【最新版】歯学部偏差値一覧!私立・国公立歯学部の難易度は?

  • 公開日:2024.01.11
  • 更新日:2024.01.11
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【最新版】歯学部偏差値一覧!私立・国公立歯学部の難易度は?
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歯学部の偏差値ってどれくらい?

数多くある歯学部ですが、

  • どの大学へ入学した方が良いのか?
  • どの大学へ入学する事ができるのか?
  • 各大学の偏差値はどのくらいなのか

知りたいと思いませんか?

2023年現時点において、歯学部は全国に29校あります。

その内訳は、国公立大学12校(国立11校、公立1校)と私立大学17校であり、大学によって偏差値レベルがさまざまです。

このページでは、2023年度の歯学部偏差値ランキングを紹介します。

国公立、私立に分けてランキングを掲載します。

志望校の難易度や、全国ランク順位がどのくらいか確認してみましょう。

歯学部の偏差値や難易度をまとめると、以下のようになります。

  • 国立歯学部(前期)の偏差値は、57.3〜64.2
  • 国立歯学部(後期)の偏差値は、62.2〜68.3
  • 私立歯学部の偏差値は、42.5〜58.0

志望校の偏差値だけでなく、歯科医師国家試験の合格率や進級率も見ておく必要があります。

この記事を読んで、受験する大学を決定し受験勉強に向かいましょう。

1章:【私立】歯学部の偏差値一覧

最初に、私立大学の歯学部について確認していきましょう。

1-1:私立大学歯学部の偏差値一覧

私立大学歯学部の、偏差値一覧を見ていきましょう。

河合塾が、私立大学の偏差値について発表しました。

下記が一覧表になります。

河合塾の偏差値は、2.5刻みになっています。

私立大学の偏差値

※BF : ボーダーフリー。不合格者が極めて少ないためにボーダーラインを設定出来ない大学のこと。

1-2:偏差値の高い私立大学歯学部

偏差値の高い私立大学の歯学部は、高い順に東京歯科大学、昭和大学、大阪歯科大学でした。

近年では、国家試験合格率よりも、立地の良さが偏差値の高さに繋がる傾向にあります。

各大学の歯科医師国家試験の合格率は、コチラの記事でも詳しく説明しています。

【最新版】歯科医師国家試験合格率の推移と今後の将来予測を解説!

1-3:偏差値の低い私立大学歯学部

偏差値の低い私立大学は、低い順に日大松戸歯学部、鶴見大学、神奈川歯科大学でした。

絶対に歯学部に入りたい人は、自分の持ち偏差値よりも少し偏差値の低い大学を狙うのもありだと思います。

ただし、学費や立地やそれに伴う下宿費など、トータルの学費も確認をした方がよいでしょう。

また、歯学部卒業後に歯科医師国家も控えているため、その大学をきちんと卒業し歯科医師国家試験を突破できるかどうかは、入学後のカリキュラムなどによって異なります。

入学前に熟考をし、歯科医師になれる大学なのかを、確認した上で入学する方がよいでしょう。

2章:【国公立】歯学部の偏差値一覧

2-1:国公立歯学部の偏差値一覧

国公立大学歯学部の偏差値一覧を見ていきましょう。

下記が一覧表になります。

私立大学に比べて国公立大学の方が、偏差値が高い傾向にあります。

河合塾調べ国公立大学の偏差値

2-2:偏差値の高い国公立大学歯学部

偏差値の高い国公立大学の歯学部は、高い順に東京医科歯科大学、大阪大学、北海道大学でした。

2-3:偏差値の低い国公立大学歯学部

偏差値の低い国立大学は、低い順に鹿児島大学、九州歯科大学、徳島大学でした。

国公立の場合、偏差値が低いと言え、私立大学の上位クラス程度の偏差値は必要となります。

3章:歯学部の偏差値を見る時の注意点

3-1:偏差値は相対的なもの

偏差値とは、模擬試験の結果において相対的な位置を表したものです。

試験の平均点を取ると、偏差値50に相当します。

つまり、その試験を受ける母集団によって、同じ人が受けても偏差値は変わってくるということです。

たとえば、東大の受験生が受ける東大模試であれば、通常の模試と比較し偏差値はかなり低く出る可能性があります。

このように、偏差値は絶対的なものではなく相対的なものであり、受ける模擬試験によっても偏差値に差が出ることを念頭に置いておきましょう。

ちなみにこの記事でお伝えしている偏差値は、河合塾より公表されているもので、このボーダーライン偏差値は、河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるラインを意味します。

3-2:偏差値以外にも見るべきポイントがある

3-2-1:国家試験合格率

歯学部に入学できても、歯科医師になれるとはかぎりません。

なぜならば、最終的に歯科医師国家試験に合格できなければ、歯科医師になることができないからです。

そのため、大学選びの際には偏差値だけでなく、歯科医師国家試験の合格率についても確認しておくことをオススメします。

下記の資料は、令和5年3月16日に厚生労働省が発表したデータです。

大学によって合格率が異なるため、どの大学を卒業するかによって、歯科医師国家試験に合格できる確率が変わります。

最も合格率が高い国公立大学は、新潟大学で85.5%、私立大学は東京歯科大学で92.7%です。

最も偏差値の高い東京歯科大学が、私立歯学部の国家試験合格率23年連続1位を続けていることから、国家試験合格率の方が偏差値には関係ありそうです。

■国公立大学

国公立大学

■私立大学

私立大学

3-2-2:立地・設備

大学の立地や設備についても、把握しておきましょう。

  • 家から通える立地なのか?
  • 実習の設備は最新の物を使用できるのか?

を調べておくことも大切です。

家から通えるのか、一人暮らしするのかによって生活費が異なります。

また、国試合格率の高い地方の歯学部よりも、都市部にある歯学部の方が偏差値は高い傾向にあります。

技術については、日々進歩しています。

新しい設備で学習できた方が、望ましいでしょう。

3-2-3:学費を含むトータルの費用

学費は、私立より国公立の方が安い傾向があります。

しかし、学費だけでは無く、教材費や生活費も踏まえた費用をあらかじめ考えておきましょう。

教材費は、6年間で50万円ほどかかります。

生活費は通学が可能でしたら、通学費用、一人暮らしでしたら、アパート代、水道光熱費等がかかります。

歯学部は学費も高額である為、家から通える地域で通学することができれば、費用を抑えることができます。

費用については、トータル金額を調べて判断しましょう。

4章:歯学部の偏差値が低いと言われる理由

歯学部の偏差値は低いと言われますが、なぜそう言われるのかについて説明します。

歯学部の偏差値が下がってる大きな要因が、「歯学部の人気低下により入試倍率が下がっている」ことです。

ではなぜ歯学部の人気が低下しているのか、その理由は以下の4つです。

  • 歯科医師の需給バランスが崩れている
  • 学費の割りに年収が低い
  • ストレートでの卒業が難しい
  • 歯科医師国家の難化

それぞれについて説明します。

4-1:歯科医師の需給バランスが崩れている

歯科医院の数は、コンビニより多いと言われています。

実際に数を比較してみると、全国の歯科医院の数は68000軒です。

一方、全国のコンビニ数は55000軒です。

歯科医院の方が、20%以上多くなっています。

厚生労働省の歯科疾患実態調査によると、昭和62年から平成28年にかけて、5歳から12歳の虫歯の患者数は半数に減っています。

歯科医院の数と比較して需給バランスが崩れており、歯科医師の相対数が増えているため、歯科医師の需要が減っています。

4-2:学費が高いわりに年収が低い

歯学部を卒業するために必要な学費は、国公立で350万円程度。

私立で、1900万円から3700万円程度です。

歯科医師の平均年収は、「e-Stat 政府統計の総合窓口」によると約646万円です。

私立歯学部の学費に比べると年収は低くなっているため、受験生からの人気があまりなく、偏差値が低くなっているものと思われます。

4-3:ストレートでの卒業が難しい

歯学部は、留年率が高くストレートで卒業することが難しい学部です。

卒業率は、約80%とされています。

また、厚生労働省から発表されている資料によると、令和4年度の歯学部6年生の留年・休学経験者の割合は「約34.7%」です。

つまり、6年間一度も留年・休学をせずに卒業できる人の割合は、「6年生の卒業率80%」よりも更に低いことが推察できます。

ストレートで卒業することができないと学費も更にかかるため、歯学部を受験する人も少なくなっていると思われます。

4-4:歯科医師国家の難化

歯科医師国家試験の第116回(2023年)の合格率は、63.5%(受験者数3,157人、合格者2,006人)でした。

この結果は、約30年前の第85回歯科医師国家試験の合格率83.5%と比較すると、約20%も低下しています。

これは、「歯科医師国家試験の合格者数が減少傾向である」ことに加えて、以前に比べて「歯科医師国家試験の出題範囲が広がっていること」がもう一つの要因と考えられます。

かつての歯科医師国家試験は、一般歯科と呼ばれる領域が主な範囲でした。

しかし現在では、

  • インプラント学などの医療技術の発展に伴う内容
  • 在宅・摂食嚥下などの高齢者歯科の需要の高まりに合わせた内容
  • 医科的知識・時事領域の知識などの 医科歯科連携に伴う内容
  • より高度で実践的な臨床的判断能力の要求

といったように、より広範囲かつ実践的な知識が求められるようになってきています。

歯学部を卒業できたとしても、国家試験に合格できなければ歯科医師として働くことは出来ません。

このような歯科医師国家試験の難化も、歯学部の志願者数が減る原因のひとつと考えられます。

5章:歯学部の偏差値の将来予測

5-1:歯学部の募集人数は削減されている

日本歯科医師会が平成26年に発表した「歯科医師需給問題の経緯と今後への見解」によると、「あるべき歯科医師数は81,641名であり、「歯科医師数は上限82,000名が望ましい」と記載されています。

また、厚生労働省が令和4年3月17日に報告した令和2年の「医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、歯科医師の数は107,443人と書かれています。

現状で歯科医師数は既に上限数の82,000人を大幅に超えており、歯科医師過剰の状態が続いています。

そのため、歯科医師の数を減らすように、歯学部の募集人員は減らされています。

下記は、各大学の昭和60年度に対する令和5年度の入学定員削減率です。

全ての大学で定員数を削減されており、平均28.3%が削減されています。

これらのことから、歯学部への入学者数は年々減少していくと予想されます。

■国公立大学

国公立大学予測

■私立大学

私立大学予測

5-2:歯科医師はまだまだ人気の職業

「e-Stat 政府統計の総合窓口」によると、歯科医師の平均年収は約646万円とされており、一般的に言われているほど低年収という訳でもありません。(年齢・性別・勤務医・開業医でも変動あり)

医師に比べれば年収は低いですが、一般労働者の平均年収414万円と比べると高収入です。

よって、手に職を持てる歯科医師という職業は、まだまだ根強い人気があると考えられます。

5-3:歯学部の偏差値が数年で大きく下がる可能性は低い

歯学部の入学定員数も減っており、年収も一般労働者の平均年収より高いことから、入学志願者は入学定員数よりも多くなることが予想されます。

よって、歯学部の偏差値が、数年で大きく下がる可能性は低いと思われます。

また、都心部で立地のよい歯学部では、人気も有るため偏差値は上がっていく傾向に有ります。

まとめ:歯学部の偏差値は国公立で57.3~68.3、私立で42.5~58!

いかがでしたか?

今回の内容をまとめます。

  • ■歯学部の偏差値

国立、私立の偏差値は、以下のようになります。

  • 国立歯学部(前期)の偏差値は、57.3〜64.2
  • 国立歯学部(後期)の偏差値は、62.2〜68.3
  • 私立歯学部の偏差値は、42.5〜58.0
  •  
  • ■偏差値の高い大学

偏差値の高い大学は、以下の通りです

偏差値の高い私立大学の歯学部は、高い順に東京歯科大学、昭和大学、大阪歯科大学。

偏差値の高い国公立大学の歯学部は、高い順に東京医科歯科大学、大阪大学、北海道大学。

  • ■偏差値の低い大学

偏差値の低い大学は以下の通りです。

偏差値の低い私立大学は、低い順に日大松戸歯学部、鶴見大学、神奈川歯科大学。

偏差値の低い国立大学は、低い順に鹿児島大学、九州歯科大学、徳島大学。

  • ■学部の偏差値を見る時の注意点

偏差値とは相対的な物であり、受ける模擬試験によっても偏差値に差が出ます。

■偏差値意外に見るべきポイント

  • 歯科医師国家試験の合格率
  • 立地
  • トータル費用
  •  
  • ■歯学部の偏差値が低いと言われる理由

歯学部の偏差値が低い理由は、人気が低下しているからです。

その理由は、以下の4つです。

  • 歯科医師の需給バランスが崩れている
  • 学費の割りに年収が低い
  • ストレートでの卒業が難しい
  • 歯科医師国家の難化
  •  
  • ■歯学部の偏差値の将来予測

歯学部の偏差値は、今後どの様になっていくかについて、下記の3点で説明しました。

  • 歯学部の募集人数は削減されている
  • 歯科医師はまだまだ人気の職業
  • 歯学部の偏差値が数年で大きく下がる可能性は低い

最後に、この記事を読んで

  • どの大学に進学したらよいか?
  • 大学を卒業しても国試に合格できるか不安である

と言う事についてご不安やお悩みがある場合は、

  • 国家試験のプロが親身になって解決策を提示
  • 受験生だけでなく、親御様の相談も可能
  • 電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応

といった特徴のある「60日合格塾」に一度相談してみてください。

60日合格塾の詳細をもっと知りたい場合は、こちらのサイトをぜひご覧ください。

【60日合格塾】

ご相談の際は、こちらのLINEに登録してお気軽にメッセージをお送りください。

この記事の内容を参考に、進学する大学を決めましょう。

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AUTHOR
著者紹介

著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。

もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。

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