過去問題目次
胃管挿入時に生じるインシデントのうち、継発症の重篤化を考慮して特に注意すべきなのはどれか。1つ選べ。
a 歯の損傷
b 顎関節脱臼
c 咽頭粘膜の損傷
d 気管への誤挿入
e 反回神経の損傷
浸透圧利尿による多尿をきたすのはどれか。1つ選べ。
a 糖尿病
b 尿崩症
c 高血圧症
d 過活動膀胱
e 心因性多飲症
周術期の口腔機能管理で術後合併症を予防するために行うのはどれか。2つ選べ。
a 歯石除去
b 口腔衛生指導
c 新義歯の製作
d フッ化物の歯面塗布
e プロテクターの製作
3極誘導心電図の波形で心筋虚血時に異常がみられるのはどれか。1つ選べ。
a PQ間隔
b QRS 幅
c QT間隔
d RR間隔
e ST部分
29歳の男性。下顎右側第二大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。
診察の結果、歯科治療恐怖症のため、ミダゾラムによる静脈内鎮静下にO*のコンポジットレジン修復を行うこととした。
処置中にいびきをかきはじめたので深呼吸を指示したが応答しない。
その時の生体モニタの画面(別冊No.27)を別に示す。
行うべき対応はどれか。2つ選べ。
a 酸素投与
b AEDの使用
c 胸骨圧迫心マッサージ
d 局所麻酔薬の追加投与
e 下顎挙上による気道確保
57歳の男性。全身麻酔下に右側の下顎骨囊胞摘出術を行うこととした。
麻酔導入後、気管挿管のために喉頭蓋を持ち上げた時点で心電図の変化を認めた。
心電図と脈波の波形(別冊No.31)を別に示す。
心電図異常の原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
a Cushing反射
b 眼球心臓反射
c 頸動脈洞反射
d 迷走神経反射
e Bainbridge反射
静脈麻酔薬を用いて全身麻酔を導入する際の手技を実施の順番に並べよ。
ただし、①〜⑤はa〜eのいずれかに該当する。
a 気管挿管
b 喉頭展開
c 筋弛緩薬の投与
d 静脈麻酔薬の投与
e 両側肺野の呼吸音の聴診
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:113B-24 |
胃管挿入時に生じるインシデントのうち、継発症の重篤化を考慮して特に注意すべきなのはどれか。1つ選べ。 a 歯の損傷
正解:D
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正答率:65.0%
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問題番号:113B-26 |
浸透圧利尿による多尿をきたすのはどれか。1つ選べ。 a 糖尿病
正解:A
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正答率:58.9%
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問題番号:113B-32 |
周術期の口腔機能管理で術後合併症を予防するために行うのはどれか。2つ選べ。 a 歯石除去
正解:AB
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正答率:91.2%
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問題番号:113B-65 |
3極誘導心電図の波形で心筋虚血時に異常がみられるのはどれか。1つ選べ。 a PQ間隔
正解:E
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正答率:95.0%
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問題番号:113B-77 |
29歳の男性。下顎右側第二大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。 行うべき対応はどれか。2つ選べ。 a 酸素投与
正解:AE
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正答率:98.5%
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問題番号:113B-81 |
57歳の男性。全身麻酔下に右側の下顎骨囊胞摘出術を行うこととした。 心電図異常の原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。 a Cushing反射
正解:D
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正答率:58.4%
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問題番号:113B-90 |
静脈麻酔薬を用いて全身麻酔を導入する際の手技を実施の順番に並べよ。 ただし、①〜⑤はa〜eのいずれかに該当する。 a 気管挿管
正解:DCBAE
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正答率:76.9%
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