歯科医師国家試験 過去問題

歯髄疾患の特徴

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 110B-1

    72歳の男性。下顎左側臼歯部の食事時の痛みを主訴として来院した。
    半年前に修復物が脱落し、そのままにしていたという。自発痛と打診痛はない。
    窩底を探針で探ると激しい痛みとわずかな出血を認めた。初診時の口腔内写真(別冊No.1A) とエックス線写真(別冊No.1B)を別に示す。
    考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 特発性歯髄炎
    b 急性化膿性歯髄炎
    c 慢性潰瘍性歯髄炎
    d 慢性増殖性歯髄炎
    e 慢性閉鎖性歯髄炎

    口腔内写真 とエックス線写真

    90.2%
  3. 110B-43

    38歳の男性。下顎左側第二大臼歯の食事中の鈍痛を主訴として来院した。
    2年前から同部に痛みを感じていたが、そのままにしていたという。探針で齲窩を触診すると出血し、歯髄電気診で生活反応を認めた。
    初診時の口腔内写真(別冊No.39A)とエックス線写真(別冊No.39B)を別に示す。
    考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 乳頭腫
    b エプーリス
    c 急性化膿性歯髄炎
    d 慢性潰瘍性歯髄炎
    e 慢性増殖性歯髄炎

    口腔内写真とエックス線写真

    93.6%
  4. 111B-56

    急性壊疽性歯髄炎にみられるのはどれか。2つ選べ。

    a 瘻孔
    b 自発痛
    c 動揺度の増加
    d 髄室開拡時の腐敗臭
    e 歯髄電気診での無反応

    83.8%
  5. 113A-52

    非感染性歯髄疾患はどれか。2つ選べ。

    a 急性単純性歯髄炎
    b 急性化膿性歯髄炎
    c 慢性潰瘍性歯髄炎
    d 歯髄壊死
    e 歯髄壊疽

    77.0%
  6. 113C-82

    35歳の男性。上顎右側第一大臼歯の自発痛を主訴として来院した。
    2か月前から食片圧入があり、昨夜から拍動性の疼痛と温熱痛を自覚しているという。
    歯髄電気診で閾値の上昇がみられた。
    初診時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線画像(別冊No.32B)を別に示す。

    考えられる診断名はどれか。1つ選べ。

    a 歯髄充血
    b 急性単純性歯髄炎
    c 急性化膿性歯髄炎
    d 慢性潰瘍性歯髄炎
    e 急性化膿性根尖性歯周炎

    口腔内写真とエックス線画像

    96.5%
  7. 114A-45

    上行性歯髄炎で歯髄への細菌の侵入路となるのはどれか。2つ選べ。

    a 髄管
    b 盲管
    c 盲孔
    d 管間側枝
    e 根尖分岐

    55.9%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:110B-1

72歳の男性。下顎左側臼歯部の食事時の痛みを主訴として来院した。
半年前に修復物が脱落し、そのままにしていたという。自発痛と打診痛はない。
窩底を探針で探ると激しい痛みとわずかな出血を認めた。初診時の口腔内写真(別冊No.1A) とエックス線写真(別冊No.1B)を別に示す。
考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 特発性歯髄炎
b 急性化膿性歯髄炎
c 慢性潰瘍性歯髄炎
d 慢性増殖性歯髄炎
e 慢性閉鎖性歯髄炎

口腔内写真 とエックス線写真

正解:C
正答率:90.2%
問題番号:110B-43

38歳の男性。下顎左側第二大臼歯の食事中の鈍痛を主訴として来院した。
2年前から同部に痛みを感じていたが、そのままにしていたという。探針で齲窩を触診すると出血し、歯髄電気診で生活反応を認めた。
初診時の口腔内写真(別冊No.39A)とエックス線写真(別冊No.39B)を別に示す。
考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 乳頭腫
b エプーリス
c 急性化膿性歯髄炎
d 慢性潰瘍性歯髄炎
e 慢性増殖性歯髄炎

口腔内写真とエックス線写真

正解:E
正答率:93.6%
問題番号:111B-56

急性壊疽性歯髄炎にみられるのはどれか。2つ選べ。

a 瘻孔
b 自発痛
c 動揺度の増加
d 髄室開拡時の腐敗臭
e 歯髄電気診での無反応

正解:BD
正答率:83.8%
問題番号:113A-52

非感染性歯髄疾患はどれか。2つ選べ。

a 急性単純性歯髄炎
b 急性化膿性歯髄炎
c 慢性潰瘍性歯髄炎
d 歯髄壊死
e 歯髄壊疽

正解:AD
正答率:77.0%
問題番号:113C-82

35歳の男性。上顎右側第一大臼歯の自発痛を主訴として来院した。
2か月前から食片圧入があり、昨夜から拍動性の疼痛と温熱痛を自覚しているという。
歯髄電気診で閾値の上昇がみられた。
初診時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線画像(別冊No.32B)を別に示す。

考えられる診断名はどれか。1つ選べ。

a 歯髄充血
b 急性単純性歯髄炎
c 急性化膿性歯髄炎
d 慢性潰瘍性歯髄炎
e 急性化膿性根尖性歯周炎

口腔内写真とエックス線画像

正解:C
正答率:96.5%
問題番号:114A-45

上行性歯髄炎で歯髄への細菌の侵入路となるのはどれか。2つ選べ。

a 髄管
b 盲管
c 盲孔
d 管間側枝
e 根尖分岐

正解:AE
正答率:55.9%