歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯内療法学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 110B-1

    72歳の男性。下顎左側臼歯部の食事時の痛みを主訴として来院した。
    半年前に修復物が脱落し、そのままにしていたという。自発痛と打診痛はない。
    窩底を探針で探ると激しい痛みとわずかな出血を認めた。初診時の口腔内写真(別冊No.1A) とエックス線写真(別冊No.1B)を別に示す。
    考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 特発性歯髄炎
    b 急性化膿性歯髄炎
    c 慢性潰瘍性歯髄炎
    d 慢性増殖性歯髄炎
    e 慢性閉鎖性歯髄炎

    口腔内写真 とエックス線写真

    90.2%
  3. 110B-9

    次の文により9、10の問いに答えよ。
    28歳の男性。上顎右側中切歯の審美不良を主訴として来院した。
    5年前に転倒してを強打し切縁部を破折したがそのままにしていたという。
    に動揺はなく、咬合状態は良好である。
    歯冠破折部のコンポジットレジン修復と漂白処置を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)とエックス線写真(別冊No.8B)を別に示す。

    口腔内写真とエックス線写真

    処置の順序で正しいのはどれか。1つ選べ。

    a 漂白処置→感染根管治療→切縁部の修復
    b 漂白処置→切縁部の修復→感染根管治療
    c 感染根管治療→切縁部の修復→漂白処置
    d 感染根管治療→漂白処置→切縁部の修復
    e 切縁部の修復→漂白処置→感染根管治療

    92.4%
  4. 110B-10

    次の文により9、10の問いに答えよ。
    28歳の男性。上顎右側中切歯の審美不良を主訴として来院した。
    5年前に転倒してを強打し切縁部を破折したがそのままにしていたという。
    に動揺はなく、咬合状態は良好である。
    歯冠破折部のコンポジットレジン修復と漂白処置を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)とエックス線写真(別冊No.8B)を別に示す。

    口腔内写真とエックス線写真

    漂白処置に使用する薬剤はどれか。2つ選べ。

    a 過酸化水素水
    b シュウ酸カリウム
    c フッ化ナトリウム
    d 過ホウ酸ナトリウム
    e 次亜塩素酸ナトリウム

    94.9%
  5. 110B-15

    72歳の女性。上顎左側側切歯の歯肉の異常を主訴として来院した。
    6か月前に根管治療を受けたという。打診痛と根尖部歯肉圧痛を認め、プロービングデプスは全周2mmであった。
    初診時の口腔内写真(別冊No.12A)、エックス線写真(別冊No.12B)及び追加撮影した歯科用コーンビームCT(別冊No.12C)を別に示す。
    歯科用コーンビームCTで新たに得られた所見はどれか。2つ選べ。

    a 管外側枝
    b 歯根破折
    c 根尖部穿孔
    d 皮質骨断裂
    e セメント質剝離

    口腔内写真、エックス線写真及び追加撮影した歯科用コーンビームCT

    65.6%
  6. 110B-43

    38歳の男性。下顎左側第二大臼歯の食事中の鈍痛を主訴として来院した。
    2年前から同部に痛みを感じていたが、そのままにしていたという。探針で齲窩を触診すると出血し、歯髄電気診で生活反応を認めた。
    初診時の口腔内写真(別冊No.39A)とエックス線写真(別冊No.39B)を別に示す。
    考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 乳頭腫
    b エプーリス
    c 急性化膿性歯髄炎
    d 慢性潰瘍性歯髄炎
    e 慢性増殖性歯髄炎

    口腔内写真とエックス線写真

    93.6%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:110B-1

72歳の男性。下顎左側臼歯部の食事時の痛みを主訴として来院した。
半年前に修復物が脱落し、そのままにしていたという。自発痛と打診痛はない。
窩底を探針で探ると激しい痛みとわずかな出血を認めた。初診時の口腔内写真(別冊No.1A) とエックス線写真(別冊No.1B)を別に示す。
考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 特発性歯髄炎
b 急性化膿性歯髄炎
c 慢性潰瘍性歯髄炎
d 慢性増殖性歯髄炎
e 慢性閉鎖性歯髄炎

口腔内写真 とエックス線写真

正解:C
正答率:90.2%
問題番号:110B-9

次の文により9、10の問いに答えよ。
28歳の男性。上顎右側中切歯の審美不良を主訴として来院した。
5年前に転倒してを強打し切縁部を破折したがそのままにしていたという。
に動揺はなく、咬合状態は良好である。
歯冠破折部のコンポジットレジン修復と漂白処置を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)とエックス線写真(別冊No.8B)を別に示す。

口腔内写真とエックス線写真

処置の順序で正しいのはどれか。1つ選べ。

a 漂白処置→感染根管治療→切縁部の修復
b 漂白処置→切縁部の修復→感染根管治療
c 感染根管治療→切縁部の修復→漂白処置
d 感染根管治療→漂白処置→切縁部の修復
e 切縁部の修復→漂白処置→感染根管治療

正解:D
正答率:92.4%
問題番号:110B-10

次の文により9、10の問いに答えよ。
28歳の男性。上顎右側中切歯の審美不良を主訴として来院した。
5年前に転倒してを強打し切縁部を破折したがそのままにしていたという。
に動揺はなく、咬合状態は良好である。
歯冠破折部のコンポジットレジン修復と漂白処置を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)とエックス線写真(別冊No.8B)を別に示す。

口腔内写真とエックス線写真

漂白処置に使用する薬剤はどれか。2つ選べ。

a 過酸化水素水
b シュウ酸カリウム
c フッ化ナトリウム
d 過ホウ酸ナトリウム
e 次亜塩素酸ナトリウム

正解:AD
正答率:94.9%
問題番号:110B-15

72歳の女性。上顎左側側切歯の歯肉の異常を主訴として来院した。
6か月前に根管治療を受けたという。打診痛と根尖部歯肉圧痛を認め、プロービングデプスは全周2mmであった。
初診時の口腔内写真(別冊No.12A)、エックス線写真(別冊No.12B)及び追加撮影した歯科用コーンビームCT(別冊No.12C)を別に示す。
歯科用コーンビームCTで新たに得られた所見はどれか。2つ選べ。

a 管外側枝
b 歯根破折
c 根尖部穿孔
d 皮質骨断裂
e セメント質剝離

口腔内写真、エックス線写真及び追加撮影した歯科用コーンビームCT

正解:CD
正答率:65.6%
問題番号:110B-43

38歳の男性。下顎左側第二大臼歯の食事中の鈍痛を主訴として来院した。
2年前から同部に痛みを感じていたが、そのままにしていたという。探針で齲窩を触診すると出血し、歯髄電気診で生活反応を認めた。
初診時の口腔内写真(別冊No.39A)とエックス線写真(別冊No.39B)を別に示す。
考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 乳頭腫
b エプーリス
c 急性化膿性歯髄炎
d 慢性潰瘍性歯髄炎
e 慢性増殖性歯髄炎

口腔内写真とエックス線写真

正解:E
正答率:93.6%

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