歯科医師国家試験 過去問題

治療義歯

問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:111C-76

63歳の女性。上顎義歯の咬み合わせが低くなったことを主訴として来院した。
検査の結果、治療用義歯を製作することとした。
初診時の咬頭嵌合位の口腔内写真(別冊No.27A)と咬合採得終了後の模型の写真(別冊No.27B)を別に示す。

矢印で示す間隙を治療用義歯で補償することによって変化するのはどれか。2つ選べ。

a 咬合高径
b 咬合彎曲
c 矢状顆路
d 咬合支持域
e 矢状切歯路

咬頭嵌合位の口腔内写真(別冊No.27A)

咬合採得終了後の模型の写真(別冊No.27B)

正解:AE
正答率:60.3%
問題番号:113A-58

70歳の男性。よく嚙めないことを主訴として来院した。
5年前から義歯は使用していないという。
検査の結果、口腔機能低下症と診断し、上下顎に治療用義歯を装着することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.15)を別に示す。

治療用義歯装着により早期に改善が期待されるのはどれか。2つ選べ。

a 舌圧
b 嚥下機能
c 咀嚼能力
d 発話明瞭度
e 舌口唇運動機能

初診時の口腔内写真

 

正解:CD
正答率:92.0%