歯科医師国家試験 過去問題

健康の保持・増進と予防

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 110A-55

    健康格差の要因となるのはどれか。すべて選べ。

    a 職業
    b 地域
    c 経済力
    d 世帯構成
    e 健康リテラシー

    69.0%
  3. 112B-90

    1,000人のある集団における歯周炎の有病率は20%であった。
    この集団について敏感度が0.9、特異度が0.9のスクリーニング検査を行った。
    検査結果の一部を表に示す。

    この検査で陽性の者が真に歯周炎である確率を求めよ。
    ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。

    検査結果の一部

     ① ②
     0 0
     1 1
     2 2
     3 3
     4 4
     5 5
     6 6
     7 7
     8 8
     9 9

    71.3%
  4. 112D-41

    学習援助型健康教育の特徴で誤っているのはどれか。1つ選べ。

    a 受講者が満足を得やすい。
    b 受講者が能動的になりやすい。
    c 受講者間で情報共有をしやすい。 
    d 受講者の行動変容につながりやすい。
    e 受講者が時間当たりに触れる知識量を増やしやすい。

    45.0%
  5. 113A-32

    健康の社会的決定要因はどれか。2つ選べ。

    a 職業
    b 所得
    c 性別
    d 生活習慣
    e 保健行動

    78.5%
  6. 113B-27

    5つの検査法のROC曲線を図に示す。

    ROC曲線

    スクリーニング検査に最も有用なのはどれか。1つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    87.5%
  7. 113B-64

    ある事業所の社員50名に対し、歯周病予防に関する30分の健康教室を開催することとした。
    補助者は衛生管理者1名である。

    指導にあたり効果的なのはどれか。3つ選べ。

    a 全員に個別指導を行う。
    b 画一的な行動目標を設定させる。
    c 自由に発言できる雰囲気をつくる。
    d 事前に対象集団の喫煙率を把握する。
    e 歯周病と全身疾患の関連性を説明する。

    60.3%
  8. 114B-78

    ある市が行った歯周疾患検診の検査結果の一部を表に示す。

    ある市が行った歯周疾患検診の検査結果の一部

    「要精密検査」に該当する受診者はどれか。3つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    77.3%
  9. 115D-71

    健康日本21(第二次)の栄養・食生活において、摂取量の増加を目標としているのはどれか。2つ選べ。

    a 果物
    b 肉類
    c 野菜
    d 魚介類
    e 乳製品

    39.8%
  10. 115D-90

    ある成人集団に対して歯周病のスクリーニング検査を実施した結果、感度は 0.90で特異度は0.80であった。この検査の尤度比(陽性尤度比)を求めよ。

    ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。

    解答
     ① ②
     0 0
     1 1
     2 2
     3 3
     4 4
     5 5
     6 6
     7 7
     8 8
     9 9

    79.4%
  11. 116C-27

    健康情報を探し出し、理解して、適切な健康行動につなげる能力はどれか。1つ選べ。

    a アウトカム
    b エンパワメント
    c ヘルスリテラシー
    d ハイリスクアプローチ
    e クリティカル・シンキング

    82.7%
  12. 116D-70

    疾病の有無とスクリーニング検査値の分布の関係を図に示す。

    検査値の分布の関係図

     

    カットオフ値を低く設定したときの数値の変化の組合せで正しいのはどれか。 1つ選べ。

      感度            特異度
    a 上がる────上がる
    b 上がる────下がる
    c 下がる────上がる
    d 下がる────下がる
    e 変化なし───変化なし

    79.9%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:110A-55

健康格差の要因となるのはどれか。すべて選べ。

a 職業
b 地域
c 経済力
d 世帯構成
e 健康リテラシー

正解:ABCDE
正答率:69.0%
問題番号:112B-90

1,000人のある集団における歯周炎の有病率は20%であった。
この集団について敏感度が0.9、特異度が0.9のスクリーニング検査を行った。
検査結果の一部を表に示す。

この検査で陽性の者が真に歯周炎である確率を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。

検査結果の一部

 ① ②
 0 0
 1 1
 2 2
 3 3
 4 4
 5 5
 6 6
 7 7
 8 8
 9 9

正解:69
正答率:71.3%
問題番号:112D-41

学習援助型健康教育の特徴で誤っているのはどれか。1つ選べ。

a 受講者が満足を得やすい。
b 受講者が能動的になりやすい。
c 受講者間で情報共有をしやすい。 
d 受講者の行動変容につながりやすい。
e 受講者が時間当たりに触れる知識量を増やしやすい。

正解:E
正答率:45.0%
問題番号:113A-32

健康の社会的決定要因はどれか。2つ選べ。

a 職業
b 所得
c 性別
d 生活習慣
e 保健行動

正解:AB
正答率:78.5%
問題番号:113B-27

5つの検査法のROC曲線を図に示す。

ROC曲線

スクリーニング検査に最も有用なのはどれか。1つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

正解:A
正答率:87.5%
問題番号:113B-64

ある事業所の社員50名に対し、歯周病予防に関する30分の健康教室を開催することとした。
補助者は衛生管理者1名である。

指導にあたり効果的なのはどれか。3つ選べ。

a 全員に個別指導を行う。
b 画一的な行動目標を設定させる。
c 自由に発言できる雰囲気をつくる。
d 事前に対象集団の喫煙率を把握する。
e 歯周病と全身疾患の関連性を説明する。

正解:CDE
正答率:60.3%
問題番号:114B-78

ある市が行った歯周疾患検診の検査結果の一部を表に示す。

ある市が行った歯周疾患検診の検査結果の一部

「要精密検査」に該当する受診者はどれか。3つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

正解:BDE
正答率:77.3%
問題番号:115D-71

健康日本21(第二次)の栄養・食生活において、摂取量の増加を目標としているのはどれか。2つ選べ。

a 果物
b 肉類
c 野菜
d 魚介類
e 乳製品

正解:AC
正答率:39.8%
問題番号:115D-90

ある成人集団に対して歯周病のスクリーニング検査を実施した結果、感度は 0.90で特異度は0.80であった。この検査の尤度比(陽性尤度比)を求めよ。

ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。

解答
 ① ②
 0 0
 1 1
 2 2
 3 3
 4 4
 5 5
 6 6
 7 7
 8 8
 9 9

正解:45
正答率:79.4%
問題番号:116C-27

健康情報を探し出し、理解して、適切な健康行動につなげる能力はどれか。1つ選べ。

a アウトカム
b エンパワメント
c ヘルスリテラシー
d ハイリスクアプローチ
e クリティカル・シンキング

正解:C
正答率:82.7%
問題番号:116D-70

疾病の有無とスクリーニング検査値の分布の関係を図に示す。

検査値の分布の関係図

 

カットオフ値を低く設定したときの数値の変化の組合せで正しいのはどれか。 1つ選べ。

  感度            特異度
a 上がる────上がる
b 上がる────下がる
c 下がる────上がる
d 下がる────下がる
e 変化なし───変化なし

正解:B
正答率:79.9%