歯科医師国家試験 過去問題

齲蝕の予防・管理

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 108A-108

    LeavellとClarkによる疾病の自然史で第2次予防はどれか。2つ選べ。

    a 抜髄
    b レジン修復
    c 補綴歯科治療
    d フッ化物歯面塗布
    e ショ糖の摂取制限

    90.1%
  3. 108B-37

    12歳の女児。前歯部の白濁を主訴として来院した。

    初診時の口腔内写真(別冊No.37)を別に示す。
    行うべき対応はどれか。2つ選べ。

    a 歯面研磨
    b 歯冠形態修正
    c ブラッシング指導
    d フッ化物歯面塗布
    e グラスアイオノマーセメント修復

    口腔内写真(別冊No.37)

    89.0%
  4. 108C-113

    アミノ酸を原材料とする代用甘味料はどれか。1つ選べ。

    a サッカリン
    b キシリトール
    c パラチノース
    d マルチトール
    e アスパルテーム

    77.7%
  5. 109C-52

    27歳の女性。歯の変色を主訴として来院した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.10)を別に示す。

    最も疑われる原因はどれか。1つ選べ。

    a 加齢
    b 喫煙
    c 先天性梅毒
    d 習慣性嘔吐
    e フッ化物の長期過剰摂取

    口腔内写真(別冊No.10)

    91.6%
  6. 109C-90

    WHOが社会的・経済的な状態によらず住民の齲蝕予防に有効としているのはどれか。1つ選べ。

    a 予防塡塞
    b 甘味制限の指導
    c ブラッシング指導
    d フッ化物歯面塗布
    e 上水道フッ化物濃度調整

    55.4%
  7. 109C-106

    齲蝕リスクに反映するのはどれか。すべて選べ。

    a 唾液のpH
    b 唾液の分泌量
    c 唾液の緩衝能
    d 唾液中乳酸桿菌数
    e 唾液中ブドウ球菌数

    39.3%
  8. 110A-59

    齲蝕発生の宿主要因はどれか。2つ選べ。

    a 歯垢の量
    b 歯質の耐酸性
    c 唾液の緩衝能
    d 齲蝕原因菌の数
    e 含糖食品の摂取頻度

    94.5%
  9. 111D-57

    低値で齲蝕ハイリスクと判定するのはどれか。2つ選べ。

    a DMF歯数
    b 唾液分泌量
    c ショ糖摂取頻度
    d フッ化物応用頻度
    e プラーク細菌の酸産生量

    97.5%
  10. 113A-77

    歯のフッ素症の特徴はどれか。2つ選べ。

    a 齲蝕抵抗性が高い。
    b 左右側同名歯に発症する。
    c 象牙質の形成不全である。
    d フッ化物の急性中毒である。
    e 永久歯に比べて乳歯に発症しやすい。

    59.1%
  11. 113D-89

    ある小学校で集団フッ化物洗口を実施するため、2%NaF溶液を希釈して600mLのフッ化物洗口液(F濃度:225 ppm)を作製することとした。
    2%NaF溶液の必要量を求めよ。

    ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。

    解答
     ① ②
     0 0
     1 1
     2 2
     3 3
     4 4
     5 5
     6 6
     7 7
     8 8
     9 9

    36.1%
  12. 114C-81

    フッ化物応用で、洗口法が歯面塗布法よりも優れているのはどれか。3つ選べ。

    a 家庭で実施できる。
    b 乳児に適用できる。
    c 費用対効果が高い。
    d 実施頻度が少なくてすむ。
    e 健康格差を縮小する効果が高い。

    95.6%
  13. 115B-69

    成人に対するフッ化物配合歯磨剤の使用に関する指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。

    a フッ化物濃度が高いものを選ぶ。
    b 使用量は刷毛部上に米粒大とする。
    c ブラッシング途中で複数回吐出する。
    d ブラッシング終了時に多めに洗口する。
    e ブラッシング直後は飲食しない。

     

    73.8%
  14. 116D-78

    水道水フロリデーションの齲蝕予防機序はどれか。3つ選べ。

    a 結晶性の向上
    b 再石灰化の促進
    c 唾液緩衝能の向上
    d フッ化カルシウムの生成
    e フルオロアパタイトの生成

    46.8%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:108A-108

LeavellとClarkによる疾病の自然史で第2次予防はどれか。2つ選べ。

a 抜髄
b レジン修復
c 補綴歯科治療
d フッ化物歯面塗布
e ショ糖の摂取制限

正解:AB
正答率:90.1%
問題番号:108B-37

12歳の女児。前歯部の白濁を主訴として来院した。

初診時の口腔内写真(別冊No.37)を別に示す。
行うべき対応はどれか。2つ選べ。

a 歯面研磨
b 歯冠形態修正
c ブラッシング指導
d フッ化物歯面塗布
e グラスアイオノマーセメント修復

口腔内写真(別冊No.37)

正解:CD
正答率:89.0%
問題番号:108C-113

アミノ酸を原材料とする代用甘味料はどれか。1つ選べ。

a サッカリン
b キシリトール
c パラチノース
d マルチトール
e アスパルテーム

正解:E
正答率:77.7%
問題番号:109C-52

27歳の女性。歯の変色を主訴として来院した。
初診時の口腔内写真(別冊No.10)を別に示す。

最も疑われる原因はどれか。1つ選べ。

a 加齢
b 喫煙
c 先天性梅毒
d 習慣性嘔吐
e フッ化物の長期過剰摂取

口腔内写真(別冊No.10)

正解:E
正答率:91.6%
問題番号:109C-90

WHOが社会的・経済的な状態によらず住民の齲蝕予防に有効としているのはどれか。1つ選べ。

a 予防塡塞
b 甘味制限の指導
c ブラッシング指導
d フッ化物歯面塗布
e 上水道フッ化物濃度調整

正解:E
正答率:55.4%
問題番号:109C-106

齲蝕リスクに反映するのはどれか。すべて選べ。

a 唾液のpH
b 唾液の分泌量
c 唾液の緩衝能
d 唾液中乳酸桿菌数
e 唾液中ブドウ球菌数

正解:ABCD
正答率:39.3%
問題番号:110A-59

齲蝕発生の宿主要因はどれか。2つ選べ。

a 歯垢の量
b 歯質の耐酸性
c 唾液の緩衝能
d 齲蝕原因菌の数
e 含糖食品の摂取頻度

正解:BC
正答率:94.5%
問題番号:111D-57

低値で齲蝕ハイリスクと判定するのはどれか。2つ選べ。

a DMF歯数
b 唾液分泌量
c ショ糖摂取頻度
d フッ化物応用頻度
e プラーク細菌の酸産生量

正解:BD
正答率:97.5%
問題番号:113A-77

歯のフッ素症の特徴はどれか。2つ選べ。

a 齲蝕抵抗性が高い。
b 左右側同名歯に発症する。
c 象牙質の形成不全である。
d フッ化物の急性中毒である。
e 永久歯に比べて乳歯に発症しやすい。

正解:AB
正答率:59.1%
問題番号:113D-89

ある小学校で集団フッ化物洗口を実施するため、2%NaF溶液を希釈して600mLのフッ化物洗口液(F濃度:225 ppm)を作製することとした。
2%NaF溶液の必要量を求めよ。

ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。

解答
 ① ②
 0 0
 1 1
 2 2
 3 3
 4 4
 5 5
 6 6
 7 7
 8 8
 9 9

正解:15
正答率:36.1%
問題番号:114C-81

フッ化物応用で、洗口法が歯面塗布法よりも優れているのはどれか。3つ選べ。

a 家庭で実施できる。
b 乳児に適用できる。
c 費用対効果が高い。
d 実施頻度が少なくてすむ。
e 健康格差を縮小する効果が高い。

正解:ACE
正答率:95.6%
問題番号:115B-69

成人に対するフッ化物配合歯磨剤の使用に関する指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。

a フッ化物濃度が高いものを選ぶ。
b 使用量は刷毛部上に米粒大とする。
c ブラッシング途中で複数回吐出する。
d ブラッシング終了時に多めに洗口する。
e ブラッシング直後は飲食しない。

 

正解:AE
正答率:73.8%
問題番号:116D-78

水道水フロリデーションの齲蝕予防機序はどれか。3つ選べ。

a 結晶性の向上
b 再石灰化の促進
c 唾液緩衝能の向上
d フッ化カルシウムの生成
e フルオロアパタイトの生成

正解:ABE
正答率:46.8%