歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯内療法学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 114A-25

    根管模型に表面を黒色に塗ったガッタパーチャポイントを用いて側方加圧根管充塡を行った。
    充塡後の写真(別冊No.5A)と矢印の位置で切断した断面の拡大写真 (別冊No.5B)を別に示す。
    アクセサリーポイントはすべて同じサイズのものを使用した。

    最初に用いたアクセサリーポイントはどれか。1つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    側方加圧根管充填

    22.6%
  3. 114A-37

    感染根管治療を行う際に、予防的抗菌薬投与が推奨される感染性心内膜炎<IE> の高度リスク群はどれか。2つ選べ。

    a 人工弁を装着した患者
    b IEの既往を有する患者
    c 先天性心房中隔欠損症の患者
    d 冠動脈バイパス術を受けた患者
    e 植込み型除細動器を装着した患者

    68.7%
  4. 114A-45

    上行性歯髄炎で歯髄への細菌の侵入路となるのはどれか。2つ選べ。

    a 髄管
    b 盲管
    c 盲孔
    d 管間側枝
    e 根尖分岐

    55.9%
  5. 114A-53

    上顎左側第二小臼歯の感染根管治療時に行ったある処置前後のマイクロスコープ写真(別冊No.19)を別に示す。
    この処置の目的はどれか。1つ選べ。

    a 感染歯質の除去
    b 根管穿孔の防止
    c 歯根破折の防止
    d 根管洗浄効果の向上
    e 根管拡大器具の破折防止

    マイクロスコープ写真

    24.1%
  6. 114A-57

    33歳の女性。上顎右側中切歯の違和感を主訴として来院した。
    20年前、転倒した際に脱臼して再植を受けたが、最近まで自覚症状はなかったという。
    初診時の歯科用コーンビームCT(別冊No.22)を別に示す。

    適切な処置はどれか。1つ選べ。

    a 抜歯
    b 意図的再植
    c 歯根尖切除
    d 感染根管治療
    e コンポジットレジン修復

    歯科用コーンビームCT

    77.2%
  7. 114A-76

    17歳の男子。上顎左側側切歯の咬合痛と歯肉腫脹を主訴として来院した。

    昨夜から激しい痛みがあるという。
    #Bには強い打診痛があり、腫脹部に波動を触れる。
    プロービング深さは全周3mm以下であった。

    初診時の口腔内写真(別冊No.32A) とエックス線画像(別冊No.32B)を別に示す。

    初診時の対応で適切なのはどれか。3つ選べ。

    a 咬合調整
    b 骨の穿孔
    c 根尖搔爬
    d 膿瘍切開
    e 抗菌薬投与

    口腔内写真とエックス線画像

    86.1%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:114A-25

根管模型に表面を黒色に塗ったガッタパーチャポイントを用いて側方加圧根管充塡を行った。
充塡後の写真(別冊No.5A)と矢印の位置で切断した断面の拡大写真 (別冊No.5B)を別に示す。
アクセサリーポイントはすべて同じサイズのものを使用した。

最初に用いたアクセサリーポイントはどれか。1つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

側方加圧根管充填

正解:B
正答率:22.6%
問題番号:114A-37

感染根管治療を行う際に、予防的抗菌薬投与が推奨される感染性心内膜炎<IE> の高度リスク群はどれか。2つ選べ。

a 人工弁を装着した患者
b IEの既往を有する患者
c 先天性心房中隔欠損症の患者
d 冠動脈バイパス術を受けた患者
e 植込み型除細動器を装着した患者

正解:AB
正答率:68.7%
問題番号:114A-45

上行性歯髄炎で歯髄への細菌の侵入路となるのはどれか。2つ選べ。

a 髄管
b 盲管
c 盲孔
d 管間側枝
e 根尖分岐

正解:AE
正答率:55.9%
問題番号:114A-53

上顎左側第二小臼歯の感染根管治療時に行ったある処置前後のマイクロスコープ写真(別冊No.19)を別に示す。
この処置の目的はどれか。1つ選べ。

a 感染歯質の除去
b 根管穿孔の防止
c 歯根破折の防止
d 根管洗浄効果の向上
e 根管拡大器具の破折防止

マイクロスコープ写真

正解:A
正答率:24.1%
問題番号:114A-57

33歳の女性。上顎右側中切歯の違和感を主訴として来院した。
20年前、転倒した際に脱臼して再植を受けたが、最近まで自覚症状はなかったという。
初診時の歯科用コーンビームCT(別冊No.22)を別に示す。

適切な処置はどれか。1つ選べ。

a 抜歯
b 意図的再植
c 歯根尖切除
d 感染根管治療
e コンポジットレジン修復

歯科用コーンビームCT

正解:A
正答率:77.2%
問題番号:114A-76

17歳の男子。上顎左側側切歯の咬合痛と歯肉腫脹を主訴として来院した。

昨夜から激しい痛みがあるという。
#Bには強い打診痛があり、腫脹部に波動を触れる。
プロービング深さは全周3mm以下であった。

初診時の口腔内写真(別冊No.32A) とエックス線画像(別冊No.32B)を別に示す。

初診時の対応で適切なのはどれか。3つ選べ。

a 咬合調整
b 骨の穿孔
c 根尖搔爬
d 膿瘍切開
e 抗菌薬投与

口腔内写真とエックス線画像

正解:ADE
正答率:86.1%

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