歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 口腔外科学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 109C-41

    78歳の男性。舌癌の診断で舌切除術、頸部郭清術および再建術を行った。
    術後の口腔内写真(別冊No.7)を別に示す。

    術後低栄養の原因となるのはどれか。2つ選べ。

    a 構音障害
    b 唾液分泌過多
    c 口腔感覚障害
    d 鼻咽腔閉鎖不全
    e 食塊の口腔移送障害

    術後の口腔内写真(別冊No.7)

    88.1%
  3. 109C-42

    75歳の女性。ある疾患にて服薬加療中であるという。
    医療面接中に絶え間なく、繰り返し唇をすぼめたり、舌を左右に動かしたりする不随意運動が観察された。

    治療薬の長期投与による副作用として、このような症状が発現しやすい原疾患はどれか。2つ選べ。

    a 糖尿病
    b 高血圧症
    c 骨粗鬆症
    d 統合失調症
    e Parkinson病

    97.0%
  4. 109C-43

    尿を検体として用いる検査項目はどれか。1つ選べ。

    a PT
    b AST
    c ケトン体
    d HIV抗体
    e HbA1c値

    97.0%
  5. 109C-47

    口外法で顎下腺を摘出することとした。
    切開線を矢印で示した写真(別冊No.8)を別に示す。

    皮膚切開後に最初に見える筋はどれか。1つ選べ。

    a 咬筋
    b 広頸筋
    c 僧帽筋
    d 顎舌骨筋
    e 顎二腹筋後腹

    切開線を矢印で示した写真(別冊No.8)

    84.3%
  6. 109C-49

    疾患と検査・治療法の組合せで誤っているのはどれか。1つ選べ。

    a 嚥下障害――――――VF
    b 顎関節症――――――MRI
    c 骨粗鬆症――――――DXA
    d 動静脈奇形―――――IVR
    e 真性三叉神経痛―――PET

    92.9%
  7. 109C-50

    舌に発生した疾患のΗ-E染色病理組織像(別冊No.9)を別に示す。

    治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。

    a 5-FU
    b シスプラチン
    c ストレプトマイシン硫酸塩
    d シクロホスファミド水和物
    e ベンジルペニシリンベンザチン水和物

    Η-E染色病理組織像(別冊No.9)

    87.2%
  8. 109C-55

    唾液分泌機能を調べるのはどれか。1つ選べ。

    a MRI
    b 造影CT
    c 血管造影検査
    d シンチグラフィ
    e 反復唾液嚥下テスト

    70.7%
  9. 109C-65

    眼瞼結膜の所見と関連するのはどれか。1つ選べ。

    a 血小板数
    b 白血球数
    c ヘモグロビン値
    d 毛細血管抵抗性試験
    e 経皮的動脈血酸素飽和度

    89.4%
  10. 109C-69

    永久歯先天欠如の発生頻度が高いのはどれか。2つ選べ。

    a 唇顎口蓋裂
    b Down症候群
    c Crouzon症候群
    d 鎖骨頭蓋骨異形成症
    e 第一第二鰓弓症候群

    0.0%
  11. 109C-73

    術中の口腔内写真(別冊No.17)を別に示す。

    行っている手術はどれか。1つ選べ。

    a 下顎区域切除術
    b 下顎枝矢状分割術
    c 下顎骨囊胞摘出術
    d 下顎枝垂直骨切り術
    e 下顎骨骨折観血的整復術

    術中の口腔内写真(別冊No.17)

    95.2%
  12. 109C-83

    85歳の男性。血液生化学検査データを表に示す。

    血液生化学検査データ

    推奨される食事はどれか。1つ選べ。

    a 減塩食
    b 高蛋白食
    c 糖質制限食
    d 低カリウム食
    e 低カロリー食

    85.6%
  13. 109C-94

    下顎骨骨折の手術中の口腔内写真(別冊No.23)を別に示す。

    この骨接合プレート材料の利点はどれか。1つ選べ。

    a 耐熱性が高い。
    b 骨伝導性がある。
    c 力学的強度が高い。
    d 除去手術が不要である。
    e 組織の色調と鑑別しやすい。

    下顎骨骨折の手術中の口腔内写真(別冊No.23)

    90.6%
  14. 109C-96

    70歳の女性。左側顎関節の運動痛を主訴として来院した。
    開口時に顎関節雑音を認めるという。
    開口制限は認めない。

    顎関節の歯科用コーンビームCT(別冊No.25)を別に示す。
    処置として適切なのはどれか。2つ選べ。

    a ストレッチ
    b NSAIDs投与
    c スプリント装着
    d マニピュレーシヨン
    e 顎関節鏡視下剝離授動術

    顎関節の歯科用コーンビームCT(別冊No.25)

    50.5%
  15. 109C-101

    糸球体濾過値<GFR>の推定に用いられる血漿中の物質はどれか。1つ選べ。

    a カリウム
    b ナトリウム
    c クレアチン
    d カルシウム
    e クレアチニン

    85.8%
  16. 109C-110

    変性性認知症の原因疾患はどれか。1つ選べ。

    a 脳腫瘍
    b 統合失調症
    c レビー小体病
    d 多発性脳血管障害
    e 特発性正常圧水頭症

    69.6%
  17. 109C-112

    健常者におけるパラトグラム検査で舌接触が確認できるのはどれか。2つ選べ。

    a /h/
    b /k/
    c /m/
    d /p/
    e /s/

    90.3%
  18. 109C-115

    頭蓋底骨折に起因するのはどれか。1つ選べ。

    a 髄液漏
    b 唾液瘻
    c 嚥下障害
    d 開口障害
    e 舌根沈下

    71.5%
  19. 109C-127

    21歳の男性。顔面の外傷で来院した。
    タクシー乗車中に自動車事故に遭い、前席のシートで顔面を強打したという。

    初診時の口腔外写真(別冊No.29)を別に示す。
    矢印で示す上唇の創はどれか。1つ選べ。

    a 咬創
    b 挫創
    c 刺創
    d 切創
    e 裂創

    口腔外写真(別冊No.29)

    83.6%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:109C-41

78歳の男性。舌癌の診断で舌切除術、頸部郭清術および再建術を行った。
術後の口腔内写真(別冊No.7)を別に示す。

術後低栄養の原因となるのはどれか。2つ選べ。

a 構音障害
b 唾液分泌過多
c 口腔感覚障害
d 鼻咽腔閉鎖不全
e 食塊の口腔移送障害

術後の口腔内写真(別冊No.7)

正解:CE
正答率:88.1%
問題番号:109C-42

75歳の女性。ある疾患にて服薬加療中であるという。
医療面接中に絶え間なく、繰り返し唇をすぼめたり、舌を左右に動かしたりする不随意運動が観察された。

治療薬の長期投与による副作用として、このような症状が発現しやすい原疾患はどれか。2つ選べ。

a 糖尿病
b 高血圧症
c 骨粗鬆症
d 統合失調症
e Parkinson病

正解:DE
正答率:97.0%
問題番号:109C-43

尿を検体として用いる検査項目はどれか。1つ選べ。

a PT
b AST
c ケトン体
d HIV抗体
e HbA1c値

正解:C
正答率:97.0%
問題番号:109C-47

口外法で顎下腺を摘出することとした。
切開線を矢印で示した写真(別冊No.8)を別に示す。

皮膚切開後に最初に見える筋はどれか。1つ選べ。

a 咬筋
b 広頸筋
c 僧帽筋
d 顎舌骨筋
e 顎二腹筋後腹

切開線を矢印で示した写真(別冊No.8)

正解:B
正答率:84.3%
問題番号:109C-49

疾患と検査・治療法の組合せで誤っているのはどれか。1つ選べ。

a 嚥下障害――――――VF
b 顎関節症――――――MRI
c 骨粗鬆症――――――DXA
d 動静脈奇形―――――IVR
e 真性三叉神経痛―――PET

正解:E
正答率:92.9%
問題番号:109C-50

舌に発生した疾患のΗ-E染色病理組織像(別冊No.9)を別に示す。

治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。

a 5-FU
b シスプラチン
c ストレプトマイシン硫酸塩
d シクロホスファミド水和物
e ベンジルペニシリンベンザチン水和物

Η-E染色病理組織像(別冊No.9)

正解:AB
正答率:87.2%
問題番号:109C-55

唾液分泌機能を調べるのはどれか。1つ選べ。

a MRI
b 造影CT
c 血管造影検査
d シンチグラフィ
e 反復唾液嚥下テスト

正解:D
正答率:70.7%
問題番号:109C-65

眼瞼結膜の所見と関連するのはどれか。1つ選べ。

a 血小板数
b 白血球数
c ヘモグロビン値
d 毛細血管抵抗性試験
e 経皮的動脈血酸素飽和度

正解:C
正答率:89.4%
問題番号:109C-69

永久歯先天欠如の発生頻度が高いのはどれか。2つ選べ。

a 唇顎口蓋裂
b Down症候群
c Crouzon症候群
d 鎖骨頭蓋骨異形成症
e 第一第二鰓弓症候群

正解:(解答なし)
正答率:0.0%
問題番号:109C-73

術中の口腔内写真(別冊No.17)を別に示す。

行っている手術はどれか。1つ選べ。

a 下顎区域切除術
b 下顎枝矢状分割術
c 下顎骨囊胞摘出術
d 下顎枝垂直骨切り術
e 下顎骨骨折観血的整復術

術中の口腔内写真(別冊No.17)

正解:B
正答率:95.2%
問題番号:109C-83

85歳の男性。血液生化学検査データを表に示す。

血液生化学検査データ

推奨される食事はどれか。1つ選べ。

a 減塩食
b 高蛋白食
c 糖質制限食
d 低カリウム食
e 低カロリー食

正解:B
正答率:85.6%
問題番号:109C-94

下顎骨骨折の手術中の口腔内写真(別冊No.23)を別に示す。

この骨接合プレート材料の利点はどれか。1つ選べ。

a 耐熱性が高い。
b 骨伝導性がある。
c 力学的強度が高い。
d 除去手術が不要である。
e 組織の色調と鑑別しやすい。

下顎骨骨折の手術中の口腔内写真(別冊No.23)

正解:D
正答率:90.6%
問題番号:109C-96

70歳の女性。左側顎関節の運動痛を主訴として来院した。
開口時に顎関節雑音を認めるという。
開口制限は認めない。

顎関節の歯科用コーンビームCT(別冊No.25)を別に示す。
処置として適切なのはどれか。2つ選べ。

a ストレッチ
b NSAIDs投与
c スプリント装着
d マニピュレーシヨン
e 顎関節鏡視下剝離授動術

顎関節の歯科用コーンビームCT(別冊No.25)

正解:BC
正答率:50.5%
問題番号:109C-101

糸球体濾過値<GFR>の推定に用いられる血漿中の物質はどれか。1つ選べ。

a カリウム
b ナトリウム
c クレアチン
d カルシウム
e クレアチニン

正解:E
正答率:85.8%
問題番号:109C-110

変性性認知症の原因疾患はどれか。1つ選べ。

a 脳腫瘍
b 統合失調症
c レビー小体病
d 多発性脳血管障害
e 特発性正常圧水頭症

正解:C
正答率:69.6%
問題番号:109C-112

健常者におけるパラトグラム検査で舌接触が確認できるのはどれか。2つ選べ。

a /h/
b /k/
c /m/
d /p/
e /s/

正解:BE
正答率:90.3%
問題番号:109C-115

頭蓋底骨折に起因するのはどれか。1つ選べ。

a 髄液漏
b 唾液瘻
c 嚥下障害
d 開口障害
e 舌根沈下

正解:A
正答率:71.5%
問題番号:109C-127

21歳の男性。顔面の外傷で来院した。
タクシー乗車中に自動車事故に遭い、前席のシートで顔面を強打したという。

初診時の口腔外写真(別冊No.29)を別に示す。
矢印で示す上唇の創はどれか。1つ選べ。

a 咬創
b 挫創
c 刺創
d 切創
e 裂創

口腔外写真(別冊No.29)

正解:E
正答率:83.6%

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