過去問題目次
15歳の女子。上下顎前歯部の審美性の改善を希望して来院した。Arch length discrepancyは-3mmで、anterior ratioは82% (標準値78%)である。
上下顎にマルチブラケット装置を用いて矯正治療を行うこととした。
初診時の顔面写真(別冊No.3A)、口腔内写真(別冊No.3B)及びエックス線写真(別冊No.3C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。
適切な治療方針はどれか。2つ選べ。
a B¤Bの抜歯
b LªLの抜歯
c #Bの歯冠修復
d #Bの抜歯と欠損補綴
e 下顎前歯のストリッピング
8歳の男児。咬み合わせの違和感を主訴として来院した。初診時の切端咬合位と咬頭嵌合位の口腔内写真(別冊No.9)を別に示す。
下顎中切歯に生じやすいのはどれか。2つ選べ。
a 陥入
b 動揺
c 捻転
d 変色
e 唇側傾斜
22歳の女性。口唇の突出感を主訴として来院した。Arch length discrepancyは-1mmである。
初診時の顔面写真(別冊No.12A)と口腔内写真(別冊No.12B)を別に示す。セファロ分析の結果とTweedの三角を図に示す。
ただし、FMIAの基準値は57度とする。
エッジワイズ装置と併用するのはどれか。2つ選べ。
a ヘッドギア
b パラタルアーチ
c クワドへリックス
d ハイプルチンキャップ
e スライディングプレート
4歳の男児。臼歯部交叉咬合を認めたため治療を行うこととした。矯正装置装着時の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。
保護者に説明しておくべきなのはどれか。すべて選べ。
a 構音への影響
b 矯正力付与の方法
c 口蓋正中部の疼痛
d 乳中切歯の正中離開
e 第一乳臼歯の口蓋側移動
9歳の男児。上顎両側犬歯の位置異常を主訴として来院した。前歯部で早期接触が認められたが、下顎位の前方偏位は0.5mm程度であった。
初診時の顔面写真(別冊No.30A)、口腔内写真(別冊No.30B)及びエックス線写真(別冊No.30C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。
第一期治療における治療方針で適切なのはどれか。2つ選べ。
a 下顎の後下方回転
b 下顎前歯の唇側移動
c 下顎大臼歯の遠心移動
d 上顎骨の前方成長促進
e 上顎第一小臼歯の抜去
17歳の女子。顔面の非対称を主訴として来院した。顎変形症と診断し、治療を開始することとした。
初診時の顔面写真(別冊No.38A)、口腔内写真(別冊No.38B)及びエックス線写真(別冊No.38C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。
術前矯正治療後に行う顎矯正手術の目標はどれか。2つ選べ。
a Spee彎曲の平坦化
b 咬合平面傾斜の改善
c 上下歯列正中線の一致
d 非偏位側下顎骨の延長
e 下顎左側側切歯捻転の改善
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:110D-3 | 15歳の女子。上下顎前歯部の審美性の改善を希望して来院した。Arch length discrepancyは-3mmで、anterior ratioは82% (標準値78%)である。 適切な治療方針はどれか。2つ選べ。 a B¤Bの抜歯
正解:CE |
正答率:72.8% | |
問題番号:110D-9 | 8歳の男児。咬み合わせの違和感を主訴として来院した。初診時の切端咬合位と咬頭嵌合位の口腔内写真(別冊No.9)を別に示す。 a 陥入
正解:BE |
正答率:86.8% | |
問題番号:110D-12 | 22歳の女性。口唇の突出感を主訴として来院した。Arch length discrepancyは-1mmである。 エッジワイズ装置と併用するのはどれか。2つ選べ。 a ヘッドギア
正解:AB |
正答率:82.3% | |
問題番号:110D-18 | 4歳の男児。臼歯部交叉咬合を認めたため治療を行うこととした。矯正装置装着時の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。 a 構音への影響
正解:ABCD |
正答率:81.5% | |
問題番号:110D-31 | 9歳の男児。上顎両側犬歯の位置異常を主訴として来院した。前歯部で早期接触が認められたが、下顎位の前方偏位は0.5mm程度であった。 第一期治療における治療方針で適切なのはどれか。2つ選べ。 a 下顎の後下方回転
正解:(解答なし) |
正答率:0.0% | |
問題番号:110D-39 | 17歳の女子。顔面の非対称を主訴として来院した。顎変形症と診断し、治療を開始することとした。 術前矯正治療後に行う顎矯正手術の目標はどれか。2つ選べ。 a Spee彎曲の平坦化
正解:BC |
正答率:58.9% |