歯科医師国家試験 過去問題

加齢による全身の変化

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 110B-36

    85歳の男性。摂食・嚥下障害を主訴として、訪問歯科診療の依頼があった。
    半年の間に10%の体重減少を示し、歩行は困難である。患者の舌上には食物残渣がみられる。訪問時の下肢の写真(別冊No.32)を別に示す。
    この患者の状態を示すのはどれか。1つ選べ。

    a アカラシア
    b ジストニア
    c サルコペニア
    d ジスキネジア
    e ディスアスリア

    訪問時の下肢の写真

    93.1%
  3. 111B-25

    サルコペニアの診断に用いるのはどれか。2つ選べ。

    a 握力
    b 腹囲
    c 血糖値
    d 歩行速度
    e 血清アルブミン値

    93.5%
  4. 111C-52

    85歳の男性。訪問歯科診療の依頼があった。長期の喫煙歴がある。
    訪問時の患者の写真(別冊No.7A)と下顔面の写真(別冊No.7B)及び使用機器の写真(別冊No.7C)を別に示す。

    この機器はどれか。1つ選べ。

    a 酸素濃縮器
    b 人工呼吸器
    c カプノメータ
    d ネブライザー
    e パルスオキシメータ

    訪問時の患者の写真(別冊No.7A)と下顔面の写真(別冊No.7B)及び使用機器の写真(別冊No.7C)

    92.1%
  5. 112D-29

    廃用症候群でみられるのはどれか。3つ選べ。

    a 褥瘡
    b 筋固縮
    c 関節拘縮
    d 常同運動
    e 起立性低血圧

    10.1%
  6. 113A-30

    高齢のうつ病患者によくみられるのはどれか。2つ選べ。

    a 幻聴
    b 振戦
    c 不安
    d 焦燥感
    e パニック症状

    57.6%
  7. 113D-33

    フレイルの診断に用いるのはどれか。すべて選べ。

    a 握力
    b 体重
    c 歩行速度
    d 身体活動量
    e 口腔衛生状態

    59.6%
  8. 115A-65

    高齢者において、運動器の障害のため移動機能が低下した状態を(①)、心身の機能が低下した状態を(②)という。

    ( )に入る語句の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

       ①              ②
    a フレイル──────────サルコペニア
    b フレイル──────────ロコモティブシンドローム
    c サルコペニア────────ロコモティブシンドローム
    d ロコモティブシンドローム───フレイル
    e ロコモティブシンドローム───サルコペニア

    63.8%
  9. 115B-57

    口腔機能低下症が疑われる患者に対して行う検査はどれか。3つ選べ。

    a 舌圧検査
    b 顎運動検査
    c 咬合力検査
    d パラトグラム検査
    e オーラルディアドコキネシス

    90.1%
  10. 115D-76

    自宅療養をしている慢性閉塞性肺疾患の高齢患者に対する訪問歯科診療中の写真(別冊No.25)を別に示す。

    歯科治療中に継続的に使用すべきなのはどれか。2つ選べ。

    a 脳血流計
    b モニタ心電図
    c サーモグラフィ
    d スパイロメータ
    e パルスオキシメータ

    訪問歯科診療中の写真

     

    65.6%
  11. 116A-42

    フレイルの診断項目に含まれるのはどれか。すべて選べ。

    a 握力
    b 体重
    c 易疲労
    d 口腔衛生状態
    e 日常生活活動量

    75.0%
  12. 116C-65

    老年期の疾患の特徴はどれか。2つ選べ。

    a 個人差が小さい。
    b 完治が困難である。
    c 複数の疾患を併発する。
    d 環境要因に左右されにくい。
    e 治療に対する反応性が高い。

    98.2%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:110B-36

85歳の男性。摂食・嚥下障害を主訴として、訪問歯科診療の依頼があった。
半年の間に10%の体重減少を示し、歩行は困難である。患者の舌上には食物残渣がみられる。訪問時の下肢の写真(別冊No.32)を別に示す。
この患者の状態を示すのはどれか。1つ選べ。

a アカラシア
b ジストニア
c サルコペニア
d ジスキネジア
e ディスアスリア

訪問時の下肢の写真

正解:C
正答率:93.1%
問題番号:111B-25

サルコペニアの診断に用いるのはどれか。2つ選べ。

a 握力
b 腹囲
c 血糖値
d 歩行速度
e 血清アルブミン値

正解:AD
正答率:93.5%
問題番号:111C-52

85歳の男性。訪問歯科診療の依頼があった。長期の喫煙歴がある。
訪問時の患者の写真(別冊No.7A)と下顔面の写真(別冊No.7B)及び使用機器の写真(別冊No.7C)を別に示す。

この機器はどれか。1つ選べ。

a 酸素濃縮器
b 人工呼吸器
c カプノメータ
d ネブライザー
e パルスオキシメータ

訪問時の患者の写真(別冊No.7A)と下顔面の写真(別冊No.7B)及び使用機器の写真(別冊No.7C)

正解:A
正答率:92.1%
問題番号:112D-29

廃用症候群でみられるのはどれか。3つ選べ。

a 褥瘡
b 筋固縮
c 関節拘縮
d 常同運動
e 起立性低血圧

正解:ACE
正答率:10.1%
問題番号:113A-30

高齢のうつ病患者によくみられるのはどれか。2つ選べ。

a 幻聴
b 振戦
c 不安
d 焦燥感
e パニック症状

正解:CD
正答率:57.6%
問題番号:113D-33

フレイルの診断に用いるのはどれか。すべて選べ。

a 握力
b 体重
c 歩行速度
d 身体活動量
e 口腔衛生状態

正解:ABCD
正答率:59.6%
問題番号:115A-65

高齢者において、運動器の障害のため移動機能が低下した状態を(①)、心身の機能が低下した状態を(②)という。

( )に入る語句の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

   ①              ②
a フレイル──────────サルコペニア
b フレイル──────────ロコモティブシンドローム
c サルコペニア────────ロコモティブシンドローム
d ロコモティブシンドローム───フレイル
e ロコモティブシンドローム───サルコペニア

正解:D
正答率:63.8%
問題番号:115B-57

口腔機能低下症が疑われる患者に対して行う検査はどれか。3つ選べ。

a 舌圧検査
b 顎運動検査
c 咬合力検査
d パラトグラム検査
e オーラルディアドコキネシス

正解:ACE
正答率:90.1%
問題番号:115D-76

自宅療養をしている慢性閉塞性肺疾患の高齢患者に対する訪問歯科診療中の写真(別冊No.25)を別に示す。

歯科治療中に継続的に使用すべきなのはどれか。2つ選べ。

a 脳血流計
b モニタ心電図
c サーモグラフィ
d スパイロメータ
e パルスオキシメータ

訪問歯科診療中の写真

 

正解:BE
正答率:65.6%
問題番号:116A-42

フレイルの診断項目に含まれるのはどれか。すべて選べ。

a 握力
b 体重
c 易疲労
d 口腔衛生状態
e 日常生活活動量

正解:ABCE
正答率:75.0%
問題番号:116C-65

老年期の疾患の特徴はどれか。2つ選べ。

a 個人差が小さい。
b 完治が困難である。
c 複数の疾患を併発する。
d 環境要因に左右されにくい。
e 治療に対する反応性が高い。

正解:BC
正答率:98.2%