過去問題目次
廃用症候群でみられるのはどれか。3つ選べ。
a 褥瘡
b 筋固縮
c 関節拘縮
d 常同運動
e 起立性低血圧
Alzheimer病の病期分類はどれか。1つ選べ。
a CGA
b FAST
c FIM
d GDS
e SGA
下顎の偏位を主訴とする患者に行った手術時の写真(別冊No.4)を別に示す。
術中損傷によって、術後に気道閉塞を起こす危険性があるのはどれか。2つ選ベ。
a 頰動脈
b 舌下動脈
c 舌深動脈
d 上甲状腺動脈
e オトガイ下動脈
検査とその目的の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 頸部聴診法-------------------------肺換気能
b フードテスト----------------------食塊形成能
c 改訂水飲みテスト-----------------味覚閾値
d 反復唾液嚥下テスト--------------唾液分泌能
e オーラルディアドコキネシス----舌と口唇の運動機能
閉塞性睡眠時無呼吸の治療のためオーラルアプライアンスを製作することとした。
咬頭嵌合位におけるオーバージェットは+2 mm、下顎最前方位における上下中切歯切端間の水平距離は8mmである。
この装置装着時の下顎前方移動距離で適切なのはどれか。1つ選べ。
a 0〜1 mm
b 2〜4 mm
c 5〜8 mm
d 9〜10 mm
e 11〜12 mm
63歳の男性。舌の異常を主訴として来院した。
舌縁部に接触痛や硬結を伴わない病変を認める。
初診時の口腔内写真(別冊No.9)を別に示す。
確定診断に必要な検査はどれか。1つ選べ。
a PET
b 針生検
c 造影CT
d 部分(切開)生検
e 口腔内超音波検査
唾石症患者の初診時のCT(別冊No.11A)と唾石摘出術中の口腔内写真(別冊No.11B)を別に示す。
矢印で示す神経の損傷によって生じるのはどれか。1つ選べ。
a 舌の運動障害
b 舌の味覚障害
c 下唇の運動障害
d 顎舌骨筋の運動障害
e オトガイ部の感覚異常
53歳の女性。上顎左側犬歯部歯肉の腫瘤を主訴として来院した。
6か月前から徐々に大きくなったという。
疼痛はない。
初診時の口腔内写真(別冊No.12A)とエックス線画像(別冊No.12B)を別に示す。
適切な処置はどれか。1つ選べ。
a 抗菌薬投与
b スケーリング
c 切開排膿
d 生検
e #Cの抜歯
9歳の男児。上顎前歯部の歯列不正を主訴として来院した。
左側唇顎口蓋裂に対して口唇形成術と口蓋形成術を受けた既往がある。
矯正治療後、顎裂部に手術を行った。
術前のエックス線画像(別冊No.18A)と術中の口腔内写真(別冊No.18B)を別に示す。
この手術によって期待できるのはどれか。2つ選べ。
a 咬合高径の増大
b 上顎発育の促進
c 鼻翼基部の挙上
d 鼻咽腔閉鎖機能の改善
e 上顎左側犬歯の萌出誘導
21歳の男性。下顎左側部の腫脹を主訴として来院した。
6か月前に気付き、徐々に増大してきたという。
腫脹部に羊皮紙様感を触知する。
検査の結果、開窓術を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.22A)、エックス線画像(別冊No.22B)、CT(別冊No.22C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.22D)を別に示す。
下顎区域切除術と比較した開窓術の利点はどれか。2つ選べ。
a 根治性の向上
b 治療期間の短縮
c 下顎左側臼歯の保存
d 左側下唇運動の温存
e 左側下唇の感覚の温存
58歳の男性。閉塞性睡眠時無呼吸の治療を希望して来院した。
4週前から使用しているオーラルアプライアンスの効果がないという。
起床時に顎関節や咬合に違和感を自覚するが、約10分間で消失する。
検査の結果、オーラルアプライアンスの調整を行うこととした。
調整前後のオーラルアプライアンスの写真(別冊No.23) を別に示す。
この調整の目的はどれか。1つ選べ。
a 上気道の拡大
b 口腔容積の拡大
c 容易な口唇閉鎖
d 咬合違和感の軽減
e 顎関節違和感の軽減
69歳の男性。下顎前歯部歯肉の疼痛を主訴として来院した。
半年前に自覚し、1か月前から増悪してきたという。
初診時の口腔内写真(別冊No.25A)、エックス 線画像(別冊No.25B)、CT(別冊No.25C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.25D)を別に示す。
診断名はどれか。1つ選べ。
a 骨髄炎
b 残留囊胞
c 扁平上皮癌
d 悪性リンパ腫
e エナメル上皮腫
61歳の女性。左側頰部の疼痛を主訴として来院した。
2年前に自覚し、徐々に増悪してきたという。
病変が限局していることから、皮膚科で歯科用金属のパッチテストを行ったところ、Pdを含む複数の金属に陽性反応がみられた。
初診時の口腔内写真(別冊No.26A)と生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.26B)を別に示す。
適切な原因療法はどれか。1つ選べ。
a 金属修復物の研磨
b 金属修復物装着歯の抜去
c 金属修復物装着歯の咬合調整
d メタルフリー修復物への置換
e 副腎皮質ステロイド軟膏の塗布
13 歳の男子。食事がしづらいことを主訴として来院した。
精神発達は正常である。
初診時の口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線画像(別冊No.30B)を別に示す。
疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 骨形成不全症
b 先天性表皮水疱症
c Robinシークエンス
d 鎖骨頭蓋骨異形成症
e 先天性外胚葉異形成症
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:112D-29 | 廃用症候群でみられるのはどれか。3つ選べ。 a 褥瘡
正解:ACE |
正答率:10.1% | |
問題番号:112D-42 | Alzheimer病の病期分類はどれか。1つ選べ。 a CGA
正解:B |
正答率:74.1% | |
問題番号:112D-48 | 下顎の偏位を主訴とする患者に行った手術時の写真(別冊No.4)を別に示す。 術中損傷によって、術後に気道閉塞を起こす危険性があるのはどれか。2つ選ベ。 a 頰動脈
正解:BE |
正答率:64.2% | |
問題番号:112D-51 | 検査とその目的の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 a 頸部聴診法-------------------------肺換気能
正解:BE |
正答率:73.8% | |
問題番号:112D-57 | 閉塞性睡眠時無呼吸の治療のためオーラルアプライアンスを製作することとした。 この装置装着時の下顎前方移動距離で適切なのはどれか。1つ選べ。 a 0〜1 mm
正解:C |
正答率:56.9% | |
問題番号:112D-58 | 63歳の男性。舌の異常を主訴として来院した。 確定診断に必要な検査はどれか。1つ選べ。 a PET
正解:D |
正答率:96.6% | |
問題番号:112D-62 | 唾石症患者の初診時のCT(別冊No.11A)と唾石摘出術中の口腔内写真(別冊No.11B)を別に示す。 矢印で示す神経の損傷によって生じるのはどれか。1つ選べ。 a 舌の運動障害
正解:B |
正答率:75.7% | |
問題番号:112D-65 | 53歳の女性。上顎左側犬歯部歯肉の腫瘤を主訴として来院した。 適切な処置はどれか。1つ選べ。 a 抗菌薬投与
正解:D |
正答率:91.8% | |
問題番号:112D-71 | 9歳の男児。上顎前歯部の歯列不正を主訴として来院した。 この手術によって期待できるのはどれか。2つ選べ。 a 咬合高径の増大
正解:CE |
正答率:38.5% | |
問題番号:112D-75 | 21歳の男性。下顎左側部の腫脹を主訴として来院した。 下顎区域切除術と比較した開窓術の利点はどれか。2つ選べ。 a 根治性の向上
正解:CE |
正答率:87.1% | |
問題番号:112D-76 | 58歳の男性。閉塞性睡眠時無呼吸の治療を希望して来院した。 この調整の目的はどれか。1つ選べ。 a 上気道の拡大
正解:A |
正答率:85.8% | |
問題番号:112D-78 | 69歳の男性。下顎前歯部歯肉の疼痛を主訴として来院した。 診断名はどれか。1つ選べ。 a 骨髄炎
正解:D |
正答率:82.9% | |
問題番号:112D-79 | 61歳の女性。左側頰部の疼痛を主訴として来院した。 適切な原因療法はどれか。1つ選べ。 a 金属修復物の研磨
正解:D |
正答率:95.9% | |
問題番号:112D-83 | 13 歳の男子。食事がしづらいことを主訴として来院した。 疑われるのはどれか。1つ選べ。 a 骨形成不全症
正解:E |
正答率:66.2% |