歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 小児歯科学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 110B-3

    生後1か月の乳児。歯の早期萌出が気になり小児科からの紹介で来院した。
    授乳は哺乳瓶で行っている。
    その他の口腔内所見に特記すべき事項はない。初診時の口腔内写真(別冊No.3)を別に示す。
    今後の可能性として保護者に説明すべきなのはどれか。2つ選べ。

    a 先天歯の齲蝕
    b 歯肉囊胞の発症
    c 後継永久歯の癒合
    d 先天歯の骨性癒着
    e Riga-Fede病の発症

    口腔内写真

    92.8%
  3. 110B-11

    9歳の女児。歯の交換が遅いことを主訴として来院した。他に特記すべき疾患はない。初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線写真(別冊No.9B)を別に示す。
    未萌出の永久歯(先天欠如歯を除く)はどれか。1つ選べ。

    未萌出の永久歯(先天欠如歯を除く)はどれか

    口腔内写真

    エックス線写真

    96.1%
  4. 110B-20

    9歳の男児。歯の審美不良を主訴として来院した。色調と粗造感は萌出時から変化していないという。
    軽度の冷温痛がみられるが、自発痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.17)を別に示す。
    考えられる原因はどれか。1つ選べ。

    a 熱性疾患
    b 遺伝性疾患
    c ビタミンK欠乏
    d フッ化物の過剰摂取
    e 炭酸飲料水の頻回摂取

    口腔内写真

    0.0%
  5. 110B-37

    9歳の男児。右側臼歯部の咀嚼困難を主訴として来院した。
    検査の結果、まず上顎右側第一大臼歯の開窓を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.33A)とエックス線写真(別冊No.33B)を別に示す。
    次に行うのはどれか。1つ選べ。

    a 下顎右側第一乳臼歯の形態修正
    b 下顎右側第一乳臼歯の抜去
    c 下顎右側第二乳臼歯の牽引
    d 上顎右側第二乳臼歯の抜去
    e 下顎右側第一大臼歯の整直

    口腔内写真とエックス線写真

    88.3%
  6. 110B-38

    6歳の女児。食事が摂りにくいことを主訴として来院した。1か月前に咬合面の変色に気付いたがそのままにしていたところ、3日前から食事時に痛みが生じ始めたという。上顎左側第二乳臼歯の動揺度は2度であった。初診時の口腔内写真(別冊No.34A)とエックス線写真(別冊No.34B)を別に示す。
    まず行うのはどれか。1つ選べ。

    a #Fの遠心移動
    b #uの遠心面削合
    c #uの生活断髄
    d #uの感染根管治療
    e #uの抜歯

    口腔内写真とエックス線写真

    81.6%
  7. 110B-48

    2歳10か月の男児。下顎乳前歯部の歯肉の異常を主訴として来院した。
    2か月前に転倒して下顎左側乳側切歯が挺出したため、近医で整復固定処置を受けたという。腫脹部に波動を触れる。自発痛はないが咬合痛がある。
    初診時の口腔内写真(別冊No.44A)とエックス線写真(別冊No.44B)を別に示す。
    消炎後に行う処置はどれか。1つ選べ。

    a 抜歯
    b 咬合調整
    c 歯根尖切除
    d 感染根管治療
    e 歯周ポケット搔爬

    口腔内写真とエックス線写真

    36.3%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:110B-3

生後1か月の乳児。歯の早期萌出が気になり小児科からの紹介で来院した。
授乳は哺乳瓶で行っている。
その他の口腔内所見に特記すべき事項はない。初診時の口腔内写真(別冊No.3)を別に示す。
今後の可能性として保護者に説明すべきなのはどれか。2つ選べ。

a 先天歯の齲蝕
b 歯肉囊胞の発症
c 後継永久歯の癒合
d 先天歯の骨性癒着
e Riga-Fede病の発症

口腔内写真

正解:AE
正答率:92.8%
問題番号:110B-11

9歳の女児。歯の交換が遅いことを主訴として来院した。他に特記すべき疾患はない。初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線写真(別冊No.9B)を別に示す。
未萌出の永久歯(先天欠如歯を除く)はどれか。1つ選べ。

未萌出の永久歯(先天欠如歯を除く)はどれか

口腔内写真

エックス線写真

正解:A
正答率:96.1%
問題番号:110B-20

9歳の男児。歯の審美不良を主訴として来院した。色調と粗造感は萌出時から変化していないという。
軽度の冷温痛がみられるが、自発痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.17)を別に示す。
考えられる原因はどれか。1つ選べ。

a 熱性疾患
b 遺伝性疾患
c ビタミンK欠乏
d フッ化物の過剰摂取
e 炭酸飲料水の頻回摂取

口腔内写真

正解:(解答なし)
正答率:0.0%
問題番号:110B-37

9歳の男児。右側臼歯部の咀嚼困難を主訴として来院した。
検査の結果、まず上顎右側第一大臼歯の開窓を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.33A)とエックス線写真(別冊No.33B)を別に示す。
次に行うのはどれか。1つ選べ。

a 下顎右側第一乳臼歯の形態修正
b 下顎右側第一乳臼歯の抜去
c 下顎右側第二乳臼歯の牽引
d 上顎右側第二乳臼歯の抜去
e 下顎右側第一大臼歯の整直

口腔内写真とエックス線写真

正解:E
正答率:88.3%
問題番号:110B-38

6歳の女児。食事が摂りにくいことを主訴として来院した。1か月前に咬合面の変色に気付いたがそのままにしていたところ、3日前から食事時に痛みが生じ始めたという。上顎左側第二乳臼歯の動揺度は2度であった。初診時の口腔内写真(別冊No.34A)とエックス線写真(別冊No.34B)を別に示す。
まず行うのはどれか。1つ選べ。

a #Fの遠心移動
b #uの遠心面削合
c #uの生活断髄
d #uの感染根管治療
e #uの抜歯

口腔内写真とエックス線写真

正解:E
正答率:81.6%
問題番号:110B-48

2歳10か月の男児。下顎乳前歯部の歯肉の異常を主訴として来院した。
2か月前に転倒して下顎左側乳側切歯が挺出したため、近医で整復固定処置を受けたという。腫脹部に波動を触れる。自発痛はないが咬合痛がある。
初診時の口腔内写真(別冊No.44A)とエックス線写真(別冊No.44B)を別に示す。
消炎後に行う処置はどれか。1つ選べ。

a 抜歯
b 咬合調整
c 歯根尖切除
d 感染根管治療
e 歯周ポケット搔爬

口腔内写真とエックス線写真

正解:A
正答率:36.3%

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