歯科医師国家試験 第116回 B47問題

問題番号:116B-47
正答率:43.2%

35歳の女性。上顎右側第一小臼歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。
10年前にかかりつけ歯科医で処置を受けたが、2週前から自覚するようになったという。
自発痛はないが、打診に反応がある。
プロービング深さは全周3 mm以下であった。
診察の結果、慢性根尖性歯周炎と診断した。
初診時の口腔内写真(別冊 No.17A)とエックス線画像(別冊No.17B)を別に示す。

原因として考えられるのはどれか。3つ選べ。

a 前装部の破損
b 不良な根管充塡
c 不適合な補綴装置
d 辺縁歯槽骨の吸収
e コロナルリーケージ

口腔内写真とエックス線画像

正解:BCE

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著者紹介

著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

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