歯科医師国家試験 過去問題

疫学とその応用

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 108C-127

    小学校のクラス(50名)における「一人当たりのDMF歯の合計」の度数分布表を示す。

    「一人当たりのDMF歯の合計」の度数分布表

    「DMF歯の合計」の基本統計量の関係で正しいのはどれか。1つ選べ。

    a 平均値 > 最頻値 > 中央値
    b 平均値 > 中央値 > 最頻値
    c 最頻値 > 中央値 > 平均値
    d 最頻値 > 平均値 > 中央値
    e 中央値 > 平均値 > 最頻値
    f 中央値 > 最頻値 > 平均値

    49.8%
  3. 108D-53

    フッ化物洗口法を実施しているA小学校と実施していないB小学校における1年時と6年時の1人平均DMF歯数を図に示す。

    1年時と6年時の1人平均DMF歯数

    フッ化物洗口法による齲蝕抑制率を求めよ。ただし、小数点以下第1位を四捨五入すること。

    解答

     ①    ②
     0      0
     1      1
     2      2
     3      3
     4      4
     5      5
     6      6
     7      7
     8      8
     9      9

    79.3%
  4. 109A-108

    OHI記録の一部を表に示す。

    OHI記録の一部表

    OHI-Sの値はどれか。1つ選べ。

    a 2.0
    b 2.5
    c 3.0
    d 3.5
    e 4.0

    69.5%
  5. 109D-53

    中学校1年生100名の学校歯科健康診断の集計結果を表に示す。

    学校歯科健康診断の集計結果

    DMF歯率を求めよ。
    ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。

    解答

    ①     ②
     0       0
     1       1
     2       2
     3       3
     4       4 
     5       5
     6       6
     7       7
     8       8
     9       9

    48.6%
  6. 110C-59

    A小学校で2001〜2015年の間、全児童を対象に実施した齲蝕予防事業の評価結果を表に示す。この結果からでは、本事業に齲蝕予防効果があったと言えない。

    A小学校で2001〜2015年の間、全児童を対象に実施した齲蝕予防事業の評価結果

    その理由はどれか。1つ選べ。

    a 児童数が同じでない。
    b ランダム化比較試験でない。
    c DMF歯数(平均値)の差が小さい。
    d 齲蝕のない児童の割合が分からない。
    e 事業を実施していない他校のデータがない。

    56.5%
  7. 110C-65

    ある地域の3歳児を対象として症例対照研究による乳歯齲蝕要因調査を行った。
    結果を表に示す。

    ある地域の3歳児を対象として症例対照研究による乳歯齲蝕要因調査結果

    最も優先すべき対策はどれか。1つ選べ。

    a 仕上げ磨きの指導
    b スポーツドリンクの摂取制限
    c 祖父母への保健指導
    d 間食の規則的摂取の指導
    e 哺乳瓶の使用法の指導

    85.1%
  8. 110C-110

    施設入所高齢者を2群に分け、介入群に対しては専門的口腔ケアを実施し、対照群には従前の口腔ケアを実施した。その結果を表に示す。

    従前の口腔ケアを実施した結果

    介入群の対照群に対する肺炎発症の相対危険度を求めよ。ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。

    回答

     ①  ②
     0  0
     1  1
     2  2
     3  3
     4  4
     5  5
     6  6
     7  7
     8  8
     9  9

    73.8%
  9. 111B-21

    リスク因子の解析で、コホート研究に比べて患者対照研究が適しているのはどれか。1つ選べ。

    a 齲蝕
    b 舌癌
    c 歯周炎
    d 歯肉炎
    e 歯の喪失

     

    87.3%
  10. 111C-90

    喫煙者1,000人と非喫煙者1,000人を10年間追跡調査した結果、喫煙群から24人肺癌が発生した。
    この研究での喫煙の肺癌に対する寄与危険度は0.016であった。
    喫煙の肺癌に対する相対危険度を求めよ。

    ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。

    解答

     ① ②
     0 0
     1 1
     2 2
     3 3
     4 4
     5 5
     6 6
     7 7
     8 8
     9 9

    71.2%
  11. 111D-36

    フッ化物洗口の齲蝕抑制効果を調べるため、フッ化物洗口を介入実施したA小学校と実施しなかったB小学校の齲蝕発生状況を5年間追跡調査した。

    この研究の方法はどれか。1つ選べ。

    a 患者対照研究
    b 前向きコホート研究
    c ランダム化比較試験
    d 後ろ向きコホート研究
    e 非ランダム化比較試験

    17.8%
  12. 111D-89

    小学校6年生に歯の検査を行った結果の一部を表に示す。

    歯の検査を行った結果の一部

    この集団のDMFT指数を求めよ。
    ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。

    解答1
     ① ②
     0 0
     1 1
     2 2
     3 3
     4 4
     5 5
     6 6
     7 7
     8 8
     9 9

    68.2%
  13. 112A-29

    24歳の男性。CFIの検査結果を表に示す。

    CFIの検査結果
    この被検者の値はどれか。1つ選べ。

    a 0.5
    b 1
    c 2
    d 3
    e 4

    24.4%
  14. 112C-43

    ICDASについて正しいのはどれか。1つ選べ。

    a WHOの齲蝕診査基準である。
    b 鋭利な探針で齲蝕の深さを測定する。
    c 唾液検査により齲蝕活動性を評価する。
    d レーザー光照射で齲蝕の進行状態を測定する。
    e 歯面乾燥後に肉眼で初期脱灰病変を鑑別する。

    27.0%
  15. 112C-48

    DAIの診査項目に含まれるのはどれか。2つ選べ。

    a 臼歯部の開咬
    b 切歯部の叢生
    c 前歯部の開咬
    d 臼歯部の交叉咬合
    e 大臼歯部の欠損歯数

    36.8%
  16. 113A-38

    前向きコホート研究と比べた後向きコホート研究の利点はどれか。2つ選べ。

    a 結果の信頼性が高い。
    b 労力が少なくてすむ。
    c 研究に要する期間が短い。
    d 交絡因子の影響が少ない。
    e 調査対象者が少なくてよい。

    82.1%
  17. 113C-89

    歯周炎の認められない集団を10年間追跡調査し、得られた結果を喫煙者と非喫煙者に分けて表に示す。

    喫煙者と非喫煙者調査表

    喫煙の歯周炎発症に対する寄与危険度を求めよ。
    ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第3位を四捨五入すること。

    解答
     ① ②
     0 0
     1 1
     2 2
     3 3
     4 4
     5 5
     6 6
     7 7
     8 8
     9 9

    80.9%
  18. 113D-30

    データの種類における順序尺度はどれか。2つ選べ。

    a CPI
    b 性別
    c 年齢
    d 現在歯数
    e 要介護度

    39.3%
  19. 114A-89

    5歳の男児。ブラッシング指導を希望して保護者と来院した。
    初診時の歯垢染色後の口腔内写真(別冊No.39A)とその結果のチャート(別冊No.39B)を別に示す。

    O’LearyのPCRを求めよ。

    ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。

    解答

    ①    ②
     0     0
     1     1
     2     2
     3     3
     4     4
     5     5
     6     6
     7     7
     8     8
     9     9

    歯垢染色後の口腔内写真とその結果のチャート

    92.3%
  20. 114B-37

    疫学調査において第3の因子が曝露と疾病発生の両者に関係することにより、曝露因子と疾病発生量との関連が歪められる現象はどれか。1つ選べ。

    a 交絡
    b 偽陽性
    c 因果の逆転
    d 情報バイアス
    e 選択バイアス

    77.1%
  21. 114B-40

    ICDASコードで、肉眼では実質欠損を認めないが、歯面乾燥後にエナメル質の白濁化を認めるのはどれか。1つ選べ。

    a コード0
    b コード1
    c コード2
    d コード3
    e コード4

    92.6%
  22. 114C-88

    ある地域の健常高齢者を対象に、現在歯数が健康寿命に及ぼす影響を調査することとした。

    この調査に適した研究方法はどれか。1つ選べ。

    a 横断研究
    b 介入研究
    c コホート研究
    d 症例対照研究
    e 生態学的研究

    63.7%
  23. 114D-52

    不正咬合を評価する指標はどれか。2つ選べ。

    a CFI
    b PDI
    c DAI
    d PHP
    e PAR Index

    84.6%
  24. 115A-56

    ある年度の都道府県別のフッ化物洗口事業実施率と学校保健統計調査による12歳児DMFTとの関連性を調べた。

    この研究方法はどれか1つ選べ。

    a 介入研究
    b 症例対照研究
    c 生態学的研究
    d 前向きコホート研究
    e 後ろ向きコホート研究

    26.7%
  25. 115C-27

    同種の薬効を持つ医薬品について、死亡率の改善にかかる費用を比較するのはどれか。1つ選べ。

    a 費用分析
    b 費用効果分析
    c 費用効用分析
    d 費用便益分析
    e 費用最小化分析

    53.1%
  26. 115C-90

    ある地域住民100名を対象として歯のフッ素症の調査を実施した結果を表に示す。

    歯のフッ素症の調査を実施した結果表

    この地域のCFIを求めよ。

    ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。

    解答1.2
     ① ②
     0 0
     1 1
     2 2
     3 3
     4 4
     5 5
     6 6
     7 7
     8 8
     9 9

    0.0%
  27. 116A-90

    ある調査で歯周病患者100名と性・年齢をマッチングした健常者110名のうち、喫煙者はそれぞれ20名と10名であった。
    喫煙の歯周病に対するオッズ比を求めよ。

    ただし、小数点以下第2位の数値が得られた場合には、四捨五入すること。

    解答
     ① ②
     0 0
     1 1
     2 2
     3 3
     4 4
     5 5
     6 6
     7 7
     8 8
     9 9

    83.8%
  28. 116C-88

    正規分布で平均値±1標準偏差の範囲に入る確率はどれか。1つ選べ。

    a 55%
    b 68%
    c 75%
    d 86%
    e 95%

    66.4%
  29. 117A-23

    集団の代表値に平均値を用いることができるのはどれか。2つ選べ。

    a 性別
    b 年齢
    c 血液型
    d 要介護度
    e DMF歯数

    76.2%
  30. 117D-59

    O’LearyのPCRについて正しいのはどれか。2つ選べ。

    a 代表歯を評価する。
    b 分母は歯数とする。
    c 歯垢染め出し液を用いる。
    d プラークの厚さを評価する。
    e 歯頸部のプラークを評価する。

    90.7%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:108C-127

小学校のクラス(50名)における「一人当たりのDMF歯の合計」の度数分布表を示す。

「一人当たりのDMF歯の合計」の度数分布表

「DMF歯の合計」の基本統計量の関係で正しいのはどれか。1つ選べ。

a 平均値 > 最頻値 > 中央値
b 平均値 > 中央値 > 最頻値
c 最頻値 > 中央値 > 平均値
d 最頻値 > 平均値 > 中央値
e 中央値 > 平均値 > 最頻値
f 中央値 > 最頻値 > 平均値

正解:E
正答率:49.8%
問題番号:108D-53

フッ化物洗口法を実施しているA小学校と実施していないB小学校における1年時と6年時の1人平均DMF歯数を図に示す。

1年時と6年時の1人平均DMF歯数

フッ化物洗口法による齲蝕抑制率を求めよ。ただし、小数点以下第1位を四捨五入すること。

解答

 ①    ②
 0      0
 1      1
 2      2
 3      3
 4      4
 5      5
 6      6
 7      7
 8      8
 9      9

正解:43
正答率:79.3%
問題番号:109A-108

OHI記録の一部を表に示す。

OHI記録の一部表

OHI-Sの値はどれか。1つ選べ。

a 2.0
b 2.5
c 3.0
d 3.5
e 4.0

正解:D
正答率:69.5%
問題番号:109D-53

中学校1年生100名の学校歯科健康診断の集計結果を表に示す。

学校歯科健康診断の集計結果

DMF歯率を求めよ。
ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。

解答

①     ②
 0       0
 1       1
 2       2
 3       3
 4       4 
 5       5
 6       6
 7       7
 8       8
 9       9

正解:74
正答率:48.6%
問題番号:110C-59

A小学校で2001〜2015年の間、全児童を対象に実施した齲蝕予防事業の評価結果を表に示す。この結果からでは、本事業に齲蝕予防効果があったと言えない。

A小学校で2001〜2015年の間、全児童を対象に実施した齲蝕予防事業の評価結果

その理由はどれか。1つ選べ。

a 児童数が同じでない。
b ランダム化比較試験でない。
c DMF歯数(平均値)の差が小さい。
d 齲蝕のない児童の割合が分からない。
e 事業を実施していない他校のデータがない。

正解:E
正答率:56.5%
問題番号:110C-65

ある地域の3歳児を対象として症例対照研究による乳歯齲蝕要因調査を行った。
結果を表に示す。

ある地域の3歳児を対象として症例対照研究による乳歯齲蝕要因調査結果

最も優先すべき対策はどれか。1つ選べ。

a 仕上げ磨きの指導
b スポーツドリンクの摂取制限
c 祖父母への保健指導
d 間食の規則的摂取の指導
e 哺乳瓶の使用法の指導

正解:D
正答率:85.1%
問題番号:110C-110

施設入所高齢者を2群に分け、介入群に対しては専門的口腔ケアを実施し、対照群には従前の口腔ケアを実施した。その結果を表に示す。

従前の口腔ケアを実施した結果

介入群の対照群に対する肺炎発症の相対危険度を求めよ。ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。

回答

 ①  ②
 0  0
 1  1
 2  2
 3  3
 4  4
 5  5
 6  6
 7  7
 8  8
 9  9

正解:06
正答率:73.8%
問題番号:111B-21

リスク因子の解析で、コホート研究に比べて患者対照研究が適しているのはどれか。1つ選べ。

a 齲蝕
b 舌癌
c 歯周炎
d 歯肉炎
e 歯の喪失

 

正解:B
正答率:87.3%
問題番号:111C-90

喫煙者1,000人と非喫煙者1,000人を10年間追跡調査した結果、喫煙群から24人肺癌が発生した。
この研究での喫煙の肺癌に対する寄与危険度は0.016であった。
喫煙の肺癌に対する相対危険度を求めよ。

ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。

解答

 ① ②
 0 0
 1 1
 2 2
 3 3
 4 4
 5 5
 6 6
 7 7
 8 8
 9 9

正解:30
正答率:71.2%
問題番号:111D-36

フッ化物洗口の齲蝕抑制効果を調べるため、フッ化物洗口を介入実施したA小学校と実施しなかったB小学校の齲蝕発生状況を5年間追跡調査した。

この研究の方法はどれか。1つ選べ。

a 患者対照研究
b 前向きコホート研究
c ランダム化比較試験
d 後ろ向きコホート研究
e 非ランダム化比較試験

正解:E
正答率:17.8%
問題番号:111D-89

小学校6年生に歯の検査を行った結果の一部を表に示す。

歯の検査を行った結果の一部

この集団のDMFT指数を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。

解答1
 ① ②
 0 0
 1 1
 2 2
 3 3
 4 4
 5 5
 6 6
 7 7
 8 8
 9 9

正解:24
正答率:68.2%
問題番号:112A-29

24歳の男性。CFIの検査結果を表に示す。

CFIの検査結果
この被検者の値はどれか。1つ選べ。

a 0.5
b 1
c 2
d 3
e 4

正解:D
正答率:24.4%
問題番号:112C-43

ICDASについて正しいのはどれか。1つ選べ。

a WHOの齲蝕診査基準である。
b 鋭利な探針で齲蝕の深さを測定する。
c 唾液検査により齲蝕活動性を評価する。
d レーザー光照射で齲蝕の進行状態を測定する。
e 歯面乾燥後に肉眼で初期脱灰病変を鑑別する。

正解:E
正答率:27.0%
問題番号:112C-48

DAIの診査項目に含まれるのはどれか。2つ選べ。

a 臼歯部の開咬
b 切歯部の叢生
c 前歯部の開咬
d 臼歯部の交叉咬合
e 大臼歯部の欠損歯数

正解:BC
正答率:36.8%
問題番号:113A-38

前向きコホート研究と比べた後向きコホート研究の利点はどれか。2つ選べ。

a 結果の信頼性が高い。
b 労力が少なくてすむ。
c 研究に要する期間が短い。
d 交絡因子の影響が少ない。
e 調査対象者が少なくてよい。

正解:BC
正答率:82.1%
問題番号:113C-89

歯周炎の認められない集団を10年間追跡調査し、得られた結果を喫煙者と非喫煙者に分けて表に示す。

喫煙者と非喫煙者調査表

喫煙の歯周炎発症に対する寄与危険度を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第3位を四捨五入すること。

解答
 ① ②
 0 0
 1 1
 2 2
 3 3
 4 4
 5 5
 6 6
 7 7
 8 8
 9 9

正解:22
正答率:80.9%
問題番号:113D-30

データの種類における順序尺度はどれか。2つ選べ。

a CPI
b 性別
c 年齢
d 現在歯数
e 要介護度

正解:AE
正答率:39.3%
問題番号:114A-89

5歳の男児。ブラッシング指導を希望して保護者と来院した。
初診時の歯垢染色後の口腔内写真(別冊No.39A)とその結果のチャート(別冊No.39B)を別に示す。

O’LearyのPCRを求めよ。

ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。

解答

①    ②
 0     0
 1     1
 2     2
 3     3
 4     4
 5     5
 6     6
 7     7
 8     8
 9     9

歯垢染色後の口腔内写真とその結果のチャート

正解:50
正答率:92.3%
問題番号:114B-37

疫学調査において第3の因子が曝露と疾病発生の両者に関係することにより、曝露因子と疾病発生量との関連が歪められる現象はどれか。1つ選べ。

a 交絡
b 偽陽性
c 因果の逆転
d 情報バイアス
e 選択バイアス

正解:A
正答率:77.1%
問題番号:114B-40

ICDASコードで、肉眼では実質欠損を認めないが、歯面乾燥後にエナメル質の白濁化を認めるのはどれか。1つ選べ。

a コード0
b コード1
c コード2
d コード3
e コード4

正解:B
正答率:92.6%
問題番号:114C-88

ある地域の健常高齢者を対象に、現在歯数が健康寿命に及ぼす影響を調査することとした。

この調査に適した研究方法はどれか。1つ選べ。

a 横断研究
b 介入研究
c コホート研究
d 症例対照研究
e 生態学的研究

正解:C
正答率:63.7%
問題番号:114D-52

不正咬合を評価する指標はどれか。2つ選べ。

a CFI
b PDI
c DAI
d PHP
e PAR Index

正解:CE
正答率:84.6%
問題番号:115A-56

ある年度の都道府県別のフッ化物洗口事業実施率と学校保健統計調査による12歳児DMFTとの関連性を調べた。

この研究方法はどれか1つ選べ。

a 介入研究
b 症例対照研究
c 生態学的研究
d 前向きコホート研究
e 後ろ向きコホート研究

正解:C
正答率:26.7%
問題番号:115C-27

同種の薬効を持つ医薬品について、死亡率の改善にかかる費用を比較するのはどれか。1つ選べ。

a 費用分析
b 費用効果分析
c 費用効用分析
d 費用便益分析
e 費用最小化分析

正解:B
正答率:53.1%
問題番号:115C-90

ある地域住民100名を対象として歯のフッ素症の調査を実施した結果を表に示す。

歯のフッ素症の調査を実施した結果表

この地域のCFIを求めよ。

ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。

解答1.2
 ① ②
 0 0
 1 1
 2 2
 3 3
 4 4
 5 5
 6 6
 7 7
 8 8
 9 9

正解:(解答なし)
正答率:0.0%
問題番号:116A-90

ある調査で歯周病患者100名と性・年齢をマッチングした健常者110名のうち、喫煙者はそれぞれ20名と10名であった。
喫煙の歯周病に対するオッズ比を求めよ。

ただし、小数点以下第2位の数値が得られた場合には、四捨五入すること。

解答
 ① ②
 0 0
 1 1
 2 2
 3 3
 4 4
 5 5
 6 6
 7 7
 8 8
 9 9

正解:2.5
正答率:83.8%
問題番号:116C-88

正規分布で平均値±1標準偏差の範囲に入る確率はどれか。1つ選べ。

a 55%
b 68%
c 75%
d 86%
e 95%

正解:B
正答率:66.4%
問題番号:117A-23

集団の代表値に平均値を用いることができるのはどれか。2つ選べ。

a 性別
b 年齢
c 血液型
d 要介護度
e DMF歯数

正解:BE
正答率:76.2%
問題番号:117D-59

O’LearyのPCRについて正しいのはどれか。2つ選べ。

a 代表歯を評価する。
b 分母は歯数とする。
c 歯垢染め出し液を用いる。
d プラークの厚さを評価する。
e 歯頸部のプラークを評価する。

正解:CE
正答率:90.7%