過去問題目次
23歳の男性。開口障害を主訴として来院した。1年前から開閉口時に左側顎関節に雑音があり、2日前から急に口が開かなくなったという。
右側顎関節に異常は認められない。初診時のエックス線写真(別冊No.24A)と開口時の左側顎関節のMRI(別冊No.24B)を別に示す。
開口障害の原因はどれか。1つ選べ。
a 顎関節の脱臼
b 関節突起の骨折
c 筋突起の過成長
d 関節円板の前方転位
e 下顎頭と側頭骨の骨性癒着
78歳の男性。咬合異常を主訴として来院した。3週前に歩行中に転倒し上唇と下顎部を強打したという。初診時のエックス線写真(別冊No.37A)とCT(別冊No.37B)を別に示す。
骨折の部位はどれか。1つ選べ。
a 両側下顎角部
b 両側筋突起部
c 両側下顎骨体部
d 両側関節突起部
e 下顎左側犬歯部
71歳の男性。顔面部の腫脹を主訴として来院した。右側顎下部に有痛性の腫脹を認める。初診時のエックス線写真(別冊No.48A)、骨表示CT(別冊No.48B)及び造影CT(別冊No.48C)を別に示す。
顎下隙に認められるのはどれか。1つ選べ。
a 膿瘍
b 脂肪腫
c 類皮囊胞
d 含歯性囊胞
e 転移リンパ節
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:110D-25 | 23歳の男性。開口障害を主訴として来院した。1年前から開閉口時に左側顎関節に雑音があり、2日前から急に口が開かなくなったという。 a 顎関節の脱臼
正解:D |
正答率:97.3% | |
問題番号:110D-38 | 78歳の男性。咬合異常を主訴として来院した。3週前に歩行中に転倒し上唇と下顎部を強打したという。初診時のエックス線写真(別冊No.37A)とCT(別冊No.37B)を別に示す。 a 両側下顎角部
正解:D |
正答率:98.4% | |
問題番号:110D-49 | 71歳の男性。顔面部の腫脹を主訴として来院した。右側顎下部に有痛性の腫脹を認める。初診時のエックス線写真(別冊No.48A)、骨表示CT(別冊No.48B)及び造影CT(別冊No.48C)を別に示す。 a 膿瘍
正解:A |
正答率:64.8% |