT(別冊No.13B)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.13C)を別に示す。
    行うべき処置はどれか。1つ選べ。

    a 開窓術
    b 腐骨除去術
    c 放射線療法
    d 皮質骨除去術
    e 下顎区域切除術

    エックス線画像、CT

    生検時のΗ-E染色病理組織像

    52.1%
  10. 113D-81

    全身性炎症反応症候群の診断基準項目はどれか。4つ選べ。

    a 血圧
    b 体温
    c 呼吸数
    d 心拍数
    e 白血球数

    71.6%
  11. 114D-37

    72歳の男性。開口困難を主訴として来院した。
    2年前から右側下顎に疼痛を自覚していたがそのままにしていたところ、2か月前から開口障害が発現したという。
    5年前に右側舌癌の治療歴があるが、現在まで再発はない。

    初診時の顔貌写真(別冊No.9A)、口腔内写真(別冊No.9B)及びエックス線画像(別冊No.9C)を別に示す。

    原因として疑われるのはどれか。1つ選べ。

    a 顎関節強直症
    b 関節突起骨折
    c 筋突起過長症
    d 放射線性骨髄炎
    e 滑膜性骨軟骨腫症

    顔貌写真、口腔内写真及びエックス線画像

    92.8%
  12. 114D-64

    晩発性先天性梅毒にみられるのはどれか。3つ選べ。

    a 高口蓋
    b バラ疹
    c 内耳性難聴
    d Fournier歯
    e 虹彩毛様体炎

    62.2%
  13. 115A-26

    75歳の男性。下顎右側の鈍痛を主訴として来院した。
    2年前に下顎歯肉扁平上皮癌に対して放射線治療を受けたという。
    初診時の口腔内写真(別冊No.4A)、 エックス線画像(別冊No.4B)、CT(別冊No.4C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.4D)を別に示す。

    最も考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 骨壊死
    b 骨肉腫
    c 悪性リンパ腫
    d 放射線誘発癌
    e 扁平上皮癌の再発

    口腔内写真、 エックス線画像、CT

    Η-E染色病理組織像

    93.6%
  14. 115A-80

    病変に石灰化物を伴うことがあるのはどれか。3つ選べ。

    a 血管腫
    b 上皮真珠
    c 顎放線菌症
    d 滑膜性骨軟骨腫症
    e 結核性リンパ節炎

    45.5%
  15. 115C-39

    85歳の女性。左側顎下部からの排膿を主訴として来院した。
    4か月前に自覚し、徐々に増悪してきたという。
    5年前から骨粗鬆症に対しビスホスホネート製剤を内服している。
    初診時の顔貌写真(別冊No.11A)、口腔内写真(別冊No.11B)及びエックス線画像(別冊No.11C)を別に示す。

    骨病変の範囲の評価に有用な検査法はどれか。3つ選べ。

    a CT
    b MRI
    c 超音波検査
    d 99mTcO4シンチグラフィ
    e 99mTc-MDPシンチグラフィ

    顔貌写真、口腔内写真及びエックス線画像

    85.4%
  16. 115D-37

    36歳の男性。左側顔面の腫脹を主訴として来院した。
    3日前に同部の自発痛を自覚した後から急に腫れてきたという。
    体温は38.2℃で倦怠感があるが、呼吸や味覚に異常はない。
    初診時の顔貌写真(別冊No.6A )と口腔内写真(別冊No.6B)を別に示す。

    診断に有効なのはどれか。3つ選べ。

    a MRI
    b 生検
    c 細菌検査
    d 超音波検査
    e 穿剌吸引細胞診

    顔貌写真と口腔内写真

    28.8%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:111C-49

67歳の女性。下顎右側の疼痛と排膿を主訴として来院した。
6か月前に下顎右側第二大臼歯の抜去を受け、その後同部の骨が露出し、右側顎下部から排膿するようになったという。
既往歴として乳癌があり、現在も治療中である。
初診時の口腔外写真(別冊No.5A)、口腔内写真(別冊No.5B)、エックス線画像(別冊No.5C)及びCT(別冊No.5D)を別に示す。

この疾患の発症に関連すると考えられるのはどれか。2つ選べ。

a オピオイド
b カルシウム拮抗薬
c 抗RANKL抗体製剤
d ビスホスホネート製剤
e 副甲状腺ホルモン製剤

初診時の口腔外写真(別冊No.5A)、口腔内写真(別冊No.5B)

エックス線画像(別冊No.5C)及びCT(別冊No.5D)

正解:CD
正答率:91.4%
問題番号:111D-42

血液検査で歯性全身感染症の際に増加するのはどれか。3つ選べ。

a CRP
b CEA
c 白血球数
d アミラーゼ
e プロカルシトニン

正解:ACE
正答率:37.4%
問題番号:112A-70

68歳の女性。下顎左側犬歯の補綴装置脱離を主訴として来院した。
2年前から骨粗鬆症のためビスホスホネート製剤を内服しているが、他に特記すべき既往歴、服薬歴、喫煙歴、過度の飲酒歴および肥満はない。
-Kは動揺と打診痛があり、排膿を認める。

内科医と相談のうえ抜歯することとした。
初診時の口腔内写真(別冊 No.16A)とエックス線画像(別冊No.16B)を別に示す。

抜歯に際して行うべきなのはどれか。3つ選べ。

a 術前の十分な消炎
b 抜歯窩の骨鋭縁の除去
c 副腎皮質ステロイド薬の投与
d 周囲軟組織による抜歯窩の閉鎖
e ビスホスホネート製剤の6か月間の休薬

口腔内写真とエックス線画像

正解:ABD
正答率:62.7%
問題番号:112B-78

52歳の女性。左側頰部の違和感を主訴として来院した。
1年前から上顎左側第一小臼歯に痛みがあったが、そのままにしていたという。
左側頰部に熱感と腫脹はない。
検査の結果、抗菌薬投与と抜歯を行い、上顎洞と交通が認められたため洞内洗浄を実施した。
初診時の口腔内写真(別冊No.26A)、エックス線画像(別冊No.26B)及びCT(別冊No.26C)を別に示す。

その後、口腔と上顎洞の交通を閉鎖できると判断する要件はどれか。2つ選べ。

a 囊胞の縮小
b 排膿の消失
c 腐骨の分離
d 患側の自然孔の再開通
e 患側の上顎洞粘膜の肥厚

口腔内写真、エックス線画像

CT

正解:BD
正答率:66.0%
問題番号:112C-32

開口障害の原因となるのはどれか。2つ選べ。

a 口角炎
b 歯肉膿瘍
c 萌出囊胞
d 急性顎骨骨髄炎
e 急性化膿性歯髄炎

正解:AD
正答率:73.1%
問題番号:112C-79

55歳の男性。下顎右側の痛みで口が開きにくいことを主訴として来院した。
3日前から痛みがあり、急速に増悪してきたがそのままにしていたという。
最大開口量は25mmで、開口時にオトガイは右側に偏位する。
初診時の体温は37.6℃、白血球数12,250 /μL、CRP 5 mg/dLであった。
初診時のエックス線画像(別冊No.27A)、骨表示CT(別冊No.27B)及び造影CT(別冊No.27C)を別に示す。

考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 膿瘍
b 上顎洞癌
c 変形性顎関節症
d 滑膜性骨軟骨腫症
e リウマチ性顎関節炎

エックス線画像、骨表示CT

造影CT

正解:A
正答率:88.3%
問題番号:113B-74

開口障害を生じやすいのはどれか。1つ選べ。

a Candida albicans
b Clostridium tetani
c Treponema pallidum
d Porphyromonas gingivalis
e Mycobacterium tuberculosis

正解:B
正答率:85.5%
問題番号:113C-53

56歳の女性。下顎右側臼歯部の疼痛を主訴として来院した。
6か月前、M*の抜歯後に生じ、その後疼痛の範囲が広がったため抗菌薬を1か月間服用したが、症状の改善がみられなかったという。
特記すべき既往歴はない。
右側オトガイ部の知覚鈍麻を認めたため下顎右側臼歯部の生検を行った。

初診時のエックス線画像(別冊 No.13A)、CT(別冊No.13B)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.13C)を別に示す。
行うべき処置はどれか。1つ選べ。

a 開窓術
b 腐骨除去術
c 放射線療法
d 皮質骨除去術
e 下顎区域切除術

エックス線画像、CT

生検時のΗ-E染色病理組織像

正解:D
正答率:52.1%
問題番号:113D-81

全身性炎症反応症候群の診断基準項目はどれか。4つ選べ。

a 血圧
b 体温
c 呼吸数
d 心拍数
e 白血球数

正解:BCDE
正答率:71.6%
問題番号:114D-37

72歳の男性。開口困難を主訴として来院した。
2年前から右側下顎に疼痛を自覚していたがそのままにしていたところ、2か月前から開口障害が発現したという。
5年前に右側舌癌の治療歴があるが、現在まで再発はない。

初診時の顔貌写真(別冊No.9A)、口腔内写真(別冊No.9B)及びエックス線画像(別冊No.9C)を別に示す。

原因として疑われるのはどれか。1つ選べ。

a 顎関節強直症
b 関節突起骨折
c 筋突起過長症
d 放射線性骨髄炎
e 滑膜性骨軟骨腫症

顔貌写真、口腔内写真及びエックス線画像

正解:D
正答率:92.8%
問題番号:114D-64

晩発性先天性梅毒にみられるのはどれか。3つ選べ。

a 高口蓋
b バラ疹
c 内耳性難聴
d Fournier歯
e 虹彩毛様体炎

正解:ACD or ACE or CDE or ADE
正答率:62.2%
問題番号:115A-26

75歳の男性。下顎右側の鈍痛を主訴として来院した。
2年前に下顎歯肉扁平上皮癌に対して放射線治療を受けたという。
初診時の口腔内写真(別冊No.4A)、 エックス線画像(別冊No.4B)、CT(別冊No.4C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.4D)を別に示す。

最も考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 骨壊死
b 骨肉腫
c 悪性リンパ腫
d 放射線誘発癌
e 扁平上皮癌の再発

口腔内写真、 エックス線画像、CT

Η-E染色病理組織像

正解:A
正答率:93.6%
問題番号:115A-80

病変に石灰化物を伴うことがあるのはどれか。3つ選べ。

a 血管腫
b 上皮真珠
c 顎放線菌症
d 滑膜性骨軟骨腫症
e 結核性リンパ節炎

正解:ADE or ACD or ACE or CDE
正答率:45.5%
問題番号:115C-39

85歳の女性。左側顎下部からの排膿を主訴として来院した。
4か月前に自覚し、徐々に増悪してきたという。
5年前から骨粗鬆症に対しビスホスホネート製剤を内服している。
初診時の顔貌写真(別冊No.11A)、口腔内写真(別冊No.11B)及びエックス線画像(別冊No.11C)を別に示す。

骨病変の範囲の評価に有用な検査法はどれか。3つ選べ。

a CT
b MRI
c 超音波検査
d 99mTcO4シンチグラフィ
e 99mTc-MDPシンチグラフィ

顔貌写真、口腔内写真及びエックス線画像

正解:ABE
正答率:85.4%
問題番号:115D-37

36歳の男性。左側顔面の腫脹を主訴として来院した。
3日前に同部の自発痛を自覚した後から急に腫れてきたという。
体温は38.2℃で倦怠感があるが、呼吸や味覚に異常はない。
初診時の顔貌写真(別冊No.6A )と口腔内写真(別冊No.6B)を別に示す。

診断に有効なのはどれか。3つ選べ。

a MRI
b 生検
c 細菌検査
d 超音波検査
e 穿剌吸引細胞診

顔貌写真と口腔内写真

正解:ACD
正答率:28.8%