過去問題目次
47歳の女性。下顎右側第一大臼歯のクラウン辺縁の変色を主訴として来院した。
検査の結果、N*の再支台築造とクラウンの再製作、およびO*近心隣接面の齲蝕に対するコンポジットレジン修復を行うこととした。
初診時のエックス線写真(別冊No.1A)と築造体除去時の口腔内写真(別冊No.1B)を別に示す。N*の補綴治療過程を図に示す。
コンポジットレジン修復を行う時期はどれか。1つ選べ。
a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
54歳の男性。上顎右側中切歯の審美不良を主訴として来院した。A"は約30年前に修復処置を受けたが、最近になって色調が気になってきたという。
自発痛と誘発痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)とエックス線写真(別冊No.8B)を別に示す。
A"に対する適切な処置はどれか。1つ選べ。
a 研磨
b 補修修復
c クラウン修復
d ウォーキングブリーチ
e ラミネートベニア修復
65歳の男性。上顎左側の前装冠破折による審美不良を主訴として来院した。上顎左側犬歯と第一小臼歯の前装冠を再製作することとした。
製作中の補綴装置の写真(別冊No.21A)と試適時の口腔内写真(別冊No.21B)を別に示す。写真で示す治療過程まで問題なく経過した。
歯科技工士に伝達する内容として適切なのはどれか。2つ選べ。
a 「シェードはA3でお願いします」
b 「リムーバルノブを切断してください」
c 「メタルコーピングを製作してください」
d 「グレージングの前まで仕上げてください」
e 「リテンションビーズを付与してください」
56歳の女性。上顎前歯部の補綴装置を製作した。補綴装置仮着時と1週後の撤去時の口腔内写真(別冊No.23)を別に示す。
撤去後に確認できるのはどれか。2つ選べ。
a 審美性
b 咬合接触
c 歯肉の状態
d 補綴装置の清掃性
e 隣接歯との接触強さ
61歳の女性。上顎前歯部のブリッジの脱離による審美不良を主訴として来院した。補綴装置の再製作に先立ちある手術を行うこととした。
術前の口腔内写真(別冊No.28A)、エックス線写真(別冊No.28B)及びその後に行った手術中の口腔内写真(別冊No.28C)を別に示す。
アの長さを決める際に参考にするのはどれか。2つ選べ。
a ガイドの様式
b 生物学的幅径
c クラウンの材料
d 前装部分の範囲
e フェルールの高さ
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:110D-1 |
47歳の女性。下顎右側第一大臼歯のクラウン辺縁の変色を主訴として来院した。 コンポジットレジン修復を行う時期はどれか。1つ選べ。 a ア
正解:A
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正答率:65.7%
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問題番号:110D-8 |
54歳の男性。上顎右側中切歯の審美不良を主訴として来院した。A"は約30年前に修復処置を受けたが、最近になって色調が気になってきたという。 a 研磨
正解:C
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正答率:76.9%
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問題番号:110D-21 |
65歳の男性。上顎左側の前装冠破折による審美不良を主訴として来院した。上顎左側犬歯と第一小臼歯の前装冠を再製作することとした。 a 「シェードはA3でお願いします」
正解:AD
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正答率:41.0%
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問題番号:110D-24 |
56歳の女性。上顎前歯部の補綴装置を製作した。補綴装置仮着時と1週後の撤去時の口腔内写真(別冊No.23)を別に示す。 a 審美性
正解:CD
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正答率:89.5%
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問題番号:110D-29 |
61歳の女性。上顎前歯部のブリッジの脱離による審美不良を主訴として来院した。補綴装置の再製作に先立ちある手術を行うこととした。 a ガイドの様式
正解:BE
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正答率:82.1%
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