歯科医師国家試験 過去問題

診断用機器

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 108A-45

    CTと比較した歯科用コーンビームCTの特徴はどれか。1つ選べ。

    a 散乱線が少ない。
    b 濃度分解能が高い。
    c 2次元検出器を使用する。
    d 水平方向の照射野が広い。
    e 扇状のエックス線束を利用する。

    6.5%
  3. 108A-122

    口底癌術後の患者に行った検査画像(別冊No.24)を別に示す。

    この検査法はどれか。1つ選べ。

    a PET/CT
    b 超音波ドプラ
    c 拡散強調MRI
    d 腫瘍シンチグラフィ
    e 歯科用コーンビームCT

    口底癌術後の患者に行った検査画像(別冊No.24)

    75.0%
  4. 109A-43

    エックス線写真(別冊No.4)を別に示す。

    この撮影法が観察に適している骨折部位はどれか。1つ選べ。

    a 下顎角
    b 頰骨弓
    c 眼窩下縁
    d オトガイ
    e 上顎洞前壁

    エックス線写真(別冊No.4)

    20.8%
  5. 109A-45

    頰部腫瘍の患者に行った検査画像(別冊No.5)を別に示す。この検査法はどれか。1つ選べ。

    a 造影CT
    b FDG-PET
    c 血管造影法
    d 超音波検査法
    e ダイナミックMRI

    頰部腫瘍の患者に行った検査画像(別冊No.5)

    65.0%
  6. 109A-111

    9歳の男児。歯並びが悪いことを主訴として来院した。
    初診時のエックス線写真(別冊No.19)を別に示す。

    矢印で示す不透過像の唇舌的位置を把握できるのはどれか。2つ選べ。

    a 超音波検査
    b Waters撮影法
    c 頭部前後方向撮影法
    d 歯科用コーンビームCT
    e 口内法エックス線撮影法

    エックス線写真(別冊No.19)

    58.2%
  7. 110A-89

    75歳の男性。転倒し右頰部を打撲したという。エックス線写真(別冊No.12)を別に示す。
    骨折線の走行を評価するために追加すべき検査はどれか。1つ選べ。

    a 咬合法
    b Waters法
    c 頭部側方向撮影法
    d 側斜位経頭蓋撮影法
    e 頭部後前方向撮影法

    転倒し右頰部を打撲したというエックス線写真

    60.7%
  8. 110A-109

    扁桃周囲膿瘍の範囲の評価に有効なのはどれか。2つ選べ。

    a MRI
    b 造影CT
    c シンチグラフィ
    d 歯科用コーンビームCT
    e パノラマエックス線検査

    84.1%
  9. 110A-125

    口底の腫脹を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No.19A)と検査画像(別冊No.19B)を別に示す。この検査は( ① )の代謝を反映する。
    ①に入るのはどれか。1つ選べ。

    a ドパミン
    b アルコール
    c アルデヒド
    d グルコース
    e クレアチン

    口底の腫脹を主訴として来院した患者の口腔内写真

    98.7%
  10. 110B-50

    70歳の男性。鼻下部の無痛性の腫脹を主訴として来院した。10年以上前から自覚しており、緩徐に増大してきたという。
    初診時のMRI T1強調像(別冊No.46A)と脂肪抑制T2強調像(別冊No.46B、C)及び超音波検査の画像(別冊No.46D)を別に示す。
    考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 歯根囊胞
    b 歯周囊胞
    c 類表皮囊胞
    d 鼻口蓋管囊胞
    e 術後性上顎囊胞

    MRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像

    脂肪抑制T2強調像及び超音波検査の画像

    45.0%
  11. 110C-90

    9歳の女児。上顎正中埋伏過剰歯を抜去することとした。唇舌的位置を把握するための検査はどれか。2つ選べ。

    a 咬合法
    b 咬翼法
    c 二等分法
    d 歯科用コーンビームCT
    e パノラマエックス線検査

    97.2%
  12. 110C-123

    頭部エックス線規格写真で規格化するのはどれか。2つ選べ。

    a 拡大率
    b 撮影時間
    c 撮影方向
    d 被曝線量
    e コントラスト

    85.1%
  13. 111A-40

    マルチスライスCTと比べた歯科用コーンビームCTの特徴はどれか。2つ選ベ。

    a 撮影時間が短い。
    b 空間分解能が高い。
    c 濃度分解能が高い。
    d 画素値正確性が高い。
    e ボクセルサイズが小さい。

    27.1%
  14. 111A-50

    甲状腺の機能を調べるのはどれか。1つ選べ。

    a CT
    b IVR
    c MRI
    d 超音波検査
    e シンチグラフィ

    58.9%
  15. 111B-65

    造影CTで用いるヨード系造影剤の原則禁忌とされているのはどれか。1つ選べ。

    a 血管腫
    b 脂肪腫
    c 悪性黒色腫
    d 神経線維腫
    e 多発性骨髄腫

    39.9%
  16. 112A-35

    水分子の拡散現象を画像化するのはどれか。1つ選べ。

    a CT
    b MRI
    c PET
    d SPECT
    e 超音波検査

    67.8%
  17. 113B-33

    画像検査を実施する際に医療従事者の感染リスクが最も高いのはどれか。1つ選べ。

    a 造影CT
    b 単純MRI
    c 超音波検査
    d 嚥下造影検査
    e パノラマエックス線撮影

    63.6%
  18. 113C-44

    SPECT頭部矢状断像(別冊No.6)を別に示す。使用核種はどれか。1つ選べ。

    a 18F
    b 67Ga
    c 99mTc
    d 131I
    e 133Xe
    SPECT頭部矢状断像

    55.2%
  19. 113D-70

    口腔乾燥を主訴として来院した患者の酸刺激前後の唾液腺シンチグラム(別冊No.23)を別に示す。

    最も機能低下がみられるのはどれか。1つ選べ。

    a 右側顎下腺
    b 左側顎下腺
    c 右側耳下腺
    d 左側耳下腺
    e 両側耳下腺

    唾液腺シンチグラム

     

    68.8%
  20. 114C-27

    舌の腫脹を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No.5A)とある口腔内検査の画像(別冊No.5B)を別に示す。

    画像形成に最も関係するのはどれか。1つ選べ。

    a 血流の速度
    b 組織の硬さ
    c 糖代謝の量
    d 水分子の拡散状態
    e エックス線減弱の程度

    口腔内写真とある口腔内検査の画像

    41.2%
  21. 116C-28

    12歳の男児。学校歯科健康診断で異常を指摘されて来院した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.6A)、エックス線画像(別冊No.6B)及び歯科用コーンビームCT (別冊No.6C)を別に示す。

    所見として適切なのはどれか。4つ選べ。

    a 上顎洞に囊胞様病変が認められる。
    b 上顎右側第二小臼歯は口蓋側を向いて埋伏している。
    c 上顎左側第二乳臼歯は生理的歯根吸収が認められる。
    d 下顎右側第二小臼歯は先天欠如である。
    e 下顎右側第二乳臼歯は生理的歯根吸収が認められる。

    口腔内写真

    エックス線画像及び歯科用コーンビームCT

    93.1%
  22. 116C-61

    MRI T2強調像で高信号を呈するのはどれか。3つ選べ。

    a 硝子体
    b 鼻粘膜
    c 脳脊髄液
    d 顎関節円板
    e 胸鎖乳突筋

    51.3%
  23. 117C-88

    上顎中切歯のデジタル画像検査において空間分解能が最も高いのはどれか。1つ選べ。

    a CT
    b MRI
    c 口内法エックス線撮影
    d 歯科用コーンビームCT
    e パノラマエックス線撮影

    22.0%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:108A-45

CTと比較した歯科用コーンビームCTの特徴はどれか。1つ選べ。

a 散乱線が少ない。
b 濃度分解能が高い。
c 2次元検出器を使用する。
d 水平方向の照射野が広い。
e 扇状のエックス線束を利用する。

正解:C
正答率:6.5%
問題番号:108A-122

口底癌術後の患者に行った検査画像(別冊No.24)を別に示す。

この検査法はどれか。1つ選べ。

a PET/CT
b 超音波ドプラ
c 拡散強調MRI
d 腫瘍シンチグラフィ
e 歯科用コーンビームCT

口底癌術後の患者に行った検査画像(別冊No.24)

正解:A
正答率:75.0%
問題番号:109A-43

エックス線写真(別冊No.4)を別に示す。

この撮影法が観察に適している骨折部位はどれか。1つ選べ。

a 下顎角
b 頰骨弓
c 眼窩下縁
d オトガイ
e 上顎洞前壁

エックス線写真(別冊No.4)

正解:A
正答率:20.8%
問題番号:109A-45

頰部腫瘍の患者に行った検査画像(別冊No.5)を別に示す。この検査法はどれか。1つ選べ。

a 造影CT
b FDG-PET
c 血管造影法
d 超音波検査法
e ダイナミックMRI

頰部腫瘍の患者に行った検査画像(別冊No.5)

正解:D
正答率:65.0%
問題番号:109A-111

9歳の男児。歯並びが悪いことを主訴として来院した。
初診時のエックス線写真(別冊No.19)を別に示す。

矢印で示す不透過像の唇舌的位置を把握できるのはどれか。2つ選べ。

a 超音波検査
b Waters撮影法
c 頭部前後方向撮影法
d 歯科用コーンビームCT
e 口内法エックス線撮影法

エックス線写真(別冊No.19)

正解:DE
正答率:58.2%
問題番号:110A-89

75歳の男性。転倒し右頰部を打撲したという。エックス線写真(別冊No.12)を別に示す。
骨折線の走行を評価するために追加すべき検査はどれか。1つ選べ。

a 咬合法
b Waters法
c 頭部側方向撮影法
d 側斜位経頭蓋撮影法
e 頭部後前方向撮影法

転倒し右頰部を打撲したというエックス線写真

正解:E
正答率:60.7%
問題番号:110A-109

扁桃周囲膿瘍の範囲の評価に有効なのはどれか。2つ選べ。

a MRI
b 造影CT
c シンチグラフィ
d 歯科用コーンビームCT
e パノラマエックス線検査

正解:AB
正答率:84.1%
問題番号:110A-125

口底の腫脹を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No.19A)と検査画像(別冊No.19B)を別に示す。この検査は( ① )の代謝を反映する。
①に入るのはどれか。1つ選べ。

a ドパミン
b アルコール
c アルデヒド
d グルコース
e クレアチン

口底の腫脹を主訴として来院した患者の口腔内写真

正解:D
正答率:98.7%
問題番号:110B-50

70歳の男性。鼻下部の無痛性の腫脹を主訴として来院した。10年以上前から自覚しており、緩徐に増大してきたという。
初診時のMRI T1強調像(別冊No.46A)と脂肪抑制T2強調像(別冊No.46B、C)及び超音波検査の画像(別冊No.46D)を別に示す。
考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 歯根囊胞
b 歯周囊胞
c 類表皮囊胞
d 鼻口蓋管囊胞
e 術後性上顎囊胞

MRI T1強調像と脂肪抑制T2強調像

脂肪抑制T2強調像及び超音波検査の画像

正解:C
正答率:45.0%
問題番号:110C-90

9歳の女児。上顎正中埋伏過剰歯を抜去することとした。唇舌的位置を把握するための検査はどれか。2つ選べ。

a 咬合法
b 咬翼法
c 二等分法
d 歯科用コーンビームCT
e パノラマエックス線検査

正解:AD
正答率:97.2%
問題番号:110C-123

頭部エックス線規格写真で規格化するのはどれか。2つ選べ。

a 拡大率
b 撮影時間
c 撮影方向
d 被曝線量
e コントラスト

正解:AC
正答率:85.1%
問題番号:111A-40

マルチスライスCTと比べた歯科用コーンビームCTの特徴はどれか。2つ選ベ。

a 撮影時間が短い。
b 空間分解能が高い。
c 濃度分解能が高い。
d 画素値正確性が高い。
e ボクセルサイズが小さい。

正解:BE
正答率:27.1%
問題番号:111A-50

甲状腺の機能を調べるのはどれか。1つ選べ。

a CT
b IVR
c MRI
d 超音波検査
e シンチグラフィ

正解:E
正答率:58.9%
問題番号:111B-65

造影CTで用いるヨード系造影剤の原則禁忌とされているのはどれか。1つ選べ。

a 血管腫
b 脂肪腫
c 悪性黒色腫
d 神経線維腫
e 多発性骨髄腫

正解:E
正答率:39.9%
問題番号:112A-35

水分子の拡散現象を画像化するのはどれか。1つ選べ。

a CT
b MRI
c PET
d SPECT
e 超音波検査

正解:B
正答率:67.8%
問題番号:113B-33

画像検査を実施する際に医療従事者の感染リスクが最も高いのはどれか。1つ選べ。

a 造影CT
b 単純MRI
c 超音波検査
d 嚥下造影検査
e パノラマエックス線撮影

正解:A
正答率:63.6%
問題番号:113C-44

SPECT頭部矢状断像(別冊No.6)を別に示す。使用核種はどれか。1つ選べ。

a 18F
b 67Ga
c 99mTc
d 131I
e 133Xe
SPECT頭部矢状断像

正解:C
正答率:55.2%
問題番号:113D-70

口腔乾燥を主訴として来院した患者の酸刺激前後の唾液腺シンチグラム(別冊No.23)を別に示す。

最も機能低下がみられるのはどれか。1つ選べ。

a 右側顎下腺
b 左側顎下腺
c 右側耳下腺
d 左側耳下腺
e 両側耳下腺

唾液腺シンチグラム

 

正解:C
正答率:68.8%
問題番号:114C-27

舌の腫脹を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No.5A)とある口腔内検査の画像(別冊No.5B)を別に示す。

画像形成に最も関係するのはどれか。1つ選べ。

a 血流の速度
b 組織の硬さ
c 糖代謝の量
d 水分子の拡散状態
e エックス線減弱の程度

口腔内写真とある口腔内検査の画像

正解:B
正答率:41.2%
問題番号:116C-28

12歳の男児。学校歯科健康診断で異常を指摘されて来院した。
初診時の口腔内写真(別冊No.6A)、エックス線画像(別冊No.6B)及び歯科用コーンビームCT (別冊No.6C)を別に示す。

所見として適切なのはどれか。4つ選べ。

a 上顎洞に囊胞様病変が認められる。
b 上顎右側第二小臼歯は口蓋側を向いて埋伏している。
c 上顎左側第二乳臼歯は生理的歯根吸収が認められる。
d 下顎右側第二小臼歯は先天欠如である。
e 下顎右側第二乳臼歯は生理的歯根吸収が認められる。

口腔内写真

エックス線画像及び歯科用コーンビームCT

正解:ABCD
正答率:93.1%
問題番号:116C-61

MRI T2強調像で高信号を呈するのはどれか。3つ選べ。

a 硝子体
b 鼻粘膜
c 脳脊髄液
d 顎関節円板
e 胸鎖乳突筋

正解:ABC
正答率:51.3%
問題番号:117C-88

上顎中切歯のデジタル画像検査において空間分解能が最も高いのはどれか。1つ選べ。

a CT
b MRI
c 口内法エックス線撮影
d 歯科用コーンビームCT
e パノラマエックス線撮影

正解:C
正答率:22.0%