歯科医師国家試験 過去問題

重合

問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:116B-84

80歳の男性。下顎義歯の維持安定不良を主訴として来院した。
診察の結果、下顎義歯を再製作することとした。
加熱重合レジンを用いて新義歯を製作したが、矢印のような表面状態が観察された。
下顎全部床義歯の写真(別冊No.36A)と矢印の部分を拡大した写真(別冊No.36B)を別に示す。

矢印で示す状態に至った原因はどれか。2つ選べ。

a 70℃で徐々にフラスクを加熱した。
b レジンの粉と液の混和時に振動させた。
c レジンを一塊としてフラスクに塡入した。
d レジンが餅状になる前にフラスクに塡入した。
e フラスクへのレジン塡入時、十分に加圧しなかった。

下顎全部床義歯の写真・矢印の部分を拡大した写真

正解:DE
正答率:53.2%