歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 衛生

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 111D-22

    国民健康・栄養調査における成人の調査結果の年次推移を図に示す。

    国民健康・栄養調査における成人の調査結果の年次推移

    ウはどれか。1つ選べ。
    ただし、ア〜オはa〜eのいずれかに該当する。

    a 運動習慣のある者の割合
    b 朝食を欠食している者の割合
    c やせの者(BMI<18.5)の割合
    d 習慣的に喫煙している者の割合
    e 20本以上の歯を有する者の割合

    62.2%
  3. 111D-23

    客観的咀嚼能力検査に用いられるのはどれか。2つ選べ。

    a 豆腐
    b するめ
    c グミゼリー
    d ピーナッツ
    e マシュマロ

    92.6%
  4. 111D-24

    法律に基づく食事摂取基準で正しいのはどれか。4つ選べ。

    a 根拠法は健康増進法である。
    b 健康な個人と集団に活用できる。
    c 生活習慣病の予防を目的とする。
    d 各栄養素の摂取基準が示されている。
    e 基準値は20歳の値をもとに示されている。

    77.1%
  5. 111D-26

    大規模流行した感染症の発生地域と時期を図に示す。

    感染症の発生地域と時期

    流行した感染症はどれか。1つ選べ。

    a ジカ熱
    b デング熱
    c マラリア
    d エボラ出血熱
    e 鳥インフルエンザ(H5N1)

    48.4%
  6. 111D-28

    地球温暖化に最も影響している大気成分の濃度に近いのはどれか。1つ選べ。

    a 0.04%
    b 0.1%
    c 0.93%
    d 4%
    e 21%

    53.5%
  7. 111D-32

    歯科医療機関で禁煙指導・支援を行う理由はどれか。2つ選べ。

    a 患者の体調管理が行える。
    b 禁煙補助薬を処方できる。
    c 口腔内状態から喫煙状況が把握できる。
    d 喫煙をリスク因子とする口腔疾患がある。
    e 医療施設内での喫煙は法律で禁止されている。

    89.2%
  8. 111D-36

    フッ化物洗口の齲蝕抑制効果を調べるため、フッ化物洗口を介入実施したA小学校と実施しなかったB小学校の齲蝕発生状況を5年間追跡調査した。

    この研究の方法はどれか。1つ選べ。

    a 患者対照研究
    b 前向きコホート研究
    c ランダム化比較試験
    d 後ろ向きコホート研究
    e 非ランダム化比較試験

    17.8%
  9. 111D-40

    摂食嚥下の5期モデルで下顎の側方偏位を伴うのはどれか。1つ選べ。

    a 先行期
    b 準備期
    c 口腔期
    d 咽頭期
    e 食道期

    89.5%
  10. 111D-45

    片側遊離端義歯を使用中の患者で、最後方支台歯遠心の歯根面が露出し、プラークが多量に蓄積している。

    口腔管理として適切なのはどれか。2つ選べ。

    a 義歯使用の中止
    b 歯間刺激子の使用
    c フッ化物歯面塗布
    d タフトブラシの使用
    e 毛束の硬い歯ブラシの使用

    68.0%
  11. 111D-52

    摂食嚥下障害がある患者の口腔衛生管理で適切なのはどれか。2つ選べ。

    a 頸部前屈位で行う。
    b 含嗽は一気に素早く行う。
    c 含糖食品の摂取を制限する。
    d 吸引付き歯ブラシを使用する。
    e 非経口摂取者の歯磨きは不要である。

    84.6%
  12. 111D-57

    低値で齲蝕ハイリスクと判定するのはどれか。2つ選べ。

    a DMF歯数
    b 唾液分泌量
    c ショ糖摂取頻度
    d フッ化物応用頻度
    e プラーク細菌の酸産生量

    97.5%
  13. 111D-76

    48歳の男性。食事摂取の困難を主訴として来院した。
    脳性麻痺の既往があり、自立歩行はできない。
    ある訓練を実施することとした。
    訓練時の写真(別冊No.22)を別に示す。

    改善が期待できるのはどれか。2つ選べ。

    a 舌圧
    b 嚥下反射
    c 食塊形成能
    d 口唇閉鎖機能
    e 鼻咽腔閉鎖機能

    訓練時の写真(別冊No.22)

    87.9%
  14. 111D-85

    79歳の男性。食事摂取の困難を主訴として来院した。
    水でむせやすくなり、食事時間が長くなってきたという。
    嚥下反射の惹起は良好である。
    米飯摂取後の嚥下内視鏡検査の画像(別冊No.31)を別に示す。

    この状態を改善させるのはどれか。1つ選べ。

    a 頸部回旋
    b 頸部伸展
    c 息こらえ嚥下
    d 嚥下の意識化
    e 体幹角度調整

    嚥下内視鏡検査の画像(別冊No.31)

    47.6%
  15. 111D-89

    小学校6年生に歯の検査を行った結果の一部を表に示す。

    歯の検査を行った結果の一部

    この集団のDMFT指数を求めよ。
    ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。

    解答1
     ① ②
     0 0
     1 1
     2 2
     3 3
     4 4
     5 5
     6 6
     7 7
     8 8
     9 9

    68.2%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:111D-22

国民健康・栄養調査における成人の調査結果の年次推移を図に示す。

国民健康・栄養調査における成人の調査結果の年次推移

ウはどれか。1つ選べ。
ただし、ア〜オはa〜eのいずれかに該当する。

a 運動習慣のある者の割合
b 朝食を欠食している者の割合
c やせの者(BMI<18.5)の割合
d 習慣的に喫煙している者の割合
e 20本以上の歯を有する者の割合

正解:D
正答率:62.2%
問題番号:111D-23

客観的咀嚼能力検査に用いられるのはどれか。2つ選べ。

a 豆腐
b するめ
c グミゼリー
d ピーナッツ
e マシュマロ

正解:CD
正答率:92.6%
問題番号:111D-24

法律に基づく食事摂取基準で正しいのはどれか。4つ選べ。

a 根拠法は健康増進法である。
b 健康な個人と集団に活用できる。
c 生活習慣病の予防を目的とする。
d 各栄養素の摂取基準が示されている。
e 基準値は20歳の値をもとに示されている。

正解:ABCD
正答率:77.1%
問題番号:111D-26

大規模流行した感染症の発生地域と時期を図に示す。

感染症の発生地域と時期

流行した感染症はどれか。1つ選べ。

a ジカ熱
b デング熱
c マラリア
d エボラ出血熱
e 鳥インフルエンザ(H5N1)

正解:D
正答率:48.4%
問題番号:111D-28

地球温暖化に最も影響している大気成分の濃度に近いのはどれか。1つ選べ。

a 0.04%
b 0.1%
c 0.93%
d 4%
e 21%

正解:A
正答率:53.5%
問題番号:111D-32

歯科医療機関で禁煙指導・支援を行う理由はどれか。2つ選べ。

a 患者の体調管理が行える。
b 禁煙補助薬を処方できる。
c 口腔内状態から喫煙状況が把握できる。
d 喫煙をリスク因子とする口腔疾患がある。
e 医療施設内での喫煙は法律で禁止されている。

正解:CD
正答率:89.2%
問題番号:111D-36

フッ化物洗口の齲蝕抑制効果を調べるため、フッ化物洗口を介入実施したA小学校と実施しなかったB小学校の齲蝕発生状況を5年間追跡調査した。

この研究の方法はどれか。1つ選べ。

a 患者対照研究
b 前向きコホート研究
c ランダム化比較試験
d 後ろ向きコホート研究
e 非ランダム化比較試験

正解:E
正答率:17.8%
問題番号:111D-40

摂食嚥下の5期モデルで下顎の側方偏位を伴うのはどれか。1つ選べ。

a 先行期
b 準備期
c 口腔期
d 咽頭期
e 食道期

正解:B
正答率:89.5%
問題番号:111D-45

片側遊離端義歯を使用中の患者で、最後方支台歯遠心の歯根面が露出し、プラークが多量に蓄積している。

口腔管理として適切なのはどれか。2つ選べ。

a 義歯使用の中止
b 歯間刺激子の使用
c フッ化物歯面塗布
d タフトブラシの使用
e 毛束の硬い歯ブラシの使用

正解:CD
正答率:68.0%
問題番号:111D-52

摂食嚥下障害がある患者の口腔衛生管理で適切なのはどれか。2つ選べ。

a 頸部前屈位で行う。
b 含嗽は一気に素早く行う。
c 含糖食品の摂取を制限する。
d 吸引付き歯ブラシを使用する。
e 非経口摂取者の歯磨きは不要である。

正解:AD
正答率:84.6%
問題番号:111D-57

低値で齲蝕ハイリスクと判定するのはどれか。2つ選べ。

a DMF歯数
b 唾液分泌量
c ショ糖摂取頻度
d フッ化物応用頻度
e プラーク細菌の酸産生量

正解:BD
正答率:97.5%
問題番号:111D-76

48歳の男性。食事摂取の困難を主訴として来院した。
脳性麻痺の既往があり、自立歩行はできない。
ある訓練を実施することとした。
訓練時の写真(別冊No.22)を別に示す。

改善が期待できるのはどれか。2つ選べ。

a 舌圧
b 嚥下反射
c 食塊形成能
d 口唇閉鎖機能
e 鼻咽腔閉鎖機能

訓練時の写真(別冊No.22)

正解:DE
正答率:87.9%
問題番号:111D-85

79歳の男性。食事摂取の困難を主訴として来院した。
水でむせやすくなり、食事時間が長くなってきたという。
嚥下反射の惹起は良好である。
米飯摂取後の嚥下内視鏡検査の画像(別冊No.31)を別に示す。

この状態を改善させるのはどれか。1つ選べ。

a 頸部回旋
b 頸部伸展
c 息こらえ嚥下
d 嚥下の意識化
e 体幹角度調整

嚥下内視鏡検査の画像(別冊No.31)

正解:A
正答率:47.6%
問題番号:111D-89

小学校6年生に歯の検査を行った結果の一部を表に示す。

歯の検査を行った結果の一部

この集団のDMFT指数を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。

解答1
 ① ②
 0 0
 1 1
 2 2
 3 3
 4 4
 5 5
 6 6
 7 7
 8 8
 9 9

正解:24
正答率:68.2%

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