歯科医師国家試験 過去問題

矯正装置

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 110A-38

    不正咬合と対応の組合せで歯列弓周長の増加が期待できるのはどれか。2つ選べ。

    a 叢生――――――――連続抜去法
    b 正中離開――――――セクショナルアーチ
    c 空隙歯列弓―――――保隙装置
    d 臼歯部交叉咬合―――クワドへリックス
    e 前歯部反対咬合―――舌側弧線装置

    91.6%
  3. 110A-123

    上顎顎外固定装置のフェイスボウの調整に用いるのはどれか。1つ選べ。

    a Howeのプライヤー
    b Youngのプライヤー
    c ユーティリティプライヤー
    d ライトワイヤープライヤー
    e Tweedのアーチベンディングプライヤー

    56.0%
  4. 110C-49

    矯正装置の写真(別冊No.8A)と装置装着時の口腔内写真(別冊No.8B)を別に示す。
    装置の目的はどれか。2つ選べ。
    ※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません

    a 下顎の成長促進
    b 正中離開の改善
    c 上顎臼歯の近心移動
    d 正中口蓋縫合の離開
    e 上下顎歯槽基底の側方拡大

    74.0%
  5. 110D-18

    4歳の男児。臼歯部交叉咬合を認めたため治療を行うこととした。矯正装置装着時の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。
    保護者に説明しておくべきなのはどれか。すべて選べ。

    a 構音への影響
    b 矯正力付与の方法
    c 口蓋正中部の疼痛
    d 乳中切歯の正中離開
    e 第一乳臼歯の口蓋側移動

    矯正装置装着時の口腔内写真

    81.5%
  6. 111D-79

    8歳の女児。前歯の前突感を主訴として来院した。
    検査の結果、下顎後退を伴う上顎前突と診断した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.25A)とアクチバトール製作中の模型の写真(別冊No.25B)を別に示す。

    次に行うのはどれか。1つ選べ。

    a 設計線の記入
    b 誘導面の形成
    c 構成咬合の採得
    d レジン床の製作
    e 唇側誘導線の屈曲

    口腔内写真(別冊No.25A)とアクチバトール製作中の模型の写真(別冊No.25B)

    77.9%
  7. 112B-40

    最も強い矯正力を発揮するのはどれか。1つ選べ。

    a ヘッドギア
    b 急速拡大装置
    c 舌側弧線装置
    d クワドへリックス
    e マルチブラケット装置

    77.2%
  8. 112C-63

    製作にあたり構成咬合の採得が必要なのはどれか。すべて選べ。

    a 咬合挙上板
    b 咬合斜面板
    c Fränkel装置
    d バイオネーター
    e トゥースポジショナー

    44.7%
  9. 113B-29

    頭部MRI検査時に撤去が必要なのはどれか。すべて選べ。

    a ヘッドギア
    b 上顎急速拡大装置
    c クワドへリックス装置
    d トランスパラタルアーチ
    e Nanceのホールディングアーチ

    88.2%
  10. 113B-84

    9歳の女児。受け口を主訴として来院した。
    FMAは標準値より2S.D.小さかった。
    診断の結果、上顎前方牽引装置を用いて矯正歯科治療を行うこととした。

    牽引方向の模式図(別冊No.32)を別に示す。適切な牽引方向はどれか。1つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    牽引方向の模式図

    71.1%
  11. 113C-74

    口腔模型の模式図を示す。

    口腔模型の模式図

    矢印で示す計測距離のうち、リップバンパーの使用により増大するのはどれか。 3つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    47.5%
  12. 113D-90

    アクチバトール製作過程の写真(別冊No.36)を別に示す。

    実施の順番に並べよ。

    解答

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    アクチバトール製作過程の写真

    88.8%
  13. 114D-31

    12歳の男児。前歯で食物が咬みにくいことを主訴として来院した。
    診断をした結果、ある装置を用いて矯正歯科治療を行うこととした。

    初診時の口腔内写真(別冊No.5A)と装置装着時の口腔内写真(別冊No.5B)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

    セファロ分析の結果

    装置の誘導面の形成部位で適切なのはどれか。4つ選べ。

    a 上顎前歯の舌側面相当部
    b 上顎臼歯の近心面相当部
    c 上顎臼歯の咬合面相当部
    d 下顎前歯の舌側面相当部
    e 下顎臼歯の咬合面相当部

    口腔内写真と装置装着時の口腔内写真

    67.9%
  14. 115B-73

    ある装置の写真(別冊No.33)を別に示す。

    両側シース挿入時における大臼歯の移動様式の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

       右側          左側
    a 近心回転───────近心移動
    b 遠心回転───────遠心移動
    c 近心移動───────近心回転
    d 遠心移動───────遠心回転
    e 遠心移動───────近心移動

    装置の写真

    57.7%
  15. 115D-41

    混合歯列期における下顎骨劣成長の改善に用いるのはどれか。2つ選べ。

    a 咬合挙上板
    b Fränkel装置
    c バイオネーター
    d リップバンパー
    e スライディングプレート

    78.4%
  16. 116A-49

    混合歯列期の骨格性上顎前突患者に用いる矯正装置の写真(別冊No.12)を別に示す。

    この治療法はどれか。1つ選べ。

    a 限局矯正
    b 部分矯正
    c 本格矯正
    d 抑制矯正
    e 予防矯正

    骨格性上顎前突患者に用いる矯正装置の写真

    86.8%
  17. 116A-79

    成長期に用いる矯正装置の写真(別冊No.30)を別に示す。

    作用する縫合部はどれか。3つ選べ。

    a 上顎間縫合
    b 鼻骨間縫合
    c 頰骨上顎縫合
    d 側頭頰骨縫合
    e 翼突口蓋縫合

    矯正装置の写真

    78.3%
  18. 116A-82

    12歳の男児。上顎前歯の前突感を主訴として来院した。
    診断の結果、矯正歯科治療を行うこととした。
    初診時の顔面写真(別冊No.32A)、口腔内写真(別冊 No.32B)、エックス線画像(別冊No.32C)及び動的治療中の写真(別冊No.32D) を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

    セファロ分析の結果

    下顎頭と下顎窩の治療による変化として正しい組合せはどれか。1つ選べ。

       下顎頭       下顎窩
    a 前縁の骨吸収────後方部の骨吸収
    b 前縁の骨添加────後方部の骨添加
    c 後縁の骨吸収────前方部の骨吸収
    d 後縁の骨添加────前方部の骨添加
    e 後縁の骨添加────後方部の骨添加

    顔面写真、口腔内写真

    エックス線画像、及び動的治療中の写真

    67.5%
  19. 116B-21

    オーバーバイトが小さく、ハイアングルを伴う成長期の骨格性上顎前突に対して上顎顎外固定装置を用いた矯正歯科治療を行うこととした。
    牽引方向の写真(別冊No.5)を別に示す。

    適切な牽引方向はどれか。1つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    牽引方向の写真

    87.3%
  20. 116B-24

    矯正装置の写真(別冊No.7)を別に示す。

    治療により増加するのはどれか。2つ選べ。

    a FMIA
    b 下顎角
    c SNA角
    d SNB角
    e 上下顎中切歯歯軸傾斜角

    矯正装置の写真

    78.9%
  21. 116D-89

    上顎前突で用いるアクチバトールの模式図を示す。

    アクチバトールの模式図

    上顎前歯を舌側傾斜させるために誘導面形成すべき部位はどれか。2つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

     

    85.6%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:110A-38

不正咬合と対応の組合せで歯列弓周長の増加が期待できるのはどれか。2つ選べ。

a 叢生――――――――連続抜去法
b 正中離開――――――セクショナルアーチ
c 空隙歯列弓―――――保隙装置
d 臼歯部交叉咬合―――クワドへリックス
e 前歯部反対咬合―――舌側弧線装置

正解:DE
正答率:91.6%
問題番号:110A-123

上顎顎外固定装置のフェイスボウの調整に用いるのはどれか。1つ選べ。

a Howeのプライヤー
b Youngのプライヤー
c ユーティリティプライヤー
d ライトワイヤープライヤー
e Tweedのアーチベンディングプライヤー

正解:B
正答率:56.0%
問題番号:110C-49

矯正装置の写真(別冊No.8A)と装置装着時の口腔内写真(別冊No.8B)を別に示す。
装置の目的はどれか。2つ選べ。
※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません

a 下顎の成長促進
b 正中離開の改善
c 上顎臼歯の近心移動
d 正中口蓋縫合の離開
e 上下顎歯槽基底の側方拡大

正解:AE
正答率:74.0%
問題番号:110D-18

4歳の男児。臼歯部交叉咬合を認めたため治療を行うこととした。矯正装置装着時の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。
保護者に説明しておくべきなのはどれか。すべて選べ。

a 構音への影響
b 矯正力付与の方法
c 口蓋正中部の疼痛
d 乳中切歯の正中離開
e 第一乳臼歯の口蓋側移動

矯正装置装着時の口腔内写真

正解:ABCD
正答率:81.5%
問題番号:111D-79

8歳の女児。前歯の前突感を主訴として来院した。
検査の結果、下顎後退を伴う上顎前突と診断した。
初診時の口腔内写真(別冊No.25A)とアクチバトール製作中の模型の写真(別冊No.25B)を別に示す。

次に行うのはどれか。1つ選べ。

a 設計線の記入
b 誘導面の形成
c 構成咬合の採得
d レジン床の製作
e 唇側誘導線の屈曲

口腔内写真(別冊No.25A)とアクチバトール製作中の模型の写真(別冊No.25B)

正解:A
正答率:77.9%
問題番号:112B-40

最も強い矯正力を発揮するのはどれか。1つ選べ。

a ヘッドギア
b 急速拡大装置
c 舌側弧線装置
d クワドへリックス
e マルチブラケット装置

正解:B
正答率:77.2%
問題番号:112C-63

製作にあたり構成咬合の採得が必要なのはどれか。すべて選べ。

a 咬合挙上板
b 咬合斜面板
c Fränkel装置
d バイオネーター
e トゥースポジショナー

正解:CD
正答率:44.7%
問題番号:113B-29

頭部MRI検査時に撤去が必要なのはどれか。すべて選べ。

a ヘッドギア
b 上顎急速拡大装置
c クワドへリックス装置
d トランスパラタルアーチ
e Nanceのホールディングアーチ

正解:ABCDE
正答率:88.2%
問題番号:113B-84

9歳の女児。受け口を主訴として来院した。
FMAは標準値より2S.D.小さかった。
診断の結果、上顎前方牽引装置を用いて矯正歯科治療を行うこととした。

牽引方向の模式図(別冊No.32)を別に示す。適切な牽引方向はどれか。1つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

牽引方向の模式図

正解:E
正答率:71.1%
問題番号:113C-74

口腔模型の模式図を示す。

口腔模型の模式図

矢印で示す計測距離のうち、リップバンパーの使用により増大するのはどれか。 3つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

正解:ADE
正答率:47.5%
問題番号:113D-90

アクチバトール製作過程の写真(別冊No.36)を別に示す。

実施の順番に並べよ。

解答

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

アクチバトール製作過程の写真

正解:DBEAC
正答率:88.8%
問題番号:114D-31

12歳の男児。前歯で食物が咬みにくいことを主訴として来院した。
診断をした結果、ある装置を用いて矯正歯科治療を行うこととした。

初診時の口腔内写真(別冊No.5A)と装置装着時の口腔内写真(別冊No.5B)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

セファロ分析の結果

装置の誘導面の形成部位で適切なのはどれか。4つ選べ。

a 上顎前歯の舌側面相当部
b 上顎臼歯の近心面相当部
c 上顎臼歯の咬合面相当部
d 下顎前歯の舌側面相当部
e 下顎臼歯の咬合面相当部

口腔内写真と装置装着時の口腔内写真

正解:ABCE
正答率:67.9%
問題番号:115B-73

ある装置の写真(別冊No.33)を別に示す。

両側シース挿入時における大臼歯の移動様式の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

   右側          左側
a 近心回転───────近心移動
b 遠心回転───────遠心移動
c 近心移動───────近心回転
d 遠心移動───────遠心回転
e 遠心移動───────近心移動

装置の写真

正解:B
正答率:57.7%
問題番号:115D-41

混合歯列期における下顎骨劣成長の改善に用いるのはどれか。2つ選べ。

a 咬合挙上板
b Fränkel装置
c バイオネーター
d リップバンパー
e スライディングプレート

正解:BC
正答率:78.4%
問題番号:116A-49

混合歯列期の骨格性上顎前突患者に用いる矯正装置の写真(別冊No.12)を別に示す。

この治療法はどれか。1つ選べ。

a 限局矯正
b 部分矯正
c 本格矯正
d 抑制矯正
e 予防矯正

骨格性上顎前突患者に用いる矯正装置の写真

正解:D
正答率:86.8%
問題番号:116A-79

成長期に用いる矯正装置の写真(別冊No.30)を別に示す。

作用する縫合部はどれか。3つ選べ。

a 上顎間縫合
b 鼻骨間縫合
c 頰骨上顎縫合
d 側頭頰骨縫合
e 翼突口蓋縫合

矯正装置の写真

正解:CDE
正答率:78.3%
問題番号:116A-82

12歳の男児。上顎前歯の前突感を主訴として来院した。
診断の結果、矯正歯科治療を行うこととした。
初診時の顔面写真(別冊No.32A)、口腔内写真(別冊 No.32B)、エックス線画像(別冊No.32C)及び動的治療中の写真(別冊No.32D) を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

セファロ分析の結果

下顎頭と下顎窩の治療による変化として正しい組合せはどれか。1つ選べ。

   下顎頭       下顎窩
a 前縁の骨吸収────後方部の骨吸収
b 前縁の骨添加────後方部の骨添加
c 後縁の骨吸収────前方部の骨吸収
d 後縁の骨添加────前方部の骨添加
e 後縁の骨添加────後方部の骨添加

顔面写真、口腔内写真

エックス線画像、及び動的治療中の写真

正解:E
正答率:67.5%
問題番号:116B-21

オーバーバイトが小さく、ハイアングルを伴う成長期の骨格性上顎前突に対して上顎顎外固定装置を用いた矯正歯科治療を行うこととした。
牽引方向の写真(別冊No.5)を別に示す。

適切な牽引方向はどれか。1つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

牽引方向の写真

正解:E
正答率:87.3%
問題番号:116B-24

矯正装置の写真(別冊No.7)を別に示す。

治療により増加するのはどれか。2つ選べ。

a FMIA
b 下顎角
c SNA角
d SNB角
e 上下顎中切歯歯軸傾斜角

矯正装置の写真

正解:AE
正答率:78.9%
問題番号:116D-89

上顎前突で用いるアクチバトールの模式図を示す。

アクチバトールの模式図

上顎前歯を舌側傾斜させるために誘導面形成すべき部位はどれか。2つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

 

正解:AE
正答率:85.6%