過去問題目次
高齢者の栄養評価で用いられるSGA<Subjective Global Assessment>で利用される指標はどれか。1つ選べ。
a 総蛋白量
b 体重変化
c 上腕筋面積
d Body Mass Index
e 血清アルブミン値
75歳の男性。食事摂取の困難を主訴として、介護老人福祉施設から訪問歯科診療の依頼があった。
約1か月前から食事時間が延長し、摂取量は著しく減少しているという。
認知症はあるが他に特記すべき疾患はない。
BMIは18.1であった。使用中の義歯に問題はなかった。
食事観察では、隣席の入所者の動きに気をとられ、しばしば食事を中断していた。過去1年間の体重変化を図に示す。
適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 経過を観察する。
b 胃瘻の造設を勧める。
c 嚥下機能訓練を行う。
d 声かけをして食事を促す。
e 栄養補助食品の摂取を勧める。
栄養アセスメントで用いられる指標はどれか。2つ選べ。
a BMI
b HbA1c
c MMSE
d PT-INR
e SGA
75歳の男性。高齢者歯科健診を受診した。
1日1食しか食べないことが多く、3か月前と比較して体重が3kg減少したという。
破損した部分床義歯を使用しており、咀嚼機能の低下が認められた。
要介護認定を受けておらず、独居で生活している。
健診後の保健指導において患者に推奨すべきなのはどれか。2つ選べ。
a 保健所での相談
b 歯科医療機関への受診
c 地域活動支援センターでの相談
d 地域包括支援センターでの相談
e 訪問看護ステーションでの相談
89歳の男性。食事量が減ったことを主訴として訪問歯科診療の依頼があった。
肺炎の既往がある。
訪問時に行った検査の写真(別冊No.17)を別に示す。
この検査で推定できるのはどれか。2つ選べ。
a 体重
b 筋肉量
c 骨密度
d 水分量
e 歩行速度
栄養投与経路を選択する際のフローチャートを示す。
ウはどれか。1つ選べ。
a 経口栄養
b 胃・腸瘻栄養
c 経鼻経管栄養
d 中心静脈栄養
e 末梢静脈栄養
胃管挿入時に生じるインシデントのうち、継発症の重篤化を考慮して特に注意すべきなのはどれか。1つ選べ。
a 歯の損傷
b 顎関節脱臼
c 咽頭粘膜の損傷
d 気管への誤挿入
e 反回神経の損傷
要介護高齢者において低栄養が疑われるのはどれか。2つ選べ。
a BMI :17.0
b 総タンパク<TP> :7.5g/dL
c アルブミン<Alb> :3.1g/dL
d トリグリセリド<TG> :100 mg/dL
e 総コレステロール<TC> :170 mg/dL
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:110C-77 |
高齢者の栄養評価で用いられるSGA<Subjective Global Assessment>で利用される指標はどれか。1つ選べ。 a 総蛋白量
正解:B
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正答率:35.9%
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問題番号:111B-80 |
75歳の男性。食事摂取の困難を主訴として、介護老人福祉施設から訪問歯科診療の依頼があった。 適切な対応はどれか。2つ選べ。 a 経過を観察する。
正解:DE
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正答率:66.6%
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問題番号:111D-31 |
栄養アセスメントで用いられる指標はどれか。2つ選べ。 a BMI
正解:AE
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正答率:90.1%
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問題番号:112B-59 |
75歳の男性。高齢者歯科健診を受診した。 健診後の保健指導において患者に推奨すべきなのはどれか。2つ選べ。 a 保健所での相談
正解:BD
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正答率:91.9%
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問題番号:112D-70 |
89歳の男性。食事量が減ったことを主訴として訪問歯科診療の依頼があった。 この検査で推定できるのはどれか。2つ選べ。 a 体重
正解:AB
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正答率:39.6%
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問題番号:113A-25 |
栄養投与経路を選択する際のフローチャートを示す。 ウはどれか。1つ選べ。 a 経口栄養
正解:B
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正答率:95.1%
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問題番号:113B-24 |
胃管挿入時に生じるインシデントのうち、継発症の重篤化を考慮して特に注意すべきなのはどれか。1つ選べ。 a 歯の損傷
正解:D
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正答率:65.0%
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問題番号:116D-33 |
要介護高齢者において低栄養が疑われるのはどれか。2つ選べ。 a BMI :17.0
正解:AC
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正答率:83.9%
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