歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 口腔外科学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 112C-27

    アレルギー検査はどれか。2つ選べ。

    a SWテスト
    b 温度覚検査
    c 二点識別検査
    d パッチテスト
    e プリックテスト

    96.9%
  3. 112C-32

    開口障害の原因となるのはどれか。2つ選べ。

    a 口角炎
    b 歯肉膿瘍
    c 萌出囊胞
    d 急性顎骨骨髄炎
    e 急性化膿性歯髄炎

    73.1%
  4. 112C-44

    プロトロンビン時間は正常であるが、活性化部分トロンボプラスチン時間が延長したときに疑われる疾患はどれか。1つ選べ。

    a 肝硬変
    b 血友病
    c 肺血栓塞栓症
    d 再生不良性貧血
    e 特発性血小板減少性紫斑病

    96.1%
  5. 112C-49

    顎関節疾患と治療法の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

    a 顎関節強直症――――――――顎関節授動術
    b 顎関節症I型――――――――スプリント療法
    c 関節突起骨折―――――――― 顎関節制動術
    d 筋突起過長症―――――――― 関節結節削除術
    e 習慣性顎関節脱臼――――――筋突起切除術

    88.2%
  6. 112C-64

    学童期に使用するスポーツマウスガードの製作で正しいのはどれか。2つ選べ。

    a 5 mm以上の厚さにする。
    b 辺縁を歯頸部に設定する。
    c 成長に合わせて再製作する。
    d 臼歯部を覆わない設計にする。
    e 永久歯の萌出経路をリリーフする。

    82.9%
  7. 112C-65

    17歳の女子。舌下面の腫瘤を主訴として来院した。
    1か月前に気付いたが放置していたところ、徐々に増大してきたという。
    腫瘤は無痛性で弾性軟である。
    初診時の口腔内写真(別冊No.13A)と切除時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.13B)を別に示す。

    診断名はどれか。1つ選べ。

    a 線維腫
    b 乳頭腫
    c 粘液囊胞
    d 粘表皮癌
    e 腺様囊胞癌

    口腔内写真と切除時のΗ-E染色病理組織像

    95.5%
  8. 112C-74

    66歳の男性。下顎右側臼歯部の腫脹を主訴として来院した。
    6か月前に顎骨の膨隆に気付いたが、疼痛がないためそのままにしていたという。
    自発痛や下唇の感覚異常は認めない。
    下顎右側臼歯部に骨の膨隆を触知した。
    生検を行ったところ内部に軟組織の充満を認めた。
    初診時の口腔内写真(別冊No.22A)、エックス線画像(別冊No.22B)、CT(別冊No.22C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.22D)を別に示す。

    適切な治療法はどれか。1つ選べ。

    a 開窓
    b 摘出・骨削除
    c 下顎区域切除
    d 下顎半側切除
    e 放射線治療

    口腔内写真、エックス線画像、染色病理組織像

    Η-E染色病理組織像

    46.1%
  9. 112C-75

    64歳の女性。上顎左側歯肉の違和感を主訴として来院した。
    上顎左側中切歯部、犬歯部および小臼歯部歯肉に水疱を認める。
    血液検査の結果、抗BP180抗体は陽性であった。
    初診時の口腔内写真(別冊No.23A)と生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.23B)を別に示す。

    治療に用いられるのはどれか。2つ選べ。

    a ビタミンB12
    b シスプラチン
    c ニコチン酸アミド
    d アモキシシリン水和物
    e 副腎皮質ステロイド薬

    口腔内写真と生検時のΗ-E染色病理組織像

    49.6%
  10. 112C-77

    65歳の男性。頸部の腫脹を主訴として来院した。
    右側耳介下部に無痛性の腫脹を認める。
    初診時のPET/CT(別冊No.25A)、MRI脂肪抑制造影T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.25B)、ドプラ超音波横断像(別冊No.25C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.25D)を別に示す。

    診断名はどれか。1つ選べ。

    a 血管腫
    b 神経鞘腫
    c 多形腺腫
    d Warthin腫瘍
    e リンパ節転移

    PET、CT、MRI脂肪抑制造影T1強調像と脂肪抑制T2強調像、ドプラ超音波横断像

    染色病理組織像

    91.9%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:112C-27

アレルギー検査はどれか。2つ選べ。

a SWテスト
b 温度覚検査
c 二点識別検査
d パッチテスト
e プリックテスト

正解:DE
正答率:96.9%
問題番号:112C-32

開口障害の原因となるのはどれか。2つ選べ。

a 口角炎
b 歯肉膿瘍
c 萌出囊胞
d 急性顎骨骨髄炎
e 急性化膿性歯髄炎

正解:AD
正答率:73.1%
問題番号:112C-44

プロトロンビン時間は正常であるが、活性化部分トロンボプラスチン時間が延長したときに疑われる疾患はどれか。1つ選べ。

a 肝硬変
b 血友病
c 肺血栓塞栓症
d 再生不良性貧血
e 特発性血小板減少性紫斑病

正解:B
正答率:96.1%
問題番号:112C-49

顎関節疾患と治療法の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

a 顎関節強直症――――――――顎関節授動術
b 顎関節症I型――――――――スプリント療法
c 関節突起骨折―――――――― 顎関節制動術
d 筋突起過長症―――――――― 関節結節削除術
e 習慣性顎関節脱臼――――――筋突起切除術

正解:AB
正答率:88.2%
問題番号:112C-64

学童期に使用するスポーツマウスガードの製作で正しいのはどれか。2つ選べ。

a 5 mm以上の厚さにする。
b 辺縁を歯頸部に設定する。
c 成長に合わせて再製作する。
d 臼歯部を覆わない設計にする。
e 永久歯の萌出経路をリリーフする。

正解:CE
正答率:82.9%
問題番号:112C-65

17歳の女子。舌下面の腫瘤を主訴として来院した。
1か月前に気付いたが放置していたところ、徐々に増大してきたという。
腫瘤は無痛性で弾性軟である。
初診時の口腔内写真(別冊No.13A)と切除時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.13B)を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。

a 線維腫
b 乳頭腫
c 粘液囊胞
d 粘表皮癌
e 腺様囊胞癌

口腔内写真と切除時のΗ-E染色病理組織像

正解:C
正答率:95.5%
問題番号:112C-74

66歳の男性。下顎右側臼歯部の腫脹を主訴として来院した。
6か月前に顎骨の膨隆に気付いたが、疼痛がないためそのままにしていたという。
自発痛や下唇の感覚異常は認めない。
下顎右側臼歯部に骨の膨隆を触知した。
生検を行ったところ内部に軟組織の充満を認めた。
初診時の口腔内写真(別冊No.22A)、エックス線画像(別冊No.22B)、CT(別冊No.22C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.22D)を別に示す。

適切な治療法はどれか。1つ選べ。

a 開窓
b 摘出・骨削除
c 下顎区域切除
d 下顎半側切除
e 放射線治療

口腔内写真、エックス線画像、染色病理組織像

Η-E染色病理組織像

正解:B
正答率:46.1%
問題番号:112C-75

64歳の女性。上顎左側歯肉の違和感を主訴として来院した。
上顎左側中切歯部、犬歯部および小臼歯部歯肉に水疱を認める。
血液検査の結果、抗BP180抗体は陽性であった。
初診時の口腔内写真(別冊No.23A)と生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.23B)を別に示す。

治療に用いられるのはどれか。2つ選べ。

a ビタミンB12
b シスプラチン
c ニコチン酸アミド
d アモキシシリン水和物
e 副腎皮質ステロイド薬

口腔内写真と生検時のΗ-E染色病理組織像

正解:CE
正答率:49.6%
問題番号:112C-77

65歳の男性。頸部の腫脹を主訴として来院した。
右側耳介下部に無痛性の腫脹を認める。
初診時のPET/CT(別冊No.25A)、MRI脂肪抑制造影T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.25B)、ドプラ超音波横断像(別冊No.25C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.25D)を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。

a 血管腫
b 神経鞘腫
c 多形腺腫
d Warthin腫瘍
e リンパ節転移

PET、CT、MRI脂肪抑制造影T1強調像と脂肪抑制T2強調像、ドプラ超音波横断像

染色病理組織像

正解:D
正答率:91.9%

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