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次の文により13、14の問いに答えよ。
53歳の男性。上顎左側臼歯部の腫脹と出血を主訴として来院した。6年前に同部の加療を受け、メインテナンス期間中は良好に経過していたが、2か月前からブラッシング時の出血を自覚しているという。プロービング前後の口腔内写真(別冊No.11A)とエックス線写真(別冊No.11B)を別に示す。
診断はどれか。1つ選べ。
a 上顎洞炎
b 歯肉線維腫症
c 金属アレルギー
d インプラント周囲炎
e インプラント周囲粘膜炎
次の文により13、14の問いに答えよ。
53歳の男性。上顎左側臼歯部の腫脹と出血を主訴として来院した。6年前に同部の加療を受け、メインテナンス期間中は良好に経過していたが、2か月前からブラッシング時の出血を自覚しているという。プロービング前後の口腔内写真(別冊No.11A)とエックス線写真(別冊No.11B)を別に示す。
追加する検査はどれか。2つ選べ。
a 生検
b 咬合接触検査
c パッチテスト
d 咬合法エックス線検査
e 歯科用コーンビームCT
63歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。
1か月前に上顎左側のプロビジョナルブリッジを近医にて装着したが、すぐに破折し脱離を繰り返すという。肝硬変による出血傾向(血小板48,000/μL)を認める。
初診時の口腔内写真(別冊No.27A)とエックス線写真(別冊No.27B)を別に示す。
咬合の安定のために上顎歯列に対してまず行うべき補綴処置はどれか。1つ選ベ。
a 根面被覆型暫間部分床義歯の装着
b 残存歯を連結固定したブリッジの装着
c 保存の難しい残存歯の抜去と即時義歯の装着
d 補強線を埋入したプロビジョナルブリッジの再仮着
e 合着用セメントを用いたプロビジョナルブリッジの装着
47歳の女性。前歯部欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。初診時の研究用模型の写真(別冊No.30A)と模型にある操作を行った写真(別冊No.30B)を別に示す。
この操作の目的で正しいのはどれか。2つ選べ。
a 切歯路角の計測
b 患者への治療説明
c 前装材の色調選択
d 支台歯形成量の確認
e 補綴装置着脱方向の確認
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:110B-13 | 次の文により13、14の問いに答えよ。 診断はどれか。1つ選べ。 a 上顎洞炎
正解:D |
正答率:93.1% | |
問題番号:110B-14 | 次の文により13、14の問いに答えよ。 追加する検査はどれか。2つ選べ。 a 生検
正解:BE |
正答率:87.9% | |
問題番号:110B-30 | 63歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。 a 根面被覆型暫間部分床義歯の装着
正解:A |
正答率:31.3% | |
問題番号:110B-33 | 47歳の女性。前歯部欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。初診時の研究用模型の写真(別冊No.30A)と模型にある操作を行った写真(別冊No.30B)を別に示す。 a 切歯路角の計測
正解:BD |
正答率:33.1% |