歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 口腔外科学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 116C-21

    55歳の男性。舌と頰粘膜の疼痛を主訴として来院した。
    1か月前に口唇の腫脹、出血および前腕部の皮疹に気付き、かかりつけ歯科医で副腎皮質ステロイド軟膏の処方を受けていたが、徐々に顔面、口腔内および四肢に水庖とびらんが拡大したという。
    初診時の顔貌写真(別冊No.2A)、口腔内写真(別冊No.2B)及び前腕皮膚の写真(別冊No.2C)を別に示す。
    血液検査結果を表に示す。

    血液検査結果

    考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a GVHD
    b 帯状疱疹
    c 類天疱瘡
    d 尋常性天疱瘡
    e Stevens-Johnson症候群

    顔貌写真、口腔内写真

    前腕皮膚の写真

    93.9%
  3. 116C-24

    右側顎下腺摘出術を受けた患者の術後の下唇運動時の写真(別冊No.4)を別に示す。

    障害されているのはどれか。1つ選べ。

    a 舌神経
    b 顔面神経
    c 舌下神経
    d 大耳介神経
    e オトガイ神経

    術後の下唇運動時の写真

     

    98.9%
  4. 116C-33

    巨舌を認めるのはどれか。3つ選べ。

    a 先端巨大症
    b Down症候群
    c Robinシークエンス
    d 第一第二鰓弓症候群
    e Beckwith-Wiedemann症候群

     

    95.6%
  5. 116C-34

    38歳の女性。かかりつけ歯科医のエックス線検査で下顎右側犬歯部の異常を指摘され、精査を勧められ来院した。
    K*に打診痛と動揺はなく、歯肉に炎症所見はない。
    歯髄電気診で生活反応を示した。
    初診時の口内法エックス線画像(別冊No.10A)、パノラマエックス線画像(別冊No.10B)、歯科用コーンビームCT(別冊No.10C)及び摘出物のΗ-E染色病理組織像(別冊No.10D)を別に示す。

    診断名はどれか。1つ選べ。

    a 線維性異形成症
    b セメント芽細胞腫
    c 腺腫様歯原性腫瘍
    d 石灰化上皮性歯原性腫瘍
    e セメント質骨形成線維腫

    口内法エックス線画像、パノラマエックス線画像

    歯科用コーンビームCT及び摘出物のΗ-E染色病理組織像

    79.1%
  6. 116C-38

    口腔粘膜や皮膚の色素沈着が家族性に生じるのはどれか。2つ選べ。

    a Behçet病
    b 白色海綿状母斑
    c Peutz-Jeghers症候群
    d Sturge-Weber症候群
    e von Recklinghausen病

    91.5%
  7. 116C-39

    46歳の男性。開口障害を主訴として来院した。
    3日前に他院で下顎右側第二大臼歯の抜去後から次第に疼痛と腫脹が増大し、昨日から開口しにくくなってきたという。
    体温は38.3℃で、嚥下痛がある。診察の結果、口腔外から切開排膿することとした。
    初診時のエックス線画像(別冊No.12A)、造影CT(別冊No.12B)及び切開部位の模式図(別冊No.12C)を別に示す。血液検査の結果を表に示す。

    血液検査の結果

    適切な切開部位はどれか。2つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    エックス線画像、造影CT

    切開部位の模式図

    81.1%
  8. 116C-44

    リンパ節腫脹の原因として考えられるのはどれか。すべて選べ。

    a 結核
    b 癌の転移
    c 悪性リンパ腫
    d 伝染性単核球症
    e サルコイドーシス

    56.6%
  9. 116C-48

    閉塞型睡眠時無呼吸症患者にみられるのはどれか。4つ選べ。

    a 中途覚醒
    b 起床時頭痛
    c 日中の傾眠
    d 構音機能の低下
    e 睡眠中のいびき

    98.4%
  10. 116C-57

    80歳の女性。2年ぶりに上顎残根上全部床義歯装着後の定期検診で来院した。
    G"付近の粘膜の口腔内写真(別冊No.22A)、ガーゼで粘膜を拭った後の口腔内写真(別冊No.22B)及び使用中の義歯の写真(別冊No.22C)を別に示す。

    最初に行う対応はどれか。1つ選べ。

    a 生検
    b 経過観察
    c 抗菌薬投与
    d 義歯の清掃指導
    e 副腎皮質ステロイド軟膏の塗布

    口腔内写真、ガーゼで粘膜を拭った後の口腔内写真

    使用中の義歯の写真

     

    97.9%
  11. 116C-59

    67歳の女性。下顎左側智歯部の腫脹を主訴として来院した。
    半年前から自覚していたが、疼痛がないためそのままにしていたという。
    触診で軽度の圧痛を認める。
    初診時の口腔内写真(別冊No.23A)、エックス線画像(別冊No.23B)、CT(別冊No.23C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.23D)を別に示す。

    診断名はどれか。1つ選べ。

    a 含歯性囊胞
    b エナメル上皮腫
    c 歯原性角化囊胞
    d 腺性歯原性囊胞
    e 動脈瘤様骨囊胞

    口腔内写真、エックス線画像

    CT

    Η-E染色病理組織像

    62.3%
  12. 116C-60

    Turner症候群の特徴として正しいのはどれか。3つ選べ。

    a 高身長
    b 小顎症
    c 知的障害
    d 先天性心疾患
    e 第二次性徴の発現不全

    48.5%
  13. 116C-68

    ハイドロコロイド材で創面を被覆する目的はどれか。3つ選べ。

    a 止血
    b 乾燥防止
    c 殺菌作用
    d 再生上皮の保護
    e 瘢痕形成の抑制

    71.8%
  14. 116C-69

    75歳の女性。上顎左側第一大臼歯の動揺を主訴として来院した。
    1か月前から徐々に動揺してきたという。
    頸部に腫大したリンパ節は触れない。
    初診時の口腔内写真(別冊No.26A)、エックス線画像(別冊No.26B)、CT(別冊No.26C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.26D)を別に示す。

    適切な治療はどれか。1つ選べ。

    a 抜歯
    b 化学療法
    c 抗菌薬投与
    d 上顎部分切除
    e レーザー照射

    口腔内写真、エックス線画像

    CT

    生検時のΗ-E染色病理組織像

    98.1%
  15. 116C-73

    抜歯後にアモキシシリン水和物とロキソプロフェンナトリウム水和物を投与したところ、3日目に38.5℃の発熱、全身倦怠感、口唇の水庖とびらん及び皮膚に結節性紅斑が現れた。

    誘因を特定するための検査はどれか。3つ選べ。

    a HLA検査
    b 蛍光抗体直接法
    c プリックテスト
    d リンパ球刺激試験
    e 好塩基球活性化試験

     

    31.4%
  16. 116C-84

    肝臓の解毒能力を評価するのはどれか。1つ選べ。

    a レノグラム
    b ACTH試験
    c 色素排泄試験
    d フロセミド負荷試験
    e クレアチニンクリアランス

    47.9%
  17. 116C-89

    9歳の女児。右側顎関節雑音を主訴として来院した。
    1年前から右側顎関節部の開口時のクリック音を自覚するようになったという。
    咀嚼筋に圧痛はなく、最大開口量は45mmである。初診時の口腔内写真(別冊No.37A)と両側顎関節部MRI (別冊No.37B)を別に示す。

    まず行うのはどれか。1つ選べ。

    a 咬合調整
    b 矯正歯科治療
    c NSAIDsの投与
    d スプリント療法
    e セルフケアの指導

    初診時の口腔内写真と両側顎関節部MRI

    73.5%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:116C-21

55歳の男性。舌と頰粘膜の疼痛を主訴として来院した。
1か月前に口唇の腫脹、出血および前腕部の皮疹に気付き、かかりつけ歯科医で副腎皮質ステロイド軟膏の処方を受けていたが、徐々に顔面、口腔内および四肢に水庖とびらんが拡大したという。
初診時の顔貌写真(別冊No.2A)、口腔内写真(別冊No.2B)及び前腕皮膚の写真(別冊No.2C)を別に示す。
血液検査結果を表に示す。

血液検査結果

考えられるのはどれか。1つ選べ。

a GVHD
b 帯状疱疹
c 類天疱瘡
d 尋常性天疱瘡
e Stevens-Johnson症候群

顔貌写真、口腔内写真

前腕皮膚の写真

正解:D
正答率:93.9%
問題番号:116C-24

右側顎下腺摘出術を受けた患者の術後の下唇運動時の写真(別冊No.4)を別に示す。

障害されているのはどれか。1つ選べ。

a 舌神経
b 顔面神経
c 舌下神経
d 大耳介神経
e オトガイ神経

術後の下唇運動時の写真

 

正解:B
正答率:98.9%
問題番号:116C-33

巨舌を認めるのはどれか。3つ選べ。

a 先端巨大症
b Down症候群
c Robinシークエンス
d 第一第二鰓弓症候群
e Beckwith-Wiedemann症候群

 

正解:ABE
正答率:95.6%
問題番号:116C-34

38歳の女性。かかりつけ歯科医のエックス線検査で下顎右側犬歯部の異常を指摘され、精査を勧められ来院した。
K*に打診痛と動揺はなく、歯肉に炎症所見はない。
歯髄電気診で生活反応を示した。
初診時の口内法エックス線画像(別冊No.10A)、パノラマエックス線画像(別冊No.10B)、歯科用コーンビームCT(別冊No.10C)及び摘出物のΗ-E染色病理組織像(別冊No.10D)を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。

a 線維性異形成症
b セメント芽細胞腫
c 腺腫様歯原性腫瘍
d 石灰化上皮性歯原性腫瘍
e セメント質骨形成線維腫

口内法エックス線画像、パノラマエックス線画像

歯科用コーンビームCT及び摘出物のΗ-E染色病理組織像

正解:E
正答率:79.1%
問題番号:116C-38

口腔粘膜や皮膚の色素沈着が家族性に生じるのはどれか。2つ選べ。

a Behçet病
b 白色海綿状母斑
c Peutz-Jeghers症候群
d Sturge-Weber症候群
e von Recklinghausen病

正解:CE
正答率:91.5%
問題番号:116C-39

46歳の男性。開口障害を主訴として来院した。
3日前に他院で下顎右側第二大臼歯の抜去後から次第に疼痛と腫脹が増大し、昨日から開口しにくくなってきたという。
体温は38.3℃で、嚥下痛がある。診察の結果、口腔外から切開排膿することとした。
初診時のエックス線画像(別冊No.12A)、造影CT(別冊No.12B)及び切開部位の模式図(別冊No.12C)を別に示す。血液検査の結果を表に示す。

血液検査の結果

適切な切開部位はどれか。2つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

エックス線画像、造影CT

切開部位の模式図

正解:DE
正答率:81.1%
問題番号:116C-44

リンパ節腫脹の原因として考えられるのはどれか。すべて選べ。

a 結核
b 癌の転移
c 悪性リンパ腫
d 伝染性単核球症
e サルコイドーシス

正解:ABCDE
正答率:56.6%
問題番号:116C-48

閉塞型睡眠時無呼吸症患者にみられるのはどれか。4つ選べ。

a 中途覚醒
b 起床時頭痛
c 日中の傾眠
d 構音機能の低下
e 睡眠中のいびき

正解:ABCE
正答率:98.4%
問題番号:116C-57

80歳の女性。2年ぶりに上顎残根上全部床義歯装着後の定期検診で来院した。
G"付近の粘膜の口腔内写真(別冊No.22A)、ガーゼで粘膜を拭った後の口腔内写真(別冊No.22B)及び使用中の義歯の写真(別冊No.22C)を別に示す。

最初に行う対応はどれか。1つ選べ。

a 生検
b 経過観察
c 抗菌薬投与
d 義歯の清掃指導
e 副腎皮質ステロイド軟膏の塗布

口腔内写真、ガーゼで粘膜を拭った後の口腔内写真

使用中の義歯の写真

 

正解:D
正答率:97.9%
問題番号:116C-59

67歳の女性。下顎左側智歯部の腫脹を主訴として来院した。
半年前から自覚していたが、疼痛がないためそのままにしていたという。
触診で軽度の圧痛を認める。
初診時の口腔内写真(別冊No.23A)、エックス線画像(別冊No.23B)、CT(別冊No.23C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.23D)を別に示す。

診断名はどれか。1つ選べ。

a 含歯性囊胞
b エナメル上皮腫
c 歯原性角化囊胞
d 腺性歯原性囊胞
e 動脈瘤様骨囊胞

口腔内写真、エックス線画像

CT

Η-E染色病理組織像

正解:A
正答率:62.3%
問題番号:116C-60

Turner症候群の特徴として正しいのはどれか。3つ選べ。

a 高身長
b 小顎症
c 知的障害
d 先天性心疾患
e 第二次性徴の発現不全

正解:BDE
正答率:48.5%
問題番号:116C-68

ハイドロコロイド材で創面を被覆する目的はどれか。3つ選べ。

a 止血
b 乾燥防止
c 殺菌作用
d 再生上皮の保護
e 瘢痕形成の抑制

正解:BDE
正答率:71.8%
問題番号:116C-69

75歳の女性。上顎左側第一大臼歯の動揺を主訴として来院した。
1か月前から徐々に動揺してきたという。
頸部に腫大したリンパ節は触れない。
初診時の口腔内写真(別冊No.26A)、エックス線画像(別冊No.26B)、CT(別冊No.26C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.26D)を別に示す。

適切な治療はどれか。1つ選べ。

a 抜歯
b 化学療法
c 抗菌薬投与
d 上顎部分切除
e レーザー照射

口腔内写真、エックス線画像

CT

生検時のΗ-E染色病理組織像

正解:D
正答率:98.1%
問題番号:116C-73

抜歯後にアモキシシリン水和物とロキソプロフェンナトリウム水和物を投与したところ、3日目に38.5℃の発熱、全身倦怠感、口唇の水庖とびらん及び皮膚に結節性紅斑が現れた。

誘因を特定するための検査はどれか。3つ選べ。

a HLA検査
b 蛍光抗体直接法
c プリックテスト
d リンパ球刺激試験
e 好塩基球活性化試験

 

正解:CDE
正答率:31.4%
問題番号:116C-84

肝臓の解毒能力を評価するのはどれか。1つ選べ。

a レノグラム
b ACTH試験
c 色素排泄試験
d フロセミド負荷試験
e クレアチニンクリアランス

正解:C
正答率:47.9%
問題番号:116C-89

9歳の女児。右側顎関節雑音を主訴として来院した。
1年前から右側顎関節部の開口時のクリック音を自覚するようになったという。
咀嚼筋に圧痛はなく、最大開口量は45mmである。初診時の口腔内写真(別冊No.37A)と両側顎関節部MRI (別冊No.37B)を別に示す。

まず行うのはどれか。1つ選べ。

a 咬合調整
b 矯正歯科治療
c NSAIDsの投与
d スプリント療法
e セルフケアの指導

初診時の口腔内写真と両側顎関節部MRI

正解:E
正答率:73.5%

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