過去問題目次
生後1か月の乳児。歯の早期萌出が気になり小児科からの紹介で来院した。
授乳は哺乳瓶で行っている。
その他の口腔内所見に特記すべき事項はない。初診時の口腔内写真(別冊No.3)を別に示す。
今後の可能性として保護者に説明すべきなのはどれか。2つ選べ。
a 先天歯の齲蝕
b 歯肉囊胞の発症
c 後継永久歯の癒合
d 先天歯の骨性癒着
e Riga-Fede病の発症
9歳の女児。歯の交換が遅いことを主訴として来院した。他に特記すべき疾患はない。初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線写真(別冊No.9B)を別に示す。
未萌出の永久歯(先天欠如歯を除く)はどれか。1つ選べ。
9歳の男児。歯の審美不良を主訴として来院した。色調と粗造感は萌出時から変化していないという。
軽度の冷温痛がみられるが、自発痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.17)を別に示す。
考えられる原因はどれか。1つ選べ。
a 熱性疾患
b 遺伝性疾患
c ビタミンK欠乏
d フッ化物の過剰摂取
e 炭酸飲料水の頻回摂取
9歳の男児。右側臼歯部の咀嚼困難を主訴として来院した。
検査の結果、まず上顎右側第一大臼歯の開窓を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.33A)とエックス線写真(別冊No.33B)を別に示す。
次に行うのはどれか。1つ選べ。
a 下顎右側第一乳臼歯の形態修正
b 下顎右側第一乳臼歯の抜去
c 下顎右側第二乳臼歯の牽引
d 上顎右側第二乳臼歯の抜去
e 下顎右側第一大臼歯の整直
6歳の女児。食事が摂りにくいことを主訴として来院した。1か月前に咬合面の変色に気付いたがそのままにしていたところ、3日前から食事時に痛みが生じ始めたという。上顎左側第二乳臼歯の動揺度は2度であった。初診時の口腔内写真(別冊No.34A)とエックス線写真(別冊No.34B)を別に示す。
まず行うのはどれか。1つ選べ。
a #Fの遠心移動
b #uの遠心面削合
c #uの生活断髄
d #uの感染根管治療
e #uの抜歯
2歳10か月の男児。下顎乳前歯部の歯肉の異常を主訴として来院した。
2か月前に転倒して下顎左側乳側切歯が挺出したため、近医で整復固定処置を受けたという。腫脹部に波動を触れる。自発痛はないが咬合痛がある。
初診時の口腔内写真(別冊No.44A)とエックス線写真(別冊No.44B)を別に示す。
消炎後に行う処置はどれか。1つ選べ。
a 抜歯
b 咬合調整
c 歯根尖切除
d 感染根管治療
e 歯周ポケット搔爬
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:110B-3 |
生後1か月の乳児。歯の早期萌出が気になり小児科からの紹介で来院した。 a 先天歯の齲蝕
正解:AE
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正答率:92.8%
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問題番号:110B-11 |
9歳の女児。歯の交換が遅いことを主訴として来院した。他に特記すべき疾患はない。初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線写真(別冊No.9B)を別に示す。
正解:A
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正答率:96.1%
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問題番号:110B-20 |
9歳の男児。歯の審美不良を主訴として来院した。色調と粗造感は萌出時から変化していないという。 a 熱性疾患
正解:(解答なし)
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正答率:0.0%
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問題番号:110B-37 |
9歳の男児。右側臼歯部の咀嚼困難を主訴として来院した。 a 下顎右側第一乳臼歯の形態修正
正解:E
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正答率:88.3%
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問題番号:110B-38 |
6歳の女児。食事が摂りにくいことを主訴として来院した。1か月前に咬合面の変色に気付いたがそのままにしていたところ、3日前から食事時に痛みが生じ始めたという。上顎左側第二乳臼歯の動揺度は2度であった。初診時の口腔内写真(別冊No.34A)とエックス線写真(別冊No.34B)を別に示す。 a #Fの遠心移動
正解:E
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正答率:81.6%
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問題番号:110B-48 |
2歳10か月の男児。下顎乳前歯部の歯肉の異常を主訴として来院した。 a 抜歯
正解:A
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正答率:36.3%
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