歯科医師国家試験 過去問題

硬組織疾患

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 108A-99

    pHがエナメル質の臨界pHより低値を示すのはどれか。2つ選べ。

    a 牛乳
    b 豆乳
    c 緑茶
    d コーラ
    e ワイン

    97.3%
  3. 109B-18

    50歳の男性。上顎中切歯の舌感不良を主訴として来院した。
    5年前に気付いていたが、最近特に気になってきたという。

    初診時の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。

    原因となり得るのはどれか。2つ選べ。

    a 破折
    b 齲蝕
    c 酸蝕
    d 咬耗
    e 着色

    口腔内写真(別冊No.18)

    93.9%
  4. 110A-105

    Tooth Wearに含まれるのはどれか。2つ選べ。

    a 齲蝕
    b 酸蝕
    c 変色
    d 摩耗
    e エナメル質形成不全

    96.8%
  5. 110A-107

    40歳の男性。下顎右側小臼歯部の冷水痛を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.16)を別に示す。
    考えられる原因はどれか。2つ選べ。

    a 摩耗
    b 歯頸部齲蝕
    c ブラキシズム
    d 歯の外部吸収
    e エナメル質形成不全

    口腔内写真

    91.1%
  6. 110C-119

    根面齲蝕で正しいのはどれか。2つ選べ。

    a 疼痛が生じやすい。
    b 齲蝕円錐が明瞭である。
    c 小児期によくみられる。
    d Lactobacillusは原因菌の一つである。
    e 進行抑制にはフッ化物歯面塗布が有効である。

    67.9%
  7. 111D-44

    Tooth wearの誘因となるのはどれか。2つ選べ。

    a 口呼吸
    b 舌突出癖
    c 習慣性嘔吐
    d グラインディング
    e フッ化物の過剰摂取

    97.8%
  8. 112D-59

    39歳の女性。上顎両側犬歯と第一小臼歯の冷水痛を主訴として来院した。
    拒食症の治療を受けている。
    自発痛はない。
    初診時の口腔内写真(別冊No.10)を別に示す。

    考えられる原因はどれか。1つ選べ。

    a 齲蝕
    b 嘔吐
    c アブフラクション
    d エナメル質形成不全
    e フッ化物の過剰摂取

    初診時の口腔内写真

    97.8%
  9. 112D-74

    70歳の男性。上顎右側第二小臼歯の清掃時の違和感を主訴として来院した。
    1年前から気付いていたが痛みがないのでそのままにしていたという。
    歯髄電気診で正常反応を示した。
    ブラッシング指導を行った。
    初診時の口腔内写真(別冊No.21)を別に示す。

    この後の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

    a 間接覆髄
    b 咬合検査
    c フッ化水素酸塗布
    d ラミネートベニア装着
    e コンポジットレジン修復

    初診時の口腔内写真

    85.2%
  10. 115A-64

    上顎左側第二小臼歯歯頸部にコンポジットレジン修復を行うこととした。
    術前の口腔内写真(別冊No.21)を別に示す。

    必要な処置はどれか。1つ選べ。

    a ライニング
    b プレウェッジ
    c レジンコーティング
    d 露出象牙質の一層削除
    e デンティンコンディショニング

    術前の口腔内写真

    57.6%
  11. 115B-75

    エナメル質の表層下脱灰について正しいのはどれか。1つ選べ。

    a 齲窩の形成がある。
    b 病変部は透明性が高い。
    c 酸産生菌の侵入によって生じる。
    d 表曆10-20μmは再石灰化している。
    e 病変部はエナメルタンパクが蓄積している。

    72.4%
  12. 116D-80

    58歳の男性。下顎右側大臼歯部で食物が咬みきれないことを主訴として来院した。
    数か月前から気付いていたが、痛みがないのでそのままにしていたという。
    歯髄電気診に生活反応を示した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.30)を別に示す。

    適切な対応はどれか。1つ選べ。

    a 経過観察
    b 歯冠形態修正
    c 全部金属冠修復
    d フッ化物歯面塗布
    e コンポジットレジン修復

    初診時の口腔内写真

    74.3%
  13. 116D-86

    咬耗症(attrition)の生じやすい部位はどれか。3つ選べ。

    a 前歯切端
    b 前歯歯頸部
    c 臼歯咬合面
    d 臼歯露出根面
    e 隣接面接触点部

    65.7%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:108A-99

pHがエナメル質の臨界pHより低値を示すのはどれか。2つ選べ。

a 牛乳
b 豆乳
c 緑茶
d コーラ
e ワイン

正解:DE
正答率:97.3%
問題番号:109B-18

50歳の男性。上顎中切歯の舌感不良を主訴として来院した。
5年前に気付いていたが、最近特に気になってきたという。

初診時の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。

原因となり得るのはどれか。2つ選べ。

a 破折
b 齲蝕
c 酸蝕
d 咬耗
e 着色

口腔内写真(別冊No.18)

正解:CD
正答率:93.9%
問題番号:110A-105

Tooth Wearに含まれるのはどれか。2つ選べ。

a 齲蝕
b 酸蝕
c 変色
d 摩耗
e エナメル質形成不全

正解:BD
正答率:96.8%
問題番号:110A-107

40歳の男性。下顎右側小臼歯部の冷水痛を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.16)を別に示す。
考えられる原因はどれか。2つ選べ。

a 摩耗
b 歯頸部齲蝕
c ブラキシズム
d 歯の外部吸収
e エナメル質形成不全

口腔内写真

正解:AC
正答率:91.1%
問題番号:110C-119

根面齲蝕で正しいのはどれか。2つ選べ。

a 疼痛が生じやすい。
b 齲蝕円錐が明瞭である。
c 小児期によくみられる。
d Lactobacillusは原因菌の一つである。
e 進行抑制にはフッ化物歯面塗布が有効である。

正解:DE
正答率:67.9%
問題番号:111D-44

Tooth wearの誘因となるのはどれか。2つ選べ。

a 口呼吸
b 舌突出癖
c 習慣性嘔吐
d グラインディング
e フッ化物の過剰摂取

正解:CD
正答率:97.8%
問題番号:112D-59

39歳の女性。上顎両側犬歯と第一小臼歯の冷水痛を主訴として来院した。
拒食症の治療を受けている。
自発痛はない。
初診時の口腔内写真(別冊No.10)を別に示す。

考えられる原因はどれか。1つ選べ。

a 齲蝕
b 嘔吐
c アブフラクション
d エナメル質形成不全
e フッ化物の過剰摂取

初診時の口腔内写真

正解:B
正答率:97.8%
問題番号:112D-74

70歳の男性。上顎右側第二小臼歯の清掃時の違和感を主訴として来院した。
1年前から気付いていたが痛みがないのでそのままにしていたという。
歯髄電気診で正常反応を示した。
ブラッシング指導を行った。
初診時の口腔内写真(別冊No.21)を別に示す。

この後の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

a 間接覆髄
b 咬合検査
c フッ化水素酸塗布
d ラミネートベニア装着
e コンポジットレジン修復

初診時の口腔内写真

正解:BE
正答率:85.2%
問題番号:115A-64

上顎左側第二小臼歯歯頸部にコンポジットレジン修復を行うこととした。
術前の口腔内写真(別冊No.21)を別に示す。

必要な処置はどれか。1つ選べ。

a ライニング
b プレウェッジ
c レジンコーティング
d 露出象牙質の一層削除
e デンティンコンディショニング

術前の口腔内写真

正解:D
正答率:57.6%
問題番号:115B-75

エナメル質の表層下脱灰について正しいのはどれか。1つ選べ。

a 齲窩の形成がある。
b 病変部は透明性が高い。
c 酸産生菌の侵入によって生じる。
d 表曆10-20μmは再石灰化している。
e 病変部はエナメルタンパクが蓄積している。

正解:D
正答率:72.4%
問題番号:116D-80

58歳の男性。下顎右側大臼歯部で食物が咬みきれないことを主訴として来院した。
数か月前から気付いていたが、痛みがないのでそのままにしていたという。
歯髄電気診に生活反応を示した。
初診時の口腔内写真(別冊No.30)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。

a 経過観察
b 歯冠形態修正
c 全部金属冠修復
d フッ化物歯面塗布
e コンポジットレジン修復

初診時の口腔内写真

正解:E
正答率:74.3%
問題番号:116D-86

咬耗症(attrition)の生じやすい部位はどれか。3つ選べ。

a 前歯切端
b 前歯歯頸部
c 臼歯咬合面
d 臼歯露出根面
e 隣接面接触点部

正解:ACE
正答率:65.7%