過去問題目次
68歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。
検査の結果、上下顎全部床義歯を新たに製作することとした。
アルジネート印象材を用いて概形印象を採得した後、個人トレーを製作し、最終印象を行った。下顎概形印象の写真(別冊No.7A)と筋形成した機能印象の写真(別冊No.7B)を別に示す。
7Bで採得されている義歯製作に必要な形態指標のうち、7Aで採得されていないのはどれか。1つ選べ。
a 頰棚
b 舌小帯
c 下唇小帯
d 後顎舌骨筋窩
e 前顎舌骨筋窩
60歳の女性。咀嚼時の下顎顎堤粘膜の疼痛を主訴として来院した。上下顎全部床義歯は2年前に製作したが、何度調整を繰り返しても疼痛が軽減しないという。
検査の結果、インプラント治療を行うこととした。治療法の説明に用いた模型の写真(別冊No.21A、B)を別に示す。
21Aが21Bに比べて優れているのはどれか。2つ選べ。
a 安定性
b 咬合力
c 清掃性
d 義歯破損時の対処
e リップサポートの回復
70歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。検査の結果、上下顎全部床義歯を新製することとした。印象採得操作中の上顎個人トレーの写真(別冊No.25)を別に示す。
矢印で示す部分の筋形成で行うのはどれか。2つ選べ。
a 大きく開口する。
b 唾液を嚥下する。
c 下顎を左右に動かす。
d 頰部を前後に牽引する。
e 口唇・頰部をすぼめる。
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:110B-8 |
68歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。 a 頰棚
正解:C
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正答率:51.7%
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問題番号:110B-24 |
60歳の女性。咀嚼時の下顎顎堤粘膜の疼痛を主訴として来院した。上下顎全部床義歯は2年前に製作したが、何度調整を繰り返しても疼痛が軽減しないという。 a 安定性
正解:AB
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正答率:87.9%
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問題番号:110B-28 |
70歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。検査の結果、上下顎全部床義歯を新製することとした。印象採得操作中の上顎個人トレーの写真(別冊No.25)を別に示す。 a 大きく開口する。
正解:DE
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正答率:86.2%
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