過去問題目次
80歳の男性。下顎義歯の維持安定不良を主訴として来院した。 診察の結果、下顎義歯を再製作することとした。 加熱重合レジンを用いて新義歯を製作したが、矢印のような表面状態が観察された。 下顎全部床義歯の写真(別冊No.36A)と矢印の部分を拡大した写真(別冊No.36B)を別に示す。
矢印で示す状態に至った原因はどれか。2つ選べ。
a 70℃で徐々にフラスクを加熱した。 b レジンの粉と液の混和時に振動させた。 c レジンを一塊としてフラスクに塡入した。 d レジンが餅状になる前にフラスクに塡入した。 e フラスクへのレジン塡入時、十分に加圧しなかった。