過去問題目次
64歳の男性。顔面の外傷で来院した。エックス線検査で顎顔面骨骨折はみられなかった。初診時の顔貌写真(別冊No.4)を別に示す。
損傷した可能性が高いのはどれか。2つ選べ。
※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません
a 口輪筋
b 鼻涙管
c 口角挙筋
d 上唇動脈
e 鼻口蓋神経
3歳の男児。食事がしづらいことを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.5)を別に示す。
この異常に関与するのはどれか。1つ選べ。
※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません
a 球状突起
b 口蓋突起
c 上顎突起
d 外側鼻突起
e 内側鼻突起
抗菌薬やNSAIDsの有害作用で高熱と粘膜の紅斑を伴う重症薬疹を特徴とするのはどれか。1つ選べ。
a Reye症候群
b 医原性Cushing症候群
c Stevens-Johnson症候群
d 薬剤性ネフローゼ症候群
e 薬剤性Parkinson症候群
手術の際の止血法はどれか。すべて選べ。
a 圧迫
b 吸引
c 結紮
d 焼灼
e 栓塞
15歳の女子。右側舌下部の腫瘤を主訴として来院した。数か月前から同部の腫瘤を自覚していたが、そのままにしていたところ、徐々に増大したという。初診時と処置時の口腔内写真(別冊No.13A)を別に示す。
別に示すΗ-E染色病理組織像(別冊No.13B)のうち、本症例の切除組織の所見を示すのはどれか。1つ選べ。
※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
高齢者の栄養評価で用いられるSGA<Subjective Global Assessment>で利用される指標はどれか。1つ選べ。
a 総蛋白量
b 体重変化
c 上腕筋面積
d Body Mass Index
e 血清アルブミン値
アイソザイムの違いを診断に用いるのはどれか。2つ選べ。
a CK
b ALT
c LDH
d プラスミン
e アンジオテンシン変換酵素<ACE>
中高年の男性に好発するのはどれか。1つ選べ。
a 多形腺腫
b 横紋筋肉腫
c リンパ管腫
d Warthin腫瘍
e 神経芽細胞腫
舌癌に対する根治的治療で単独で行われることが多いのはどれか。2つ選べ。
a 温熱療法
b 外科療法
c 免疫療法
d 遺伝子治療
e 放射線治療
55歳の女性。口蓋部の着色を主訴として来院した。3か月前に着色に気付いたが、徐々に拡大しているという。初診時の口腔内写真(別冊No.17A)とΗ-E染色病理組織像(別冊No.17B)を別に示す。
本疾患の治療で正しいのはどれか。1つ選べ。
※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません
a 直ちに搔爬する。
b 多剤併用化学療法は無効である。
c 上顎骨を含めて広範囲に切除する。
d エックス線に対して高感受性である。
e メトトレキサート大量療法が適用される。
11歳の女児。咬み合わせの違和感を主訴として来院した。出生直後から顔面部に色調の異常がみられ、成長とともに目立ってきたという。
幼児期からフェニトインを服用している。初診時の下顔面の写真(別冊No.19A)と口腔内写真(別冊No.19B)を別に示す。
疑われる疾患はどれか。1つ選べ。
※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません
a 神経線維腫症
b 先天性表皮水疱症
c 基底細胞母斑症候群
d Sturge-Weber症候群
e Peutz-Jeghers症候群
左眼と切開線の模式図(別冊No.22)を別に示す。
この切開線が適応となる骨折の部位はどれか。1つ選べ。
※第110回C問題の画像は厚生労働省ホームページでの公開をしていません
a 鼻骨
b 眼窩底
c 頰骨弓
d 前頭頰骨縫合
e 前頭上顎縫合
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:110C-36 | 64歳の男性。顔面の外傷で来院した。エックス線検査で顎顔面骨骨折はみられなかった。初診時の顔貌写真(別冊No.4)を別に示す。 a 口輪筋
正解:AD |
正答率:90.5% | |
問題番号:110C-37 | 3歳の男児。食事がしづらいことを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.5)を別に示す。 a 球状突起
正解:B |
正答率:72.4% | |
問題番号:110C-38 | 抗菌薬やNSAIDsの有害作用で高熱と粘膜の紅斑を伴う重症薬疹を特徴とするのはどれか。1つ選べ。 a Reye症候群
正解:C |
正答率:93.9% | |
問題番号:110C-46 | 手術の際の止血法はどれか。すべて選べ。 a 圧迫
正解:ACDE |
正答率:80.9% | |
問題番号:110C-66 | 15歳の女子。右側舌下部の腫瘤を主訴として来院した。数か月前から同部の腫瘤を自覚していたが、そのままにしていたところ、徐々に増大したという。初診時と処置時の口腔内写真(別冊No.13A)を別に示す。 a ア
正解:A |
正答率:79.2% | |
問題番号:110C-77 | 高齢者の栄養評価で用いられるSGA<Subjective Global Assessment>で利用される指標はどれか。1つ選べ。 a 総蛋白量
正解:B |
正答率:35.9% | |
問題番号:110C-88 | アイソザイムの違いを診断に用いるのはどれか。2つ選べ。 a CK
正解:AC |
正答率:20.3% | |
問題番号:110C-91 | 中高年の男性に好発するのはどれか。1つ選べ。 a 多形腺腫
正解:D |
正答率:82.6% | |
問題番号:110C-107 | 舌癌に対する根治的治療で単独で行われることが多いのはどれか。2つ選べ。 a 温熱療法
正解:BE |
正答率:83.3% | |
問題番号:110C-112 | 55歳の女性。口蓋部の着色を主訴として来院した。3か月前に着色に気付いたが、徐々に拡大しているという。初診時の口腔内写真(別冊No.17A)とΗ-E染色病理組織像(別冊No.17B)を別に示す。 a 直ちに搔爬する。
正解:C |
正答率:62.0% | |
問題番号:110C-121 | 11歳の女児。咬み合わせの違和感を主訴として来院した。出生直後から顔面部に色調の異常がみられ、成長とともに目立ってきたという。 a 神経線維腫症
正解:D |
正答率:95.5% | |
問題番号:110C-127 | 左眼と切開線の模式図(別冊No.22)を別に示す。 a 鼻骨
正解:D |
正答率:59.4% |