歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯内療法学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 116B-25

    45歳の女性。下顎右側第一大臼歯が欠けたことを主訴として来院した。
    約10年前に修復処置を受け症状なく経過していたが、昨日、食事中に破折したという。
    歯髄電気診で軽度の閾値低下を認めるが冷温痛はない。
    診察の結果、IPC法を行うこととした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.8A)、エックス線画像(別冊No.8B)及び覆髄剤貼付直後の写真(別冊No.8C)を別に示す。
    使用する材料の略号を表に示す。

    使用する材料の略号

    裏層と封鎖に用いる材料の組合せで正しいのはどれか。3つ選べ。

     裏層         封鎖

    a Ez──────────CR

    b Ez──────────従GIC

    c 従GIC─────────CR

    d 光GIC─────────TC

    e Ezの上に従GIC─────CR

    口腔内写真、エックス線画像及び覆髄剤貼付直後の写真

     

    42.5%
  3. 116B-47

    35歳の女性。上顎右側第一小臼歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。
    10年前にかかりつけ歯科医で処置を受けたが、2週前から自覚するようになったという。
    自発痛はないが、打診に反応がある。
    プロービング深さは全周3 mm以下であった。
    診察の結果、慢性根尖性歯周炎と診断した。
    初診時の口腔内写真(別冊 No.17A)とエックス線画像(別冊No.17B)を別に示す。

    原因として考えられるのはどれか。3つ選べ。

    a 前装部の破損
    b 不良な根管充塡
    c 不適合な補綴装置
    d 辺縁歯槽骨の吸収
    e コロナルリーケージ

    口腔内写真とエックス線画像

    43.2%
  4. 116B-64

    16歳の女子。上顎左側側切歯の違和感を主訴として来院した。
    歯髄電気診に生活反応を示した。
    初診時のエックス線画像(別冊No.23A)とし#B部の歯科用コーンビームCT(別冊No.23B)を別に示す。

    適切な対応はどれか。1つ選べ。

    a 経過観察
    b 歯髄鎮痛消炎療法
    c 直接覆髄
    d 抜髄
    e 歯根尖切除

    エックス線画像・歯科用コーンビームCT

    99.1%
  5. 116B-79

    定型発達の4歳児の歯髄疾患において温度診への反応があるのはどれか。2つ選べ。

    a 歯髄壊死
    b 歯髄壊疽
    c 歯髄充血
    d 急性化膿性歯髄炎
    e 慢性化膿性根尖性歯周炎

    94.2%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:116B-25

45歳の女性。下顎右側第一大臼歯が欠けたことを主訴として来院した。
約10年前に修復処置を受け症状なく経過していたが、昨日、食事中に破折したという。
歯髄電気診で軽度の閾値低下を認めるが冷温痛はない。
診察の結果、IPC法を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.8A)、エックス線画像(別冊No.8B)及び覆髄剤貼付直後の写真(別冊No.8C)を別に示す。
使用する材料の略号を表に示す。

使用する材料の略号

裏層と封鎖に用いる材料の組合せで正しいのはどれか。3つ選べ。

 裏層         封鎖

a Ez──────────CR

b Ez──────────従GIC

c 従GIC─────────CR

d 光GIC─────────TC

e Ezの上に従GIC─────CR

口腔内写真、エックス線画像及び覆髄剤貼付直後の写真

 

正解:BCE
正答率:42.5%
問題番号:116B-47

35歳の女性。上顎右側第一小臼歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。
10年前にかかりつけ歯科医で処置を受けたが、2週前から自覚するようになったという。
自発痛はないが、打診に反応がある。
プロービング深さは全周3 mm以下であった。
診察の結果、慢性根尖性歯周炎と診断した。
初診時の口腔内写真(別冊 No.17A)とエックス線画像(別冊No.17B)を別に示す。

原因として考えられるのはどれか。3つ選べ。

a 前装部の破損
b 不良な根管充塡
c 不適合な補綴装置
d 辺縁歯槽骨の吸収
e コロナルリーケージ

口腔内写真とエックス線画像

正解:BCE
正答率:43.2%
問題番号:116B-64

16歳の女子。上顎左側側切歯の違和感を主訴として来院した。
歯髄電気診に生活反応を示した。
初診時のエックス線画像(別冊No.23A)とし#B部の歯科用コーンビームCT(別冊No.23B)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。

a 経過観察
b 歯髄鎮痛消炎療法
c 直接覆髄
d 抜髄
e 歯根尖切除

エックス線画像・歯科用コーンビームCT

正解:D
正答率:99.1%
問題番号:116B-79

定型発達の4歳児の歯髄疾患において温度診への反応があるのはどれか。2つ選べ。

a 歯髄壊死
b 歯髄壊疽
c 歯髄充血
d 急性化膿性歯髄炎
e 慢性化膿性根尖性歯周炎

正解:CD
正答率:94.2%

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