歯科医師国家試験 過去問題

顎関節疾患

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 111B-84

    23歳の女性。開口障害を主訴として来院した。
    4か月前から右側顎関節のクリック音を自覚していたが、3日前に口が開かなくなったという。
    右側顎関節部の圧痛と開口時痛を認める。
    右側顎関節のMRI(別冊No.24A)と切歯点開閉口運動路を正面から観察した図(別冊No.24B)を別に示す。

    まず行う対応はどれか。2つ選べ。

    a 咬合調整
    b 下顎可動化訓練
    c 顎関節円板切除術
    d 中枢性筋弛緩薬の投与
    e 非ステロイド性抗炎症薬の投与

    右側顎関節のMRI(別冊No.24A)と切歯点開閉口運動路を正面から観察した図(別冊No.24B)

    86.8%
  3. 111D-73

    77歳の男性。右側舌根部の疼痛を主訴として来院した。
    4か月前から舌を動かすと痛いという。
    初診時のエックス線画像(別冊No.19)を別に示す。

    関連するのはどれか。1つ選べ。

    a 筋突起
    b 関節突起
    c 茎状突起
    d 乳様突起
    e 翼状突起

    エックス線画像(別冊No.19)

    94.3%
  4. 112A-26

    顎関節のクリックの検出に有効なのはどれか。2つ選べ。

    a CT
    b 触診
    c 聴診
    d 筋電図検査
    e 咬合音検査

    88.0%
  5. 112B-70

    92歳の女性。今朝から閉口ができなくなったことを主訴として、訪問歯科診療の依頼があった。
    義歯は最近、外したままにしているという。
    初診時の顔貌写真(別冊No.18)を別に示す。

    最も疑われるのはどれか。1つ選べ。

    a 顎関節脱臼
    b 顎放線菌症
    c 顎関節強直症
    d 顎関節症I型
    e リウマチ性顎関節炎

    顔貌写真

    99.3%
  6. 112C-49

    顎関節疾患と治療法の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

    a 顎関節強直症――――――――顎関節授動術
    b 顎関節症I型――――――――スプリント療法
    c 関節突起骨折―――――――― 顎関節制動術
    d 筋突起過長症―――――――― 関節結節削除術
    e 習慣性顎関節脱臼――――――筋突起切除術

    88.2%
  7. 112D-68

    15歳の男子。口を開けづらいことを主訴として来院した。
    5年前に気付き、徐々に開きにくくなったという。
    顎関節部に雑音や疼痛は認められない。
    最大開口量は20mmであった。
    初診時のエックス線画像(別冊No.15A)とCT横断像、矢状断像および3D-CT像(別冊No.15B)を別に示す。

    診断名はどれか。1つ選べ。

    a 顎関節症
    b 骨軟骨腫
    c 軟骨肉腫
    d 顎関節強直症
    e 筋突起過長症

    エックス線画像

    CT横断像、矢状断像および3D-CT像

    89.4%
  8. 114B-30

    耳珠前方に有痛性腫脹を呈するのはどれか。1つ選べ。

    a 顎関節症
    b 骨軟骨腫
    c 顎関節強直症
    d 痛風性顎関節炎
    e リウマチ性顎関節炎

    50.0%
  9. 114B-35

    咀嚼筋痛障害に対する適切な治療法はどれか。3つ選べ。

    a 薬物療法
    b パンピング
    c スプリント療法
    d 筋ストレッチ訓練
    e マニピュレーション

    95.7%
  10. 114C-41

    80歳の男性。閉口不能を主訴として来院した。
    以前から同様の症状を繰り返し、かかりつけ医で対応していたという。

    流涎と耳珠前方の陷凹を認める。
    診察の結果、初期対応を行い、後日、再発防止の手術を行うこととした。術式の模式図(別冊No.10)を別に示す。

    適切なのはどれか。4つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    術式の模式図

    62.6%
  11. 115B-78

    顎関節症の誘因となるのはどれか。3つ選べ。

    a 喫煙
    b 頰杖
    c 過開口
    d 口呼吸
    e ブラキシズム

    95.3%
  12. 116B-29

    前歯部開咬を呈するのはどれか。2つ選べ。

    a 顎放線菌症
    b 茎状突起過長症
    c 痛風性顎関節炎
    d 進行性下顎頭吸収
    e 両側関節突起骨折

    93.0%
  13. 116B-55

    9歳の男児。開口障害を主訴として来院した。
    4年前から口が開きにくいことに気付いていたがそのままにしていたところ、3日前にかかりつけ歯科医で精査を勧められたという。
    開口量は15 mmで、開口時に疼痛はない。
    初診時のエックス線画像(別冊No.19A)、CT(別冊No.19B)及び3D-CT(別冊No.19C)を別に示す。

    原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 咬筋の肥大
    b 下顎頭の骨折
    c 下顎頭の腫瘍
    d 筋突起の過長
    e 顎関節の骨性癒着

    初診時のエックス線画像

    エックス線画像、CT及び3D-CT

    96.0%
  14. 116C-89

    9歳の女児。右側顎関節雑音を主訴として来院した。
    1年前から右側顎関節部の開口時のクリック音を自覚するようになったという。
    咀嚼筋に圧痛はなく、最大開口量は45mmである。初診時の口腔内写真(別冊No.37A)と両側顎関節部MRI (別冊No.37B)を別に示す。

    まず行うのはどれか。1つ選べ。

    a 咬合調整
    b 矯正歯科治療
    c NSAIDsの投与
    d スプリント療法
    e セルフケアの指導

    初診時の口腔内写真と両側顎関節部MRI

    73.5%
  15. 116D-50

    11歳の女児。口蓋裂の診断で1歳時に口蓋形成術を受けた。
    術後、発話時の鼻漏れが残存し、スピーチエイドを用いた言語訓練を受けてきたが、改善がみられない。
    現在の口腔内写真(別冊No.15A)、安静時と「ア」発声時の軟口蓋の写真(別冊 No.15B)及び安静時と「イ」発声時のエックス線画像(別冊No.15C)を別に示す。

    適切な治療はどれか。1つ選べ。

    a 瘻孔閉鎖術
    b 咽頭弁形成術
    c 顎裂部骨移植術
    d 舌接触補助床の装着
    e パラタルリフトの装着

    口腔内写真、安静時と「ア」発声時の軟口蓋の写真、及び安静時と「イ」発声時のエックス線画像

    69.5%
  16. 116D-83

    咀嚼筋腱・腱膜過形成症の特徴的な所見はどれか。2つ選べ。

    a 開口制限
    b クリック
    c 下顎の偏位
    d 下顎角部の肥大
    e 顎関節部の圧痛

    51.5%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:111B-84

23歳の女性。開口障害を主訴として来院した。
4か月前から右側顎関節のクリック音を自覚していたが、3日前に口が開かなくなったという。
右側顎関節部の圧痛と開口時痛を認める。
右側顎関節のMRI(別冊No.24A)と切歯点開閉口運動路を正面から観察した図(別冊No.24B)を別に示す。

まず行う対応はどれか。2つ選べ。

a 咬合調整
b 下顎可動化訓練
c 顎関節円板切除術
d 中枢性筋弛緩薬の投与
e 非ステロイド性抗炎症薬の投与

右側顎関節のMRI(別冊No.24A)と切歯点開閉口運動路を正面から観察した図(別冊No.24B)

正解:BE
正答率:86.8%
問題番号:111D-73

77歳の男性。右側舌根部の疼痛を主訴として来院した。
4か月前から舌を動かすと痛いという。
初診時のエックス線画像(別冊No.19)を別に示す。

関連するのはどれか。1つ選べ。

a 筋突起
b 関節突起
c 茎状突起
d 乳様突起
e 翼状突起

エックス線画像(別冊No.19)

正解:C
正答率:94.3%
問題番号:112A-26

顎関節のクリックの検出に有効なのはどれか。2つ選べ。

a CT
b 触診
c 聴診
d 筋電図検査
e 咬合音検査

正解:BC
正答率:88.0%
問題番号:112B-70

92歳の女性。今朝から閉口ができなくなったことを主訴として、訪問歯科診療の依頼があった。
義歯は最近、外したままにしているという。
初診時の顔貌写真(別冊No.18)を別に示す。

最も疑われるのはどれか。1つ選べ。

a 顎関節脱臼
b 顎放線菌症
c 顎関節強直症
d 顎関節症I型
e リウマチ性顎関節炎

顔貌写真

正解:A
正答率:99.3%
問題番号:112C-49

顎関節疾患と治療法の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

a 顎関節強直症――――――――顎関節授動術
b 顎関節症I型――――――――スプリント療法
c 関節突起骨折―――――――― 顎関節制動術
d 筋突起過長症―――――――― 関節結節削除術
e 習慣性顎関節脱臼――――――筋突起切除術

正解:AB
正答率:88.2%
問題番号:112D-68

15歳の男子。口を開けづらいことを主訴として来院した。
5年前に気付き、徐々に開きにくくなったという。
顎関節部に雑音や疼痛は認められない。
最大開口量は20mmであった。
初診時のエックス線画像(別冊No.15A)とCT横断像、矢状断像および3D-CT像(別冊No.15B)を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。

a 顎関節症
b 骨軟骨腫
c 軟骨肉腫
d 顎関節強直症
e 筋突起過長症

エックス線画像

CT横断像、矢状断像および3D-CT像

正解:E
正答率:89.4%
問題番号:114B-30

耳珠前方に有痛性腫脹を呈するのはどれか。1つ選べ。

a 顎関節症
b 骨軟骨腫
c 顎関節強直症
d 痛風性顎関節炎
e リウマチ性顎関節炎

正解:D
正答率:50.0%
問題番号:114B-35

咀嚼筋痛障害に対する適切な治療法はどれか。3つ選べ。

a 薬物療法
b パンピング
c スプリント療法
d 筋ストレッチ訓練
e マニピュレーション

正解:ACD
正答率:95.7%
問題番号:114C-41

80歳の男性。閉口不能を主訴として来院した。
以前から同様の症状を繰り返し、かかりつけ医で対応していたという。

流涎と耳珠前方の陷凹を認める。
診察の結果、初期対応を行い、後日、再発防止の手術を行うこととした。術式の模式図(別冊No.10)を別に示す。

適切なのはどれか。4つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

術式の模式図

正解:ABDE
正答率:62.6%
問題番号:115B-78

顎関節症の誘因となるのはどれか。3つ選べ。

a 喫煙
b 頰杖
c 過開口
d 口呼吸
e ブラキシズム

正解:BCE
正答率:95.3%
問題番号:116B-29

前歯部開咬を呈するのはどれか。2つ選べ。

a 顎放線菌症
b 茎状突起過長症
c 痛風性顎関節炎
d 進行性下顎頭吸収
e 両側関節突起骨折

正解:DE
正答率:93.0%
問題番号:116B-55

9歳の男児。開口障害を主訴として来院した。
4年前から口が開きにくいことに気付いていたがそのままにしていたところ、3日前にかかりつけ歯科医で精査を勧められたという。
開口量は15 mmで、開口時に疼痛はない。
初診時のエックス線画像(別冊No.19A)、CT(別冊No.19B)及び3D-CT(別冊No.19C)を別に示す。

原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 咬筋の肥大
b 下顎頭の骨折
c 下顎頭の腫瘍
d 筋突起の過長
e 顎関節の骨性癒着

初診時のエックス線画像

エックス線画像、CT及び3D-CT

正解:D
正答率:96.0%
問題番号:116C-89

9歳の女児。右側顎関節雑音を主訴として来院した。
1年前から右側顎関節部の開口時のクリック音を自覚するようになったという。
咀嚼筋に圧痛はなく、最大開口量は45mmである。初診時の口腔内写真(別冊No.37A)と両側顎関節部MRI (別冊No.37B)を別に示す。

まず行うのはどれか。1つ選べ。

a 咬合調整
b 矯正歯科治療
c NSAIDsの投与
d スプリント療法
e セルフケアの指導

初診時の口腔内写真と両側顎関節部MRI

正解:E
正答率:73.5%
問題番号:116D-50

11歳の女児。口蓋裂の診断で1歳時に口蓋形成術を受けた。
術後、発話時の鼻漏れが残存し、スピーチエイドを用いた言語訓練を受けてきたが、改善がみられない。
現在の口腔内写真(別冊No.15A)、安静時と「ア」発声時の軟口蓋の写真(別冊 No.15B)及び安静時と「イ」発声時のエックス線画像(別冊No.15C)を別に示す。

適切な治療はどれか。1つ選べ。

a 瘻孔閉鎖術
b 咽頭弁形成術
c 顎裂部骨移植術
d 舌接触補助床の装着
e パラタルリフトの装着

口腔内写真、安静時と「ア」発声時の軟口蓋の写真、及び安静時と「イ」発声時のエックス線画像

正解:B
正答率:69.5%
問題番号:116D-83

咀嚼筋腱・腱膜過形成症の特徴的な所見はどれか。2つ選べ。

a 開口制限
b クリック
c 下顎の偏位
d 下顎角部の肥大
e 顎関節部の圧痛

正解:AD
正答率:51.5%