歯科医師国家試験 過去問題

不正咬合の診断

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 111A-57

    9歳の男児。審美不良を主訴として来院した。
    2か月前に外傷によって上顎右側中切歯が脱落し、傷は治ったが、そのままにした場合にどうなるか心配しているという。
    初診時の口腔内写真(別冊No.7A)とエックス線画像(別冊No.7B)を別に示す。

    保護者への説明で適切なのはどれか。1つ選べ。

    a 「奥歯で嚙めなくなります」
    b 「右下の前歯が沈んでいきます」
    c 「左上の前歯が前に傾いてきます」
    d 「左上の前歯の根が曲がってしまいます」
    e 「隙間に向かって両側の前歯が倒れてきます」

    口腔内写真(別冊No.7A)

    エックス線画像(別冊No.7B)

    97.4%
  3. 111A-65

    10歳の女児。上顎前歯の突出感を主訴として来院した。
    2年前から目立ってきたという。他に特記すべき既往はない。
    初診時の顔面写真(別冊No.11A)と口腔内写真(別冊No.11B)を別に示す。
    セファロ分析の結果を図に示す。
    セファロ分析

    この不正咬合の所見で正しいのはどれか。すべて選べ。

    a 顔面高の過大
    b 下顎骨の過成長
    c 上顎骨の過成長
    d 下顎前歯の舌側傾斜
    e 上顎前歯の唇側傾斜

    顔面写真(別冊No.11A)と口腔内写真(別冊No.11B)

    94.4%
  4. 111D-50

    5歳の男児。口腔内診査を希望して来院した。
    6か月前に下顎両側乳中切歯が自然脱落し、2か月前に上顎左側乳中切歯と下顎左側乳側切歯が自然脱落したという。
    上顎右側乳中切歯の唇側傾斜がみられる。
    咬合時の口腔内写真(別冊No.3)を別に示す。

    永久歯列において予想される咬合異常はどれか。1つ選べ。

    a 過蓋咬合
    b 交叉咬合
    c 鋏状咬合
    d 反対咬合
    e 前歯部開咬

    咬合時の口腔内写真(別冊No. 3)

    88.2%
  5. 113A-47

    8歳の女児。歯並びが悪いことを主訴として来院した。
    初診時の顔面写真(別冊 No.8A)、口腔内写真(別冊No.8B)、口腔模型の写真(別冊No.8C)、エックス線画像(別冊No.8D)及び側面頭部エックス線規格写真(別冊No.8E)を別に示す。

    正しい所見はどれか。2つ選べ。

    a 癒着歯
    b 口唇の突出
    c AngleⅡ級2類
    d アデノイド肥大
    e 垂直型のターミナルプレーン

    顔面写真、口腔内写真

    口腔模型の写真、エックス線画像及び側面頭部エックス線規格写真

     

    59.6%
  6. 113A-54

    16歳の女子。初診時の口腔内写真(別冊No.12A)とエックス線画像(別冊No.12B)を別に示す。
    セファロ分析の結果を図に示す。

    セファロ分析図

    正しい所見はどれか。2つ選べ。

    a 鞍状歯列弓
    b ローアングル
    c AngleⅡ級1類
    d 骨格性上顎前突
    e 負のtotal discrepancy

    口腔内写真とエックス線画像

    91.9%
  7. 113B-59

    18歳の女子。前歯で食べ物が咬み切れないことを主訴として来院した。
    初診時の顔面写真(別冊No.14A)、口腔内写真(別冊No.14B)及びエックス線画像(別冊 No.14C)を別に示す。
    セファロ分析の結果を図に示す。

    セファロ分析の結果

    正しい所見はどれか。すべて選べ。

    a 骨格性Ⅲ級
    b 上顎左側犬歯の高位
    c 下顎前歯の唇側傾斜
    d 下顎第三大臼歯の近心傾斜
    e コンベックスタイプの側貌

    初診時の顔面写真、口腔内写真

    エックス線画像

    83.5%
  8. 113C-40

    8歳の男児。前歯部の空隙を主訴として来院した。
    永久歯の抜歯経験はない。
    初診時の口腔内写真(別冊No.5A)とエックス線画像(別冊No.5B)を別に示す。

    欠如している永久歯数(本)はどれか。1つ選べ。ただし、智歯は数に含めない。

    a 4
    b 6
    c 8
    d 10
    e 12

    初診時の口腔内写真

    エックス線画像

    70.6%
  9. 115A-45

    12歳の女児。口腔内の精査を希望して来院した。
    学校健康診断で生え代わりの異常の可能性を指摘されたという。
    自覚症状はない。
    初診時の口腔内写真(別冊No.13A)とエックス線画像(別冊No.13B)を別に示す。

    正しい所見はどれか。2つ選べ。

    a s"の晩期残存
    b £Cの歯胚位置異常
    c E"の先天欠如
    d -Jの先天欠如
    e M*の先天欠如

    口腔内写真とエックス線画像

    90.2%
  10. 115B-59

    19歳の女性。前歯で食べ物がうまく噛めないことを主訴として来院した。
    初診時の顔面写真(別冊No.26A)、口腔内写真(別冊No.26B)及びエックス線画像(別冊No.26C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

    セファロ分析の結果

    正しい所見はどれか。すべて選べ。

    a 凸顔型
    b 骨格性Ⅱ級
    c ローアングル
    d M.Mの先天欠如
    e 正のオーバーバイト

    初診時の顔面写真、口腔内写真

    エックス線画像

    68.3%
  11. 116D-24

    前歯の歯並びが悪いことを主訴として来院した18歳の男子。
    初診時の口腔内写真(別冊No.3A)とエックス線画像(別冊No.3B)を別に示す。

    正しい所見はどれか。2つ選べ。

    a ED"先天欠如
    b #DE先天欠如
    c ©yz晩期残存
    d ©LM先天欠如
    e wv¨晩期残存

    口腔内写真とエックス線画像

    93.8%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:111A-57

9歳の男児。審美不良を主訴として来院した。
2か月前に外傷によって上顎右側中切歯が脱落し、傷は治ったが、そのままにした場合にどうなるか心配しているという。
初診時の口腔内写真(別冊No.7A)とエックス線画像(別冊No.7B)を別に示す。

保護者への説明で適切なのはどれか。1つ選べ。

a 「奥歯で嚙めなくなります」
b 「右下の前歯が沈んでいきます」
c 「左上の前歯が前に傾いてきます」
d 「左上の前歯の根が曲がってしまいます」
e 「隙間に向かって両側の前歯が倒れてきます」

口腔内写真(別冊No.7A)

エックス線画像(別冊No.7B)

正解:E
正答率:97.4%
問題番号:111A-65

10歳の女児。上顎前歯の突出感を主訴として来院した。
2年前から目立ってきたという。他に特記すべき既往はない。
初診時の顔面写真(別冊No.11A)と口腔内写真(別冊No.11B)を別に示す。
セファロ分析の結果を図に示す。
セファロ分析

この不正咬合の所見で正しいのはどれか。すべて選べ。

a 顔面高の過大
b 下顎骨の過成長
c 上顎骨の過成長
d 下顎前歯の舌側傾斜
e 上顎前歯の唇側傾斜

顔面写真(別冊No.11A)と口腔内写真(別冊No.11B)

正解:CE
正答率:94.4%
問題番号:111D-50

5歳の男児。口腔内診査を希望して来院した。
6か月前に下顎両側乳中切歯が自然脱落し、2か月前に上顎左側乳中切歯と下顎左側乳側切歯が自然脱落したという。
上顎右側乳中切歯の唇側傾斜がみられる。
咬合時の口腔内写真(別冊No.3)を別に示す。

永久歯列において予想される咬合異常はどれか。1つ選べ。

a 過蓋咬合
b 交叉咬合
c 鋏状咬合
d 反対咬合
e 前歯部開咬

咬合時の口腔内写真(別冊No. 3)

正解:E
正答率:88.2%
問題番号:113A-47

8歳の女児。歯並びが悪いことを主訴として来院した。
初診時の顔面写真(別冊 No.8A)、口腔内写真(別冊No.8B)、口腔模型の写真(別冊No.8C)、エックス線画像(別冊No.8D)及び側面頭部エックス線規格写真(別冊No.8E)を別に示す。

正しい所見はどれか。2つ選べ。

a 癒着歯
b 口唇の突出
c AngleⅡ級2類
d アデノイド肥大
e 垂直型のターミナルプレーン

顔面写真、口腔内写真

口腔模型の写真、エックス線画像及び側面頭部エックス線規格写真

 

正解:BE
正答率:59.6%
問題番号:113A-54

16歳の女子。初診時の口腔内写真(別冊No.12A)とエックス線画像(別冊No.12B)を別に示す。
セファロ分析の結果を図に示す。

セファロ分析図

正しい所見はどれか。2つ選べ。

a 鞍状歯列弓
b ローアングル
c AngleⅡ級1類
d 骨格性上顎前突
e 負のtotal discrepancy

口腔内写真とエックス線画像

正解:AE
正答率:91.9%
問題番号:113B-59

18歳の女子。前歯で食べ物が咬み切れないことを主訴として来院した。
初診時の顔面写真(別冊No.14A)、口腔内写真(別冊No.14B)及びエックス線画像(別冊 No.14C)を別に示す。
セファロ分析の結果を図に示す。

セファロ分析の結果

正しい所見はどれか。すべて選べ。

a 骨格性Ⅲ級
b 上顎左側犬歯の高位
c 下顎前歯の唇側傾斜
d 下顎第三大臼歯の近心傾斜
e コンベックスタイプの側貌

初診時の顔面写真、口腔内写真

エックス線画像

正解:AD
正答率:83.5%
問題番号:113C-40

8歳の男児。前歯部の空隙を主訴として来院した。
永久歯の抜歯経験はない。
初診時の口腔内写真(別冊No.5A)とエックス線画像(別冊No.5B)を別に示す。

欠如している永久歯数(本)はどれか。1つ選べ。ただし、智歯は数に含めない。

a 4
b 6
c 8
d 10
e 12

初診時の口腔内写真

エックス線画像

正解:C
正答率:70.6%
問題番号:115A-45

12歳の女児。口腔内の精査を希望して来院した。
学校健康診断で生え代わりの異常の可能性を指摘されたという。
自覚症状はない。
初診時の口腔内写真(別冊No.13A)とエックス線画像(別冊No.13B)を別に示す。

正しい所見はどれか。2つ選べ。

a s"の晩期残存
b £Cの歯胚位置異常
c E"の先天欠如
d -Jの先天欠如
e M*の先天欠如

口腔内写真とエックス線画像

正解:BC
正答率:90.2%
問題番号:115B-59

19歳の女性。前歯で食べ物がうまく噛めないことを主訴として来院した。
初診時の顔面写真(別冊No.26A)、口腔内写真(別冊No.26B)及びエックス線画像(別冊No.26C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

セファロ分析の結果

正しい所見はどれか。すべて選べ。

a 凸顔型
b 骨格性Ⅱ級
c ローアングル
d M.Mの先天欠如
e 正のオーバーバイト

初診時の顔面写真、口腔内写真

エックス線画像

正解:D
正答率:68.3%
問題番号:116D-24

前歯の歯並びが悪いことを主訴として来院した18歳の男子。
初診時の口腔内写真(別冊No.3A)とエックス線画像(別冊No.3B)を別に示す。

正しい所見はどれか。2つ選べ。

a ED"先天欠如
b #DE先天欠如
c ©yz晩期残存
d ©LM先天欠如
e wv¨晩期残存

口腔内写真とエックス線画像

正解:AD
正答率:93.8%