過去問題目次
65歳の女性。上顎部分床義歯の維持不良を主訴として来院した。
8年前に装着し問題なく使用していたが、1週前に左側クラスプが破折したという。
診察の結果、クラスプを新製してレーザー溶接修理を行うこととした。
新製したクラスプの写真(別冊No.3A)、クラスプを仮固定した口腔内写真(別冊No.3B)及び義歯をピックアップ印象した写真(別冊No.3C)を別に示す。
ピックアップ印象を選択する理由はどれか。2つ選べ。
a 仮固定の補強
b 溶接強度の向上
c 義歯床のリライン
d 溶接後の適合確認
e 作業用模型の咬合器装着
研究用模型から得られる情報はどれか。3つ選べ。
a 咬耗の状態
b 顎堤粘膜の厚み
c 臼歯部の被蓋関係
d 欠損部顎堤の形態
e 骨縁下ポケットの有無
下顎のKennedy I級症例で支持作用と把持作用の両方を発揮するのはどれか。
2つ選べ。
a 義歯床
b 維持格子
c 小連結子
d 大連結子
e 隣接面板
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:114A-23 |
65歳の女性。上顎部分床義歯の維持不良を主訴として来院した。 ピックアップ印象を選択する理由はどれか。2つ選べ。 a 仮固定の補強
正解:DE
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正答率:39.9%
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問題番号:114A-32 |
研究用模型から得られる情報はどれか。3つ選べ。 a 咬耗の状態
正解:ACD
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正答率:95.5%
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問題番号:114A-43 |
下顎のKennedy I級症例で支持作用と把持作用の両方を発揮するのはどれか。 2つ選べ。 a 義歯床
正解:AD
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正答率:50.7%
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