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15歳の男子。下顎小臼歯部の萌出遅延を主訴として来院した。検査の結果、上顎の劣成長に伴う反対咬合が認められる。
精神発達は正常であるが、身長が低く肩幅が狭い。初診時のエックス線写真(別冊No.22)を別に示す。
疑われる疾患はどれか。1つ選べ。
a Apert症候群
b 骨形成不全症
c Crouzon症候群
d 鎖骨頭蓋骨異形成症
e Treacher Collins症候群
45歳の女性。顎関節部の痛みを主訴として来院した。1年前に開口時の雑音を自覚したが、2か月前から雑音が消失し痛みが出てきたという。
顎関節部に開口時痛を認める。開閉口位のMRIプロトン密度強調像(別冊No.31)を別に示す。
関節円板の位置の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
右側 左側
a 復位性前方転位 復位性前方転位
b 復位性前方転位 非復位性前方転位
c 正常 復位性前方転位
d 非復位性前方転位 正常
e 非復位性前方転位 非復位性前方転位
70歳の男性。鼻下部の無痛性の腫脹を主訴として来院した。10年以上前から自覚しており、緩徐に増大してきたという。
初診時のMRI T1強調像(別冊No.46A)と脂肪抑制T2強調像(別冊No.46B、C)及び超音波検査の画像(別冊No.46D)を別に示す。
考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 歯根囊胞
b 歯周囊胞
c 類表皮囊胞
d 鼻口蓋管囊胞
e 術後性上顎囊胞
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:110B-25 | 15歳の男子。下顎小臼歯部の萌出遅延を主訴として来院した。検査の結果、上顎の劣成長に伴う反対咬合が認められる。 a Apert症候群
正解:D |
正答率:98.5% | |
問題番号:110B-35 | 45歳の女性。顎関節部の痛みを主訴として来院した。1年前に開口時の雑音を自覚したが、2か月前から雑音が消失し痛みが出てきたという。 右側 左側
正解:D |
正答率:96.4% | |
問題番号:110B-50 | 70歳の男性。鼻下部の無痛性の腫脹を主訴として来院した。10年以上前から自覚しており、緩徐に増大してきたという。 a 歯根囊胞
正解:C |
正答率:45.0% |