歯科医師国家試験 過去問題

歯根破折と類似疾患

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 110B-19

    59歳の女性。上顎左側第一大臼歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。
    1週前に食事中に激痛があり、その後歯肉が腫脹してきたという。初診時の口腔内写真(別冊No.16A)と補綴装置除去後のエックス線写真(別冊No.16B)を別に示す。
    適切な治療はどれか。1つ選べ。

    a スケーリング・ルートプレーニング
    b 歯根分離
    c トライセクション
    d 意図的再植
    e 抜歯

    口腔内写真と補綴装置除去後のエックス線写真

    76.2%
  3. 112A-68

    60歳の男性。下顎左側臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。
    2年前に下顎左側第一大臼歯の修復処置を受けたという。
    垂直および水平打診に反応を示す。検査の結果、
    クラウンを除去することとした。

    初診時の口腔内写真(別冊No.14A)、クラウン除去後の口腔内写真(別冊No.14B)及びエックス線画像(別冊No.14C)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部表
    *  :プロービングデプス(mm)

    -Nの治療と下顎左側臼歯部の補綴処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。

    a 歯根分割――――――――-NNの連結クラウン装着
    b 近心根分割抜去―――――-Nのクラウン装着
    c 近心根分割抜去―――――-]N^のブリッジ装着
    d 遠心根分割抜去―――――-Nのクラウン装着
    e 遠心根分割抜去―――――-^N_のブリッジ装着

    口腔内写真、クラウン除去後の口腔内写真及びエックス線画像

    89.9%
  4. 113C-50

    52歳の女性。下顎左側第一大臼歯の咬合痛を主訴として来院した。
    3年前にジルコニアを用いたオールセラミッククラウンを装着し問題なく使用していたが、1か月前から痛みを感じるようになったという。
    ©Nのプロービング深さは近心舌側で8mm、他部位は3 mm以下であった。

    初診時の口腔内写真(別冊No.10A)とエックス線画像(別冊No.10B)を別に示す。
    原因として最も考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 根管穿孔
    b 歯根囊胞
    c 歯根破折
    d 硬化性骨炎
    e 根分岐部病変
    口腔内写真とエックス線画像

    95.6%
  5. 113D-51

    75歳の女性。下顎左側第一大臼歯の咬合痛を主訴として来院した。
    昨夜食事時に自覚したという。
    初診時のエックス線画像(別冊No.9A)と頰側歯頸部歯肉圧排時の口腔内写真(別冊No.9B)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部
    *  :プロービング深さ(mm)

    適切な処置はどれか。1つ選べ。

    a 根尖搔爬
    b 歯根切除
    c 歯根分離
    d 歯根尖切除
    e ヘミセクション

    エックス線画像(別冊No.9A)と頰側歯頸部歯肉圧排時の口腔内写真

    91.7%
  6. 114D-26

    39歳の女性。上顎右側第二小臼歯の違和感を主訴として来院した。
    1か月前から自覚していたがそのままにしていたという。
    E"には打診痛と根尖部歯肉に圧痛が認められる。

    初診時の口腔内写真(別冊No.2A)、エックス線画像(別冊No.2B)及び築造体除去後のマイクロスコープ写真(別冊No.2C)を別に示す。適切な処置はどれか。1つ選べ。

    a 抜歯
    b 根尖搔爬
    c 意図的再植
    d 歯根尖切除
    e 感染根管治療

    口腔内写真、エックス線画像及び築造体除去後のマイクロスコープ写真

    71.2%
  7. 115B-85

    79歳の女性。上顎右側犬歯の咬合痛と口蓋側歯肉の腫脹を主訴として来院した。
    3日前から症状を自覚するようになったという。
    骨粗鬆症のため1年前からビタミンD製剤を服用している。
    打診痛はあるが自発痛はない。
    初診時の口腔内写真(別冊No.38A)とエックス線画像(別冊No.38B)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部
    *       :プロービング深さ(mm)
    〇印 :プロービング時の出血
    **     : Millerの判定基準

    C"に対する適切な対応はどれか。1つ選べ。

    a 経過観察
    b スケーリング・ルートプレーニング
    c 感染根管治療
    d 歯根尖切除
    e 抜歯

    初診時の口腔内写真とエックス線画像

    96.5%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:110B-19

59歳の女性。上顎左側第一大臼歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。
1週前に食事中に激痛があり、その後歯肉が腫脹してきたという。初診時の口腔内写真(別冊No.16A)と補綴装置除去後のエックス線写真(別冊No.16B)を別に示す。
適切な治療はどれか。1つ選べ。

a スケーリング・ルートプレーニング
b 歯根分離
c トライセクション
d 意図的再植
e 抜歯

口腔内写真と補綴装置除去後のエックス線写真

正解:E
正答率:76.2%
問題番号:112A-68

60歳の男性。下顎左側臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。
2年前に下顎左側第一大臼歯の修復処置を受けたという。
垂直および水平打診に反応を示す。検査の結果、
クラウンを除去することとした。

初診時の口腔内写真(別冊No.14A)、クラウン除去後の口腔内写真(別冊No.14B)及びエックス線画像(別冊No.14C)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部表
*  :プロービングデプス(mm)

-Nの治療と下顎左側臼歯部の補綴処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。

a 歯根分割――――――――-NNの連結クラウン装着
b 近心根分割抜去―――――-Nのクラウン装着
c 近心根分割抜去―――――-]N^のブリッジ装着
d 遠心根分割抜去―――――-Nのクラウン装着
e 遠心根分割抜去―――――-^N_のブリッジ装着

口腔内写真、クラウン除去後の口腔内写真及びエックス線画像

正解:E
正答率:89.9%
問題番号:113C-50

52歳の女性。下顎左側第一大臼歯の咬合痛を主訴として来院した。
3年前にジルコニアを用いたオールセラミッククラウンを装着し問題なく使用していたが、1か月前から痛みを感じるようになったという。
©Nのプロービング深さは近心舌側で8mm、他部位は3 mm以下であった。

初診時の口腔内写真(別冊No.10A)とエックス線画像(別冊No.10B)を別に示す。
原因として最も考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 根管穿孔
b 歯根囊胞
c 歯根破折
d 硬化性骨炎
e 根分岐部病変
口腔内写真とエックス線画像

正解:C
正答率:95.6%
問題番号:113D-51

75歳の女性。下顎左側第一大臼歯の咬合痛を主訴として来院した。
昨夜食事時に自覚したという。
初診時のエックス線画像(別冊No.9A)と頰側歯頸部歯肉圧排時の口腔内写真(別冊No.9B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部
*  :プロービング深さ(mm)

適切な処置はどれか。1つ選べ。

a 根尖搔爬
b 歯根切除
c 歯根分離
d 歯根尖切除
e ヘミセクション

エックス線画像(別冊No.9A)と頰側歯頸部歯肉圧排時の口腔内写真

正解:E
正答率:91.7%
問題番号:114D-26

39歳の女性。上顎右側第二小臼歯の違和感を主訴として来院した。
1か月前から自覚していたがそのままにしていたという。
E"には打診痛と根尖部歯肉に圧痛が認められる。

初診時の口腔内写真(別冊No.2A)、エックス線画像(別冊No.2B)及び築造体除去後のマイクロスコープ写真(別冊No.2C)を別に示す。適切な処置はどれか。1つ選べ。

a 抜歯
b 根尖搔爬
c 意図的再植
d 歯根尖切除
e 感染根管治療

口腔内写真、エックス線画像及び築造体除去後のマイクロスコープ写真

正解:A
正答率:71.2%
問題番号:115B-85

79歳の女性。上顎右側犬歯の咬合痛と口蓋側歯肉の腫脹を主訴として来院した。
3日前から症状を自覚するようになったという。
骨粗鬆症のため1年前からビタミンD製剤を服用している。
打診痛はあるが自発痛はない。
初診時の口腔内写真(別冊No.38A)とエックス線画像(別冊No.38B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部
*       :プロービング深さ(mm)
〇印 :プロービング時の出血
**     : Millerの判定基準

C"に対する適切な対応はどれか。1つ選べ。

a 経過観察
b スケーリング・ルートプレーニング
c 感染根管治療
d 歯根尖切除
e 抜歯

初診時の口腔内写真とエックス線画像

正解:E
正答率:96.5%