歯科医師国家試験 過去問題

全身・口腔の構造と機能

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 110A-1

    細菌の細胞壁分解能を有するのはどれか。1つ選べ。

    a アミラーゼ
    b リゾチーム
    c ディフェンシン
    d ラクトフェリン
    e ペルオキシダーゼ

    79.9%
  3. 110A-9

    好中球の貪食活性を高めるのはどれか。1つ選べ。

    a IgA
    b IgD
    c IgE
    d IgG
    e IgM

    82.2%
  4. 110A-21

    外頭蓋底の3D-CT(別冊No.2)を別に示す。矢印で示す孔を通るのはどれか。1つ選べ。

    a 三叉神経
    b 顔面神経
    c 舌咽神経
    d 迷走神経
    e 舌下神経

    外頭蓋底の3 D-CT(別冊No.2)

    92.1%
  5. 110A-30

    第一鰓弓由来の筋はどれか。1つ選べ。

    a 口輪筋
    b 側頭筋
    c 舌骨舌筋
    d 茎突咽頭筋
    e 口蓋帆挙筋

    94.9%
  6. 110A-34

    正円孔があるのはどれか。1つ選べ。

    a 口蓋骨
    b 後頭骨
    c 上顎骨
    d 側頭骨
    e 蝶形骨

    97.1%
  7. 110A-35

    上顎中切歯の喪失によって大きく影響を受けるのはどれか。1つ選べ。

    a 鼻呼吸
    b 子音構音
    c 母音構音
    d 鼻咽腔閉鎖機能
    e 音声の共鳴周波数

    96.2%
  8. 110C-1

    8歳の女児。初診時の口腔内写真(別冊No.1A)と舌位置の模式図(別冊No.1B)を別に示す。
    嚥下開始時に予想されるのはどれか。1つ選べ。
    ※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    94.5%
  9. 110C-17

    CTにおける正常解剖構造の模式図(別冊No.3)を別に示す。咀嚼筋隙はどれか。1つ選べ。
    ※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    95.5%
  10. 110C-23

    血管平滑筋の収縮に関わるのはどれか。1つ選べ。

    a D1ドパミン受容体
    b μオピオイド受容体
    c M2ムスカリン受容体
    d α1アドレナリン受容体
    e β2アドレナリン受容体

    81.2%
  11. 110C-30

    硬化した普通石膏の結晶形状はどれか。1つ選べ。

    a 球状
    b 針状
    c 扇状
    d 板状
    e 樹枝状

    76.9%
  12. 110C-33

    Broca領域が司る機能はどれか。1つ選べ。

    a 嚥下
    b 嘔吐
    c 嗅覚
    d 発語
    e 味覚

    98.9%
  13. 111A-11

    上行大動脈から直接出るのはどれか。1つ選べ。

    a 冠状動脈
    b 椎骨動脈
    c 腕頭動脈
    d 左総頸動脈
    e 左鎖骨下動脈

    21.4%
  14. 111A-13

    栄養飢餓状態に陥ったとき、自己のタンパク質分解を行う細胞小器官はどれか。1つ選べ。

    a 核
    b ゴルジ体
    c 中心小体
    d リボソーム
    e オートファゴソーム

    72.8%
  15. 111B-6

    アミノ酸から合成されるのはどれか。1つ選べ。

    a ヒスタミン
    b アルドステロン
    c ロイコトリエン
    d 血小板活性化因子
    e プロスタグランジン

    77.0%
  16. 111C-3

    食塊形成を円滑にする唾液成分はどれか。1つ選べ。

    a ムチン
    b アミラーゼ
    c スタテリン
    d リゾチーム
    e ラクトフェリン

    98.0%
  17. 111C-20

    血圧を低下させるのはどれか。1つ選べ。

    a レニン
    b ヒスタミン
    c バソプレシン
    d アルドステロン
    e アンジオテンシンⅡ

    63.7%
  18. 111D-8

    口腔と同じ種類の上皮をもつのはどれか。1つ選べ。

    a 胃噴門部
    b 胃幽門部
    c 十二指腸球部
    d 左結腸曲
    e 直腸下端部

    51.5%
  19. 111D-16

    必須脂肪酸はどれか。1つ選べ。

    a 乳酸
    b リノール酸
    c パントテン酸
    d ヒアルロン酸
    e アスパラギン酸

    85.7%
  20. 111D-19

    下顎を後退させるのはどれか。1つ選べ。

    a 咬筋
    b 側頭筋
    c 外側翼突筋
    d 内側翼突筋
    e オトガイ舌筋

    62.1%
  21. 112A-5

    濾紙ディスク法による味覚検査で塩酸キニーネを用いて評価するのはどれか。1つ選べ。

    a 塩味
    b 甘味
    c 酸味
    d 苦味
    e うま味

    94.1%
  22. 112B-15

    耳下腺からの唾液分泌がほぼ停止するのはどれか。1つ選べ。

    a 安静
    b 運動
    c 食事
    d 睡眠
    e 発声

    60.5%
  23. 112B-20

    IgAについて正しいのはどれか。1つ選べ。

    a 5量体を形成する。
    b 血清中に存在する。
    c 胎盤通過性がある。
    d 金属アレルギーに関与する。
    e 4つのサブクラスが存在する。

    81.9%
  24. 112C-1

    胃内のpH上昇によって分泌が促進されるのはどれか。1つ選べ。

    a ガストリン
    b グルカゴン
    c セクレチン
    d ソマトスタチン
    e コレシストキニン

    86.6%
  25. 112C-4

    象牙質に最も多く含まれる非コラーゲン性タンパク質はどれか。1つ選べ。

    a ホスホホリン
    b オステオカルシン
    c オステオポンチン
    d 象牙質シアロタンパク質
    e 象牙質マトリックスタンパク質1

    70.8%
  26. 112C-15

    ヒト体細胞の常<相同>染色体数はどれか。1つ選べ。

    a 22本
    b 23本
    c 44本
    d 46本
    e 47本

    88.8%
  27. 112D-1

    二頭筋はどれか。1つ選べ。

    a 頰筋
    b 口輪筋
    c 側頭筋
    d 外側翼突筋
    e 内側翼突筋

    93.5%
  28. 112D-3

    舌根部を挙上して口峡を狭めるのはどれか。1つ選べ。

    a 横舌筋
    b 口蓋舌筋 
    c 上縦舌筋 
    d 舌骨舌筋 
    e オトガイ舌筋

    78.8%
  29. 112D-15

    開口運動中期に顎関節関節円板が移動する方向はどれか。1つ選べ。

    a 前上方
    b 前下方
    c 後上方
    d 後下方
    e 内下方

    75.3%
  30. 113A-16

    小腸の吸収上皮細胞において、分解されずに取り込まれるのはどれか。1つ選べ。

    a グルコース
    b スクロース
    c セルロース
    d グリコーゲン
    e デキストラン

    62.2%
  31. 113A-19

    筋紡錘中の錘内筋を収縮させるのはどれか。1つ選べ。

    a Aα線維
    b Αγ線維
    c Αδ線維
    d B線維
    e C線維

    69.6%
  32. 113B-8

    正常な上顎洞の粘膜上皮はどれか。1つ選べ。

    a 移行上皮
    b 重層扁平上皮
    c 多列線毛上皮
    d 単層円柱上皮
    e 単層扁平上皮

    91.0%
  33. 113B-13

    神経伝達物質はどれか。1つ選べ。

    a バリン
    b アラニン
    c グリシン
    d チロシン
    e スレオニン

    45.4%
  34. 113C-1

    形質細胞に分化するのはどれか。1つ選べ。

    a B細胞
    b 好中球
    c 樹状細胞
    d 肥満細胞
    e マクロファージ

    95.0%
  35. 113C-3

    肝臓で合成されるのはどれか。1つ選べ。

    a 尿素
    b 葉酸
    c レニン
    d トリプシン
    e クレアチニン

    43.9%
  36. 113C-14

    2根管性の単根で、根管間をつなぐ連絡路はどれか。1つ選べ。

    a 側枝
    b フィン
    c 根尖分岐
    d 根尖狭窄部
    e 根管イスムス

    92.1%
  37. 113D-4

    骨芽細胞が産生するのはどれか。1つ選べ。

    a ムチン
    b ケラチン
    c アグリカン
    d アメロゲニン
    e I型コラーゲン

    84.1%
  38. 113D-8

    プリン体の代謝産物はどれか。1つ選べ。

    a 乳酸
    b 尿酸
    c リン酸
    d ビリルビン
    e サイログロブリン

    97.1%
  39. 114A-5

    コラーゲンの三本鎖らせん構造を安定させるのはどれか。1つ選べ。

    a リシン
    b アラニン
    c グリシン
    d プロリン
    e グルタミン

    56.0%
  40. 114A-10

    舌の分界溝に開口するのはどれか。1つ選べ。(回答なし)

    a 脂腺
    b 後舌腺
    c Ebner 腺
    d アポクリン腺
    e Blandin-Nuhn 腺

    %
  41. 114B-2

    心機能を低下させる自律神経節前線維が出るのはどれか。1つ選べ。

    a 中脳
    b 延髄
    c 頸髄
    d 胸髄
    e 仙髄

    69.5%
  42. 114B-10

    解糖系が働く部位はどれか。1つ選べ。

    a ゴルジ装置
    b 細胞質基質
    c 粗面小胞体
    d リソソーム
    e ミトコンドリア

    51.4%
  43. 114B-17

    頸部郭清術変法(保存的・機能的)の術中写真(別冊No.1)を別に示す。

    筋鉤で牽引している筋を支配する神経(矢印)はどれか。1つ選べ。

    a 副神経
    b 頸横神経
    c 舌下神経
    d 迷走神経
    e 大耳介神経

    頸部郭清術変法(保存的・機能的)の術中写真

    63.7%
  44. 114C-10

    頸部の骨表示CT横断像(別冊No.1)を別に示す。矢印で示す構造はどれか。1つ選べ。

    a 舌骨
    b 口蓋垂
    c 喉頭蓋
    d 舌扁桃
    e 披裂軟骨

    頸部の骨表示CT横断像

    76.0%
  45. 114C-17

    血管平滑筋を収縮させるのはどれか。1つ選べ。

    a コリンエステラーゼ
    b アデニル酸シクラーゼ
    c ミオシン軽鎖キナーゼ
    d プロテインキナーゼA
    e アルカリホスファターゼ

    32.1%
  46. 114C-19

    カテコラミンはどれか。1つ選べ。

    a グルカゴン
    b アドレナリン
    c エストロゲン
    d オキシトシン
    e カルシトニン

    95.5%
  47. 114D-4

    粘膜上皮細胞と結合組織を結合するための構造はどれか。1つ選べ。

    a 接着結合
    b 密着結合
    c ギャップ結合
    d デスモゾーム
    e へミデスモゾーム

    79.0%
  48. 114D-9

    ウイルスに感染した上皮細胞を直接傷害するのはどれか。1つ選べ。

    a 顆粒球
    b NK細胞
    c 樹状細胞
    d 肥満細胞
    e マクロファージ

    86.9%
  49. 114D-20

    骨芽細胞の分化を促進する分子はどれか。1つ選べ。

    a BMP-2
    b Cathepsin K
    c IL-1
    d RANKL
    e Sclerostin

    75.2%
  50. 115A-1

    ウイルス感染症の初回感染で最初に誘導されるのはどれか。1つ選べ。

    a IgA
    b IgD
    c IgE
    d IgG
    e IgM

    92.2%
  51. 115A-9

    重層扁平上皮をもつのはどれか。1つ選べ。

    a 食道粘膜
    b 細気管支粘膜
    c 空腸粘膜
    d 卵管粘膜
    e 尿管粘膜

    98.1%
  52. 115A-11

    心臓に最も腹腔側で接続するのはどれか。1つ選べ。

    a 肺静脈
    b 肺動脈
    c 下大静脈
    d 上大静脈
    e 上行大動脈

    52.0%
  53. 115B-4

    骨粗鬆症が高齢女性に起きやすいことに関与するのはどれか。1つ選べ。

    a ガストリン
    b メラトニン
    c エストロゲン
    d バソプレシン
    e テストステロン

    99.5%
  54. 115B-6

    唾液腺腺房細胞からタンパク質の分泌を促進するのはどれか。1つ選べ。

    a ドパミン
    b セロトニン
    c ヒスタミン
    d アセチルコリン
    e ノルアドレナリン

    48.4%
  55. 115B-12

    プロスタグランジンの前駆体はどれか。1つ選べ。

    a オレイン酸
    b アラキドン酸
    c ステアリン酸
    d ミリスチン酸
    e ドコサヘキサエン酸

    99.1%
  56. 115C-4

    胃酸分泌を促進するのはどれか。1つ選べ。

    a ガストリン
    b セクレチン
    c ソマトスタチン
    d コレシストキニン
    e ノルアドレナリン

    97.1%
  57. 115C-17

    タンパク質の糖鎖付加が行われるのはどれか。1つ選べ。

    a 核
    b 中心体
    c ゴルジ装置
    d リボソーム
    e ミトコンドリア

    91.6%
  58. 115C-20

    歯(FDI歯式)と標準的な根管数の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

       歯        根管数
    a 51────3
    b 54────3
    c 65────1
    d 73────2
    e 85────2

    49.0%
  59. 115D-2

    伝導速度が最も速いのはどれか。1つ選べ。

    a 舌の温覚を伝える感覚神経線維
    b 歯髄の痛覚を伝える感覚神経線維
    c 顎下腺を支配する交感神経節前線維
    d 顎二腹筋を収縮させる運動神経線維
    e 耳下腺を支配する副交感神経節後線維

    62.2%
  60. 115D-14

    下顎辺縁切除後の術中写真(別冊No.1)を別に示す。矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

    a 舌神経
    b 舌動脈
    c 舌下神経
    d 下歯槽神経
    e Wharton管

    術中写真

    57.2%
  61. 115D-19

    大腿四頭筋に存在する筋紡錘からの求心性ニューロンの細胞体があるのはどれか。1つ選べ。

    a 脊髄前角
    b 脊髄側角
    c 脊髄後角
    d 交感神経幹
    e 脊髄神経節

    23.9%
  62. 116A-2

    歯肉溝滲出液中の抗体で最も多いのはどれか。1つ選べ。

    a IgA
    b IgD
    c IgE
    d IgG
    e IgM

    69.3%
  63. 116A-8

    筋小胞体から放出されて筋収縮を起こすのはどれか。1つ選べ。

    a Cl-
    b Na+
    c Ca2+
    d Mg2+
    e HCO3-

    98.7%
  64. 116A-14

    内外2層のリン脂質二重層で囲まれ、膜間腔を有するのはどれか。1つ選べ。

    a ゴルジ装置
    b 粗面小胞体
    c リソソーム
    d リボソーム
    e ミトコンドリア

    88.0%
  65. 116A-18

    舌半側の萎縮と舌前方突出時の萎縮側への偏位を認める。

    障害されているのはどれか。1つ選べ。

    a 顔面神経
    b 舌咽神経
    c 迷走神経
    d 副神経
    e 舌下神経

    98.6%
  66. 116B-4

    右側頸部郭清の術中写真(別冊No.3)を別に示す。

    矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

    a 舌神経
    b 顔面神経
    c 舌下神経
    d 大耳介神経
    e オトガイ神経

    右側頸部郭清の術中写真

    68.2%
  67. 116B-5

    横紋筋を構造に含むのはどれか。1つ選べ。

    a 胃
    b 気管
    c 子宮
    d 直腸
    e 横隔膜

    58.7%
  68. 116C-2

    脂肪を乳化するのはどれか。1つ選べ。

    a 胆汁酸
    b ペプシン
    c リパーゼ
    d アミラーゼ
    e ビリルビン

    72.9%
  69. 116C-10

    中咽頭の上皮はどれか。1つ選べ。

    a 移行上皮
    b 重層扁平上皮
    c 多列線毛上皮
    d 単層扁平上皮
    e 単層立方上皮

    88.5%
  70. 116D-6

    炎症時に肥満細胞から放出されるケミカルメディエーターはどれか。1つ選べ。

    a IL-2
    b TNF-α
    c 活性酸素
    d ヒスタミン
    e ブラジキニン

     

    92.0%
  71. 116D-11

    血管を拡張させるのはどれか。1つ選べ。

    a エンドセリン
    b バソプレシン
    c アルドステロン
    d 一酸化窒素<NO>
    e トロンボキサンA2

    65.6%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:110A-1

細菌の細胞壁分解能を有するのはどれか。1つ選べ。

a アミラーゼ
b リゾチーム
c ディフェンシン
d ラクトフェリン
e ペルオキシダーゼ

正解:B
正答率:79.9%
問題番号:110A-9

好中球の貪食活性を高めるのはどれか。1つ選べ。

a IgA
b IgD
c IgE
d IgG
e IgM

正解:D
正答率:82.2%
問題番号:110A-21

外頭蓋底の3D-CT(別冊No.2)を別に示す。矢印で示す孔を通るのはどれか。1つ選べ。

a 三叉神経
b 顔面神経
c 舌咽神経
d 迷走神経
e 舌下神経

外頭蓋底の3 D-CT(別冊No.2)

正解:B
正答率:92.1%
問題番号:110A-30

第一鰓弓由来の筋はどれか。1つ選べ。

a 口輪筋
b 側頭筋
c 舌骨舌筋
d 茎突咽頭筋
e 口蓋帆挙筋

正解:B
正答率:94.9%
問題番号:110A-34

正円孔があるのはどれか。1つ選べ。

a 口蓋骨
b 後頭骨
c 上顎骨
d 側頭骨
e 蝶形骨

正解:E
正答率:97.1%
問題番号:110A-35

上顎中切歯の喪失によって大きく影響を受けるのはどれか。1つ選べ。

a 鼻呼吸
b 子音構音
c 母音構音
d 鼻咽腔閉鎖機能
e 音声の共鳴周波数

正解:B
正答率:96.2%
問題番号:110C-1

8歳の女児。初診時の口腔内写真(別冊No.1A)と舌位置の模式図(別冊No.1B)を別に示す。
嚥下開始時に予想されるのはどれか。1つ選べ。
※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

正解:B
正答率:94.5%
問題番号:110C-17

CTにおける正常解剖構造の模式図(別冊No.3)を別に示す。咀嚼筋隙はどれか。1つ選べ。
※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

正解:E
正答率:95.5%
問題番号:110C-23

血管平滑筋の収縮に関わるのはどれか。1つ選べ。

a D1ドパミン受容体
b μオピオイド受容体
c M2ムスカリン受容体
d α1アドレナリン受容体
e β2アドレナリン受容体

正解:D
正答率:81.2%
問題番号:110C-30

硬化した普通石膏の結晶形状はどれか。1つ選べ。

a 球状
b 針状
c 扇状
d 板状
e 樹枝状

正解:B
正答率:76.9%
問題番号:110C-33

Broca領域が司る機能はどれか。1つ選べ。

a 嚥下
b 嘔吐
c 嗅覚
d 発語
e 味覚

正解:D
正答率:98.9%
問題番号:111A-11

上行大動脈から直接出るのはどれか。1つ選べ。

a 冠状動脈
b 椎骨動脈
c 腕頭動脈
d 左総頸動脈
e 左鎖骨下動脈

正解:A
正答率:21.4%
問題番号:111A-13

栄養飢餓状態に陥ったとき、自己のタンパク質分解を行う細胞小器官はどれか。1つ選べ。

a 核
b ゴルジ体
c 中心小体
d リボソーム
e オートファゴソーム

正解:E
正答率:72.8%
問題番号:111B-6

アミノ酸から合成されるのはどれか。1つ選べ。

a ヒスタミン
b アルドステロン
c ロイコトリエン
d 血小板活性化因子
e プロスタグランジン

正解:A
正答率:77.0%
問題番号:111C-3

食塊形成を円滑にする唾液成分はどれか。1つ選べ。

a ムチン
b アミラーゼ
c スタテリン
d リゾチーム
e ラクトフェリン

正解:A
正答率:98.0%
問題番号:111C-20

血圧を低下させるのはどれか。1つ選べ。

a レニン
b ヒスタミン
c バソプレシン
d アルドステロン
e アンジオテンシンⅡ

正解:B
正答率:63.7%
問題番号:111D-8

口腔と同じ種類の上皮をもつのはどれか。1つ選べ。

a 胃噴門部
b 胃幽門部
c 十二指腸球部
d 左結腸曲
e 直腸下端部

正解:E
正答率:51.5%
問題番号:111D-16

必須脂肪酸はどれか。1つ選べ。

a 乳酸
b リノール酸
c パントテン酸
d ヒアルロン酸
e アスパラギン酸

正解:B
正答率:85.7%
問題番号:111D-19

下顎を後退させるのはどれか。1つ選べ。

a 咬筋
b 側頭筋
c 外側翼突筋
d 内側翼突筋
e オトガイ舌筋

正解:B
正答率:62.1%
問題番号:112A-5

濾紙ディスク法による味覚検査で塩酸キニーネを用いて評価するのはどれか。1つ選べ。

a 塩味
b 甘味
c 酸味
d 苦味
e うま味

正解:D
正答率:94.1%
問題番号:112B-15

耳下腺からの唾液分泌がほぼ停止するのはどれか。1つ選べ。

a 安静
b 運動
c 食事
d 睡眠
e 発声

正解:D
正答率:60.5%
問題番号:112B-20

IgAについて正しいのはどれか。1つ選べ。

a 5量体を形成する。
b 血清中に存在する。
c 胎盤通過性がある。
d 金属アレルギーに関与する。
e 4つのサブクラスが存在する。

正解:B
正答率:81.9%
問題番号:112C-1

胃内のpH上昇によって分泌が促進されるのはどれか。1つ選べ。

a ガストリン
b グルカゴン
c セクレチン
d ソマトスタチン
e コレシストキニン

正解:A
正答率:86.6%
問題番号:112C-4

象牙質に最も多く含まれる非コラーゲン性タンパク質はどれか。1つ選べ。

a ホスホホリン
b オステオカルシン
c オステオポンチン
d 象牙質シアロタンパク質
e 象牙質マトリックスタンパク質1

正解:A
正答率:70.8%
問題番号:112C-15

ヒト体細胞の常<相同>染色体数はどれか。1つ選べ。

a 22本
b 23本
c 44本
d 46本
e 47本

正解:C
正答率:88.8%
問題番号:112D-1

二頭筋はどれか。1つ選べ。

a 頰筋
b 口輪筋
c 側頭筋
d 外側翼突筋
e 内側翼突筋

正解:D
正答率:93.5%
問題番号:112D-3

舌根部を挙上して口峡を狭めるのはどれか。1つ選べ。

a 横舌筋
b 口蓋舌筋 
c 上縦舌筋 
d 舌骨舌筋 
e オトガイ舌筋

正解:B
正答率:78.8%
問題番号:112D-15

開口運動中期に顎関節関節円板が移動する方向はどれか。1つ選べ。

a 前上方
b 前下方
c 後上方
d 後下方
e 内下方

正解:B
正答率:75.3%
問題番号:113A-16

小腸の吸収上皮細胞において、分解されずに取り込まれるのはどれか。1つ選べ。

a グルコース
b スクロース
c セルロース
d グリコーゲン
e デキストラン

正解:A
正答率:62.2%
問題番号:113A-19

筋紡錘中の錘内筋を収縮させるのはどれか。1つ選べ。

a Aα線維
b Αγ線維
c Αδ線維
d B線維
e C線維

正解:B
正答率:69.6%
問題番号:113B-8

正常な上顎洞の粘膜上皮はどれか。1つ選べ。

a 移行上皮
b 重層扁平上皮
c 多列線毛上皮
d 単層円柱上皮
e 単層扁平上皮

正解:C
正答率:91.0%
問題番号:113B-13

神経伝達物質はどれか。1つ選べ。

a バリン
b アラニン
c グリシン
d チロシン
e スレオニン

正解:C
正答率:45.4%
問題番号:113C-1

形質細胞に分化するのはどれか。1つ選べ。

a B細胞
b 好中球
c 樹状細胞
d 肥満細胞
e マクロファージ

正解:A
正答率:95.0%
問題番号:113C-3

肝臓で合成されるのはどれか。1つ選べ。

a 尿素
b 葉酸
c レニン
d トリプシン
e クレアチニン

正解:A
正答率:43.9%
問題番号:113C-14

2根管性の単根で、根管間をつなぐ連絡路はどれか。1つ選べ。

a 側枝
b フィン
c 根尖分岐
d 根尖狭窄部
e 根管イスムス

正解:A or E
正答率:92.1%
問題番号:113D-4

骨芽細胞が産生するのはどれか。1つ選べ。

a ムチン
b ケラチン
c アグリカン
d アメロゲニン
e I型コラーゲン

正解:E
正答率:84.1%
問題番号:113D-8

プリン体の代謝産物はどれか。1つ選べ。

a 乳酸
b 尿酸
c リン酸
d ビリルビン
e サイログロブリン

正解:B
正答率:97.1%
問題番号:114A-5

コラーゲンの三本鎖らせん構造を安定させるのはどれか。1つ選べ。

a リシン
b アラニン
c グリシン
d プロリン
e グルタミン

正解:C
正答率:56.0%
問題番号:114A-10

舌の分界溝に開口するのはどれか。1つ選べ。(回答なし)

a 脂腺
b 後舌腺
c Ebner 腺
d アポクリン腺
e Blandin-Nuhn 腺

正解:(解答なし)
正答率:%
問題番号:114B-2

心機能を低下させる自律神経節前線維が出るのはどれか。1つ選べ。

a 中脳
b 延髄
c 頸髄
d 胸髄
e 仙髄

正解:B
正答率:69.5%
問題番号:114B-10

解糖系が働く部位はどれか。1つ選べ。

a ゴルジ装置
b 細胞質基質
c 粗面小胞体
d リソソーム
e ミトコンドリア

正解:B
正答率:51.4%
問題番号:114B-17

頸部郭清術変法(保存的・機能的)の術中写真(別冊No.1)を別に示す。

筋鉤で牽引している筋を支配する神経(矢印)はどれか。1つ選べ。

a 副神経
b 頸横神経
c 舌下神経
d 迷走神経
e 大耳介神経

頸部郭清術変法(保存的・機能的)の術中写真

正解:A
正答率:63.7%
問題番号:114C-10

頸部の骨表示CT横断像(別冊No.1)を別に示す。矢印で示す構造はどれか。1つ選べ。

a 舌骨
b 口蓋垂
c 喉頭蓋
d 舌扁桃
e 披裂軟骨

頸部の骨表示CT横断像

正解:C
正答率:76.0%
問題番号:114C-17

血管平滑筋を収縮させるのはどれか。1つ選べ。

a コリンエステラーゼ
b アデニル酸シクラーゼ
c ミオシン軽鎖キナーゼ
d プロテインキナーゼA
e アルカリホスファターゼ

正解:C
正答率:32.1%
問題番号:114C-19

カテコラミンはどれか。1つ選べ。

a グルカゴン
b アドレナリン
c エストロゲン
d オキシトシン
e カルシトニン

正解:B
正答率:95.5%
問題番号:114D-4

粘膜上皮細胞と結合組織を結合するための構造はどれか。1つ選べ。

a 接着結合
b 密着結合
c ギャップ結合
d デスモゾーム
e へミデスモゾーム

正解:E
正答率:79.0%
問題番号:114D-9

ウイルスに感染した上皮細胞を直接傷害するのはどれか。1つ選べ。

a 顆粒球
b NK細胞
c 樹状細胞
d 肥満細胞
e マクロファージ

正解:B
正答率:86.9%
問題番号:114D-20

骨芽細胞の分化を促進する分子はどれか。1つ選べ。

a BMP-2
b Cathepsin K
c IL-1
d RANKL
e Sclerostin

正解:A
正答率:75.2%
問題番号:115A-1

ウイルス感染症の初回感染で最初に誘導されるのはどれか。1つ選べ。

a IgA
b IgD
c IgE
d IgG
e IgM

正解:E
正答率:92.2%
問題番号:115A-9

重層扁平上皮をもつのはどれか。1つ選べ。

a 食道粘膜
b 細気管支粘膜
c 空腸粘膜
d 卵管粘膜
e 尿管粘膜

正解:A
正答率:98.1%
問題番号:115A-11

心臓に最も腹腔側で接続するのはどれか。1つ選べ。

a 肺静脈
b 肺動脈
c 下大静脈
d 上大静脈
e 上行大動脈

正解:C
正答率:52.0%
問題番号:115B-4

骨粗鬆症が高齢女性に起きやすいことに関与するのはどれか。1つ選べ。

a ガストリン
b メラトニン
c エストロゲン
d バソプレシン
e テストステロン

正解:C
正答率:99.5%
問題番号:115B-6

唾液腺腺房細胞からタンパク質の分泌を促進するのはどれか。1つ選べ。

a ドパミン
b セロトニン
c ヒスタミン
d アセチルコリン
e ノルアドレナリン

正解:E
正答率:48.4%
問題番号:115B-12

プロスタグランジンの前駆体はどれか。1つ選べ。

a オレイン酸
b アラキドン酸
c ステアリン酸
d ミリスチン酸
e ドコサヘキサエン酸

正解:B
正答率:99.1%
問題番号:115C-4

胃酸分泌を促進するのはどれか。1つ選べ。

a ガストリン
b セクレチン
c ソマトスタチン
d コレシストキニン
e ノルアドレナリン

正解:A
正答率:97.1%
問題番号:115C-17

タンパク質の糖鎖付加が行われるのはどれか。1つ選べ。

a 核
b 中心体
c ゴルジ装置
d リボソーム
e ミトコンドリア

正解:C
正答率:91.6%
問題番号:115C-20

歯(FDI歯式)と標準的な根管数の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

   歯        根管数
a 51────3
b 54────3
c 65────1
d 73────2
e 85────2

正解:B
正答率:49.0%
問題番号:115D-2

伝導速度が最も速いのはどれか。1つ選べ。

a 舌の温覚を伝える感覚神経線維
b 歯髄の痛覚を伝える感覚神経線維
c 顎下腺を支配する交感神経節前線維
d 顎二腹筋を収縮させる運動神経線維
e 耳下腺を支配する副交感神経節後線維

正解:D
正答率:62.2%
問題番号:115D-14

下顎辺縁切除後の術中写真(別冊No.1)を別に示す。矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

a 舌神経
b 舌動脈
c 舌下神経
d 下歯槽神経
e Wharton管

術中写真

正解:A
正答率:57.2%
問題番号:115D-19

大腿四頭筋に存在する筋紡錘からの求心性ニューロンの細胞体があるのはどれか。1つ選べ。

a 脊髄前角
b 脊髄側角
c 脊髄後角
d 交感神経幹
e 脊髄神経節

正解:E
正答率:23.9%
問題番号:116A-2

歯肉溝滲出液中の抗体で最も多いのはどれか。1つ選べ。

a IgA
b IgD
c IgE
d IgG
e IgM

正解:D
正答率:69.3%
問題番号:116A-8

筋小胞体から放出されて筋収縮を起こすのはどれか。1つ選べ。

a Cl-
b Na+
c Ca2+
d Mg2+
e HCO3-

正解:C
正答率:98.7%
問題番号:116A-14

内外2層のリン脂質二重層で囲まれ、膜間腔を有するのはどれか。1つ選べ。

a ゴルジ装置
b 粗面小胞体
c リソソーム
d リボソーム
e ミトコンドリア

正解:E
正答率:88.0%
問題番号:116A-18

舌半側の萎縮と舌前方突出時の萎縮側への偏位を認める。

障害されているのはどれか。1つ選べ。

a 顔面神経
b 舌咽神経
c 迷走神経
d 副神経
e 舌下神経

正解:E
正答率:98.6%
問題番号:116B-4

右側頸部郭清の術中写真(別冊No.3)を別に示す。

矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

a 舌神経
b 顔面神経
c 舌下神経
d 大耳介神経
e オトガイ神経

右側頸部郭清の術中写真

正解:B
正答率:68.2%
問題番号:116B-5

横紋筋を構造に含むのはどれか。1つ選べ。

a 胃
b 気管
c 子宮
d 直腸
e 横隔膜

正解:E
正答率:58.7%
問題番号:116C-2

脂肪を乳化するのはどれか。1つ選べ。

a 胆汁酸
b ペプシン
c リパーゼ
d アミラーゼ
e ビリルビン

正解:A
正答率:72.9%
問題番号:116C-10

中咽頭の上皮はどれか。1つ選べ。

a 移行上皮
b 重層扁平上皮
c 多列線毛上皮
d 単層扁平上皮
e 単層立方上皮

正解:B
正答率:88.5%
問題番号:116D-6

炎症時に肥満細胞から放出されるケミカルメディエーターはどれか。1つ選べ。

a IL-2
b TNF-α
c 活性酸素
d ヒスタミン
e ブラジキニン

 

正解:D
正答率:92.0%
問題番号:116D-11

血管を拡張させるのはどれか。1つ選べ。

a エンドセリン
b バソプレシン
c アルドステロン
d 一酸化窒素<NO>
e トロンボキサンA2

正解:D
正答率:65.6%