過去問題目次
45歳の女性。下顎右側第一大臼歯が欠けたことを主訴として来院した。
約10年前に修復処置を受け症状なく経過していたが、昨日、食事中に破折したという。
歯髄電気診で軽度の閾値低下を認めるが冷温痛はない。
診察の結果、IPC法を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.8A)、エックス線画像(別冊No.8B)及び覆髄剤貼付直後の写真(別冊No.8C)を別に示す。
使用する材料の略号を表に示す。
裏層と封鎖に用いる材料の組合せで正しいのはどれか。3つ選べ。
裏層 封鎖
a Ez──────────CR
b Ez──────────従GIC
c 従GIC─────────CR
d 光GIC─────────TC
e Ezの上に従GIC─────CR
35歳の女性。上顎右側第一小臼歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。
10年前にかかりつけ歯科医で処置を受けたが、2週前から自覚するようになったという。
自発痛はないが、打診に反応がある。
プロービング深さは全周3 mm以下であった。
診察の結果、慢性根尖性歯周炎と診断した。
初診時の口腔内写真(別冊 No.17A)とエックス線画像(別冊No.17B)を別に示す。
原因として考えられるのはどれか。3つ選べ。
a 前装部の破損
b 不良な根管充塡
c 不適合な補綴装置
d 辺縁歯槽骨の吸収
e コロナルリーケージ
16歳の女子。上顎左側側切歯の違和感を主訴として来院した。
歯髄電気診に生活反応を示した。
初診時のエックス線画像(別冊No.23A)とし#B部の歯科用コーンビームCT(別冊No.23B)を別に示す。
適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 歯髄鎮痛消炎療法
c 直接覆髄
d 抜髄
e 歯根尖切除
定型発達の4歳児の歯髄疾患において温度診への反応があるのはどれか。2つ選べ。
a 歯髄壊死
b 歯髄壊疽
c 歯髄充血
d 急性化膿性歯髄炎
e 慢性化膿性根尖性歯周炎
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:116B-25 |
45歳の女性。下顎右側第一大臼歯が欠けたことを主訴として来院した。 裏層と封鎖に用いる材料の組合せで正しいのはどれか。3つ選べ。 裏層 封鎖 a Ez──────────CR b Ez──────────従GIC c 従GIC─────────CR d 光GIC─────────TC e Ezの上に従GIC─────CR
正解:BCE
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正答率:42.5%
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問題番号:116B-47 |
35歳の女性。上顎右側第一小臼歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。 原因として考えられるのはどれか。3つ選べ。 a 前装部の破損
正解:BCE
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正答率:43.2%
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問題番号:116B-64 |
16歳の女子。上顎左側側切歯の違和感を主訴として来院した。 適切な対応はどれか。1つ選べ。 a 経過観察
正解:D
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正答率:99.1%
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問題番号:116B-79 |
定型発達の4歳児の歯髄疾患において温度診への反応があるのはどれか。2つ選べ。 a 歯髄壊死
正解:CD
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正答率:94.2%
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