過去問題目次
23歳の男性。歯肉の痛みと出血を主訴として来院した。
2日前から自覚していたがそのままにしていたところ、昨夜から痛みが増悪してきたという。
体温は38.0℃で、強い口臭と全身の倦怠感がある。
エックス線検査の結果、歯槽骨の吸収は認められなかった。
初診時の口腔内写真(別冊No.31)を別に示す。
患部の洗浄とともに行うべき対応はどれか。1つ選べ。
a 抗菌薬の投与
b 抗真菌薬の投与
c ビタミン剤の投与
d 抗ウイルス薬の投与
e 副腎皮質ステロイド軟膏の塗布
15歳の女子。上顎前歯部口蓋側歯肉の腫脹と痛みを主訴として来院した。
歯数に異常は認められない。
祖父と父に同様な歯肉腫脹が認められる。
下顎前歯切端の咬合調整を行ったが痛みは改善されなかった。
初診時の口腔内写真(別冊No.27)を別に示す。
適切な対応はどれか。2つ選べ。
a 経過観察
b 新付着術
c 歯肉切除術
d フラップ手術
e 歯周ポケット搔爬術
60歳の女性。前歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。
6か月前に降圧薬を服用してから自覚するようになったが、痛みがないためにそのままにしていたという。
プロービング深さは上下前歯部唇舌口蓋側近遠心で6〜8mm、中央部で4〜5mm、プロービング時には全測定部位で出血を認めた。初診時の口腔内写真(別冊No.27)を別に示す。
まず行うのはどれか。2つ選べ。
a 歯肉切除術
b 口腔清掃指導
c フラップ手術
d 抗菌薬の局所投与
e スケーリング・ルートプレーニング
長期間の服用によって歯肉増殖が生じる薬物はどれか。3つ選べ。
a ニフェジピン
b フェニトイン
c シクロスポリン
d シロスタゾール
e スルホニル尿素薬
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:113A-80 |
23歳の男性。歯肉の痛みと出血を主訴として来院した。 患部の洗浄とともに行うべき対応はどれか。1つ選べ。 a 抗菌薬の投与
正解:A
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正答率:87.8%
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問題番号:113C-73 |
15歳の女子。上顎前歯部口蓋側歯肉の腫脹と痛みを主訴として来院した。 初診時の口腔内写真(別冊No.27)を別に示す。 a 経過観察
正解:CD
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正答率:31.7%
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問題番号:114D-78 |
60歳の女性。前歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。 プロービング深さは上下前歯部唇舌口蓋側近遠心で6〜8mm、中央部で4〜5mm、プロービング時には全測定部位で出血を認めた。初診時の口腔内写真(別冊No.27)を別に示す。 まず行うのはどれか。2つ選べ。 a 歯肉切除術
正解:BE
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正答率:84.4%
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問題番号:115D-36 |
長期間の服用によって歯肉増殖が生じる薬物はどれか。3つ選べ。 a ニフェジピン
正解:ABC
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正答率:99.1%
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