歯科医師国家試験 過去問題

薬物療法

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 108A-18

    酸性非ステロイド性抗炎症薬が阻害するのはどれか。1つ選べ。

    a リポキシゲナーゼ
    b ホスホリパーゼC
    c アデニル酸シクラーゼ
    d シクロオキシゲナーゼ
    e プロテインキナーゼA

    98.5%
  3. 108A-29

    肝臓のミクロソーム分画にあり、薬物の代謝に関与するのはどれか。1つ選べ。

    a アルブミン
    b グロブリン
    c P-糖タンパク質
    d シトクロムP-450
    e α1-酸性糖タンパク質

    98.6%
  4. 108A-32

    アドレナリンの併用によって血圧低下が生じるのはどれか。1つ選べ。

    a NSAIDs
    b α1遮断薬
    c MAO阻害薬
    d 三環系抗うつ薬
    e 非選択性β遮断薬

    59.3%
  5. 108C-34

    薬物と有害事象の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

    a 利尿薬――――――――――――口腔乾燥
    b 降圧薬――――――――――――顎骨壊死
    c 肝庇護剤―――――――――――歯肉増殖
    d 抗うつ薬―――――――――――唾液分泌過多
    e ビスホスホネート製剤―――――歯の変色

    95.4%
  6. 109A-21

    副腎皮質ステロイド薬の副作用でないのはどれか。1つ選べ。

    a 低血糖
    b 易感染性
    c 骨粗鬆症
    d 消化性潰瘍
    e 満月様顔貌

    81.7%
  7. 109C-11

    ワルファリンカリウム服用量によって値が変化するのはどれか。1つ選べ。

    a Hb
    b AST
    c PT-INR
    d 血小板数
    e 白血球数

    99.4%
  8. 110A-18

    血液中の偽コリンエステラーゼによって代謝されるのはどれか。1つ選べ。

    a プロカイン塩酸塩
    b リドカイン塩酸塩
    c メピバカイン塩酸塩
    d プロピトカイン塩酸塩
    e ブピバカイン塩酸塩水和物

    77.2%
  9. 110C-21

    徐脈の原因となるのはどれか。1つ選べ。

    a β遮断薬
    b ループ利尿薬
    c H2受容体拮抗薬
    d 副交感神経遮断薬
    e アンジオテンシン変換酵素<ACE>阻害薬

    80.1%
  10. 111A-10

    心筋梗塞の予防薬の標的はどれか。1つ選べ。

    a 補体
    b 血小板
    c 赤血球
    d 白血球
    e フィブリノゲン

    63.1%
  11. 111C-6

    歯髄炎の痛みの上行性伝導路の一部を図に示す。

        オ 大脳皮質体性感覚野
            ↑
        エ 視床後内側腹側核
            ↑
        ウ 三叉神経脊髄路核
            ↑
        イ       三叉神経節
            ↑
        ア            歯 髄

    非ステロイド性抗炎症薬が作用するのはどれか。1つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    51.7%
  12. 111D-17

    患者に治療薬物モニタリング<TDM>を行う目的はどれか。1つ選べ。

    a 副作用の回避
    b 無効量の決定
    c 薬力学的性質の検討
    d 安全域の広い薬物の同定
    e 尿中代謝物の濃度の把握

    72.3%
  13. 112C-13

    歯周ポケットへの局所薬物配送システム<LDDS>に用いる抗菌薬の作用機序はどれか。1つ選べ。

    a 細胞膜傷害
    b 核酸合成阻害
    c 葉酸合成阻害
    d 細胞壁合成阻害
    e タンパク質合成阻害

    86.6%
  14. 112D-13

    気管支喘息発作の治療に用いるのはどれか。1つ選べ。

    a アスピリン
    b ニカルジピン塩酸塩
    c サルブタモール硫酸塩
    d フェニレフリン塩酸塩
    e アトロピン硫酸塩水和物

    94.5%
  15. 114D-1

    薬物を単回投与した際、最高血中濃度に到達するのが最も遅いのはどれか。1つ選べ。

    a 経口投与
    b 皮下注射
    c 筋肉内注射
    d 静脈内注射
    e 動脈内注射

    94.9%
  16. 115C-12

    バイオアベイラビリティ<生体利用率>を増加させるのはどれか。1つ選べ。

    a 分布容積の増加
    b 糸球体濾過量の増加
    c 初回通過効果の低下
    d シトクロムP-450の増加
    e 消化管からの吸収率の低下

    80.1%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:108A-18

酸性非ステロイド性抗炎症薬が阻害するのはどれか。1つ選べ。

a リポキシゲナーゼ
b ホスホリパーゼC
c アデニル酸シクラーゼ
d シクロオキシゲナーゼ
e プロテインキナーゼA

正解:D
正答率:98.5%
問題番号:108A-29

肝臓のミクロソーム分画にあり、薬物の代謝に関与するのはどれか。1つ選べ。

a アルブミン
b グロブリン
c P-糖タンパク質
d シトクロムP-450
e α1-酸性糖タンパク質

正解:D
正答率:98.6%
問題番号:108A-32

アドレナリンの併用によって血圧低下が生じるのはどれか。1つ選べ。

a NSAIDs
b α1遮断薬
c MAO阻害薬
d 三環系抗うつ薬
e 非選択性β遮断薬

正解:B
正答率:59.3%
問題番号:108C-34

薬物と有害事象の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

a 利尿薬――――――――――――口腔乾燥
b 降圧薬――――――――――――顎骨壊死
c 肝庇護剤―――――――――――歯肉増殖
d 抗うつ薬―――――――――――唾液分泌過多
e ビスホスホネート製剤―――――歯の変色

正解:A
正答率:95.4%
問題番号:109A-21

副腎皮質ステロイド薬の副作用でないのはどれか。1つ選べ。

a 低血糖
b 易感染性
c 骨粗鬆症
d 消化性潰瘍
e 満月様顔貌

正解:A
正答率:81.7%
問題番号:109C-11

ワルファリンカリウム服用量によって値が変化するのはどれか。1つ選べ。

a Hb
b AST
c PT-INR
d 血小板数
e 白血球数

正解:C
正答率:99.4%
問題番号:110A-18

血液中の偽コリンエステラーゼによって代謝されるのはどれか。1つ選べ。

a プロカイン塩酸塩
b リドカイン塩酸塩
c メピバカイン塩酸塩
d プロピトカイン塩酸塩
e ブピバカイン塩酸塩水和物

正解:A
正答率:77.2%
問題番号:110C-21

徐脈の原因となるのはどれか。1つ選べ。

a β遮断薬
b ループ利尿薬
c H2受容体拮抗薬
d 副交感神経遮断薬
e アンジオテンシン変換酵素<ACE>阻害薬

正解:A
正答率:80.1%
問題番号:111A-10

心筋梗塞の予防薬の標的はどれか。1つ選べ。

a 補体
b 血小板
c 赤血球
d 白血球
e フィブリノゲン

正解:B
正答率:63.1%
問題番号:111C-6

歯髄炎の痛みの上行性伝導路の一部を図に示す。

    オ 大脳皮質体性感覚野
        ↑
    エ 視床後内側腹側核
        ↑
    ウ 三叉神経脊髄路核
        ↑
    イ       三叉神経節
        ↑
    ア            歯 髄

非ステロイド性抗炎症薬が作用するのはどれか。1つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

正解:A
正答率:51.7%
問題番号:111D-17

患者に治療薬物モニタリング<TDM>を行う目的はどれか。1つ選べ。

a 副作用の回避
b 無効量の決定
c 薬力学的性質の検討
d 安全域の広い薬物の同定
e 尿中代謝物の濃度の把握

正解:A
正答率:72.3%
問題番号:112C-13

歯周ポケットへの局所薬物配送システム<LDDS>に用いる抗菌薬の作用機序はどれか。1つ選べ。

a 細胞膜傷害
b 核酸合成阻害
c 葉酸合成阻害
d 細胞壁合成阻害
e タンパク質合成阻害

正解:E
正答率:86.6%
問題番号:112D-13

気管支喘息発作の治療に用いるのはどれか。1つ選べ。

a アスピリン
b ニカルジピン塩酸塩
c サルブタモール硫酸塩
d フェニレフリン塩酸塩
e アトロピン硫酸塩水和物

正解:C
正答率:94.5%
問題番号:114D-1

薬物を単回投与した際、最高血中濃度に到達するのが最も遅いのはどれか。1つ選べ。

a 経口投与
b 皮下注射
c 筋肉内注射
d 静脈内注射
e 動脈内注射

正解:A
正答率:94.9%
問題番号:115C-12

バイオアベイラビリティ<生体利用率>を増加させるのはどれか。1つ選べ。

a 分布容積の増加
b 糸球体濾過量の増加
c 初回通過効果の低下
d シトクロムP-450の増加
e 消化管からの吸収率の低下

正解:C
正答率:80.1%