歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯科放射線学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 108D-27

    12歳の男児。右側頰部の腫脹を主訴として来院した。
    右側咬筋前縁に弾性軟の腫瘤を触知する。

    初診時のCT(別冊No.27A)とMRI脂肪抑制T2強調像(別冊No.27B)を別に示す。
    最も疑われるのはどれか。1つ選べ。

    a 軟骨腫
    b 脂肪腫
    c 血管腫
    d 神経鞘腫
    e リンパ管腫

    初診時のCT(別冊No.27A)とMRI脂肪抑制T2強調像(別冊No.27B)

    89.4%
  3. 108D-29

    70歳の女性。下顎右側大臼歯部の違和感を主訴として来院した。
    2年前にN*の抜歯後、疼痛なく経過したが、半年前から同部に骨様の突起物が生じたという。

    初診時のエックス線写真(別冊No.29A)、CT(別冊No.29B)及びMRI T1強調像とΤ2強調像(脂肪抑制なし)(別冊No.29C)を別に示す。
    最も考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 歯牙腫
    b 骨肉腫
    c 下顎骨骨髄炎
    d 骨性異形成症
    e セメント芽細胞腫

    初診時のエックス線写真(別冊No.29A)、CT(別冊No.29B)

    T1強調像とΤ2強調像(脂肪抑制なし)(別冊No.29C)

    79.0%
  4. 108D-35

    31歳の女性。左側顎関節の疼痛を主訴として来院した。
    3日前に転倒し、オトガイ部を強打したという。
    初診時に左側顎関節部の開口時痛を認めた。
    MRIで左側顎関節部の骨髄に異常は認めず、関節腔に病的な浸出液を認めなかった。

    初診時のエックス線写真(別冊No.35A)と左側顎関節部の閉口時MRI(別冊No. 35B)を別に示す。
    左側顎関節部で考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 関節突起骨折
    b 変形性顎関節症
    c 感染性顎関節炎
    d 外傷性顎関節炎
    e 関節円板転位を伴った顎関節症

    初診時のエックス線写真(別冊No.35A)と左側顎関節部の閉口時MRI(別冊No. 35B)

    46.0%
  5. 108D-36

    38歳の女性。口底部の腫脹を主訴として来院した。
    舌下部に無痛性で弾性軟の腫脹を認める。

    初診時のMRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.36)を別に示す。
    最も疑われるのはどれか。1つ選べ。

    a 鰓囊胞
    b 萌出囊胞
    c 粘液囊胞
    d 類皮囊胞
    e 鼻歯槽囊胞

    初診時のMRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.36)

    初診時のMRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.36)

    43.3%
  6. 108D-38

    81歳の女性。鼻腔周囲の違和感を主訴として来院した。
    1年前から鼻閉感を感じていたが放置していたという。

    初診時のエックス線写真(別冊No.38A)とCT(別冊No.38B)を別に示す。
    疾患が存在するのはどれか。1つ選べ。

    a 前頭洞
    b 篩骨洞
    c 上顎洞
    d 蝶形骨洞
    e 海綿静脈洞

    エックス線写真(別冊No.38A)

    CT(別冊No.38B)

    99.5%
  7. 108D-39

    70歳の男性。顔面の腫脹を主訴として来院した。
    2日前に転倒し顔面を強打したという。

    初診時のエックス線写真(別冊No.39A)とCT(別冊No.39B)を別に示す。
    下顎骨骨折の部位はどれか。2つ選べ。

    a オトガイ
    b 両側小臼歯
    c 両側下顎骨
    d 両側下顎枝
    e 両側関節突起

     エックス線写真(別冊No.39A)

    CT(別冊No.39B)

    72.7%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:108D-27

12歳の男児。右側頰部の腫脹を主訴として来院した。
右側咬筋前縁に弾性軟の腫瘤を触知する。

初診時のCT(別冊No.27A)とMRI脂肪抑制T2強調像(別冊No.27B)を別に示す。
最も疑われるのはどれか。1つ選べ。

a 軟骨腫
b 脂肪腫
c 血管腫
d 神経鞘腫
e リンパ管腫

初診時のCT(別冊No.27A)とMRI脂肪抑制T2強調像(別冊No.27B)

正解:C
正答率:89.4%
問題番号:108D-29

70歳の女性。下顎右側大臼歯部の違和感を主訴として来院した。
2年前にN*の抜歯後、疼痛なく経過したが、半年前から同部に骨様の突起物が生じたという。

初診時のエックス線写真(別冊No.29A)、CT(別冊No.29B)及びMRI T1強調像とΤ2強調像(脂肪抑制なし)(別冊No.29C)を別に示す。
最も考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 歯牙腫
b 骨肉腫
c 下顎骨骨髄炎
d 骨性異形成症
e セメント芽細胞腫

初診時のエックス線写真(別冊No.29A)、CT(別冊No.29B)

T1強調像とΤ2強調像(脂肪抑制なし)(別冊No.29C)

正解:C
正答率:79.0%
問題番号:108D-35

31歳の女性。左側顎関節の疼痛を主訴として来院した。
3日前に転倒し、オトガイ部を強打したという。
初診時に左側顎関節部の開口時痛を認めた。
MRIで左側顎関節部の骨髄に異常は認めず、関節腔に病的な浸出液を認めなかった。

初診時のエックス線写真(別冊No.35A)と左側顎関節部の閉口時MRI(別冊No. 35B)を別に示す。
左側顎関節部で考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 関節突起骨折
b 変形性顎関節症
c 感染性顎関節炎
d 外傷性顎関節炎
e 関節円板転位を伴った顎関節症

初診時のエックス線写真(別冊No.35A)と左側顎関節部の閉口時MRI(別冊No. 35B)

正解:D
正答率:46.0%
問題番号:108D-36

38歳の女性。口底部の腫脹を主訴として来院した。
舌下部に無痛性で弾性軟の腫脹を認める。

初診時のMRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.36)を別に示す。
最も疑われるのはどれか。1つ選べ。

a 鰓囊胞
b 萌出囊胞
c 粘液囊胞
d 類皮囊胞
e 鼻歯槽囊胞

初診時のMRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.36)

初診時のMRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像(別冊No.36)

正解:D
正答率:43.3%
問題番号:108D-38

81歳の女性。鼻腔周囲の違和感を主訴として来院した。
1年前から鼻閉感を感じていたが放置していたという。

初診時のエックス線写真(別冊No.38A)とCT(別冊No.38B)を別に示す。
疾患が存在するのはどれか。1つ選べ。

a 前頭洞
b 篩骨洞
c 上顎洞
d 蝶形骨洞
e 海綿静脈洞

エックス線写真(別冊No.38A)

CT(別冊No.38B)

正解:C
正答率:99.5%
問題番号:108D-39

70歳の男性。顔面の腫脹を主訴として来院した。
2日前に転倒し顔面を強打したという。

初診時のエックス線写真(別冊No.39A)とCT(別冊No.39B)を別に示す。
下顎骨骨折の部位はどれか。2つ選べ。

a オトガイ
b 両側小臼歯
c 両側下顎骨
d 両側下顎枝
e 両側関節突起

 エックス線写真(別冊No.39A)

CT(別冊No.39B)

正解:AE
正答率:72.7%

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