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歯肉退縮部位の根面被覆において、遊離歯肉移植術に比べた結合組織移植術の利点はどれか。2つ選べ。
a 移植片の生着がよい。
b 角化歯肉幅の増加量が多い。
c 血管損傷のリスクが小さい。
d 受容側の縫合が不要である。
e 採取部位の術後の創面露出が小さい。
60歳の男性。下顎左側臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。
2年前に下顎左側第一大臼歯の修復処置を受けたという。
垂直および水平打診に反応を示す。検査の結果、
クラウンを除去することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.14A)、クラウン除去後の口腔内写真(別冊No.14B)及びエックス線画像(別冊No.14C)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービングデプス(mm)
-Nの治療と下顎左側臼歯部の補綴処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。
a 歯根分割――――――――-NNの連結クラウン装着
b 近心根分割抜去―――――-Nのクラウン装着
c 近心根分割抜去―――――-]N^のブリッジ装着
d 遠心根分割抜去―――――-Nのクラウン装着
e 遠心根分割抜去―――――-^N_のブリッジ装着
62歳の女性。上顎前歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。
1年前から自覚していたがそのままにしていたという。
1か月前の健康診断で、空腹時血糖は180mg/dL、HbA1cは7.9%であったが、特に治療はしていない。
初診時の口腔内写真(別冊No.15A)とエックス線画像(別冊No.15B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービングデプス(mm)
** :Millerの判定基準
口腔清掃指導後の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
a 暫間固定
b 内科への紹介
c 抗菌薬の経口投与
d 歯周ポケット搔爬術
e スケーリング・ルートプレーニング
40歳の女性。嚙み合わせると上顎左側中切歯が動くことを主訴として来院した。
1年前から食事中に違和感があったがそのままにしていたという。
検査の結果、慢性歯周炎と診断した。
初診時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線画像(別冊 No.32B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービングデプス(mm)
** : Millerの判定基準
#Aの病態の主な修飾因子はどれか。2つ選べ。
a 根尖病変
b プラーク
c 外傷性咬合
d セメント質の肥厚
e 小帯の付着位置異常
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:112A-56 | 歯肉退縮部位の根面被覆において、遊離歯肉移植術に比べた結合組織移植術の利点はどれか。2つ選べ。 a 移植片の生着がよい。
正解:AE |
正答率:81.7% | |
問題番号:112A-68 | 60歳の男性。下顎左側臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。 初診時の口腔内写真(別冊No.14A)、クラウン除去後の口腔内写真(別冊No.14B)及びエックス線画像(別冊No.14C)を別に示す。
-Nの治療と下顎左側臼歯部の補綴処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。 a 歯根分割――――――――-NNの連結クラウン装着
正解:E |
正答率:89.9% | |
問題番号:112A-69 | 62歳の女性。上顎前歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。 初診時の口腔内写真(別冊No.15A)とエックス線画像(別冊No.15B)を別に示す。
口腔清掃指導後の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。 a 暫間固定
正解:BE |
正答率:58.3% | |
問題番号:112A-86 | 40歳の女性。嚙み合わせると上顎左側中切歯が動くことを主訴として来院した。 初診時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線画像(別冊 No.32B)を別に示す。
#Aの病態の主な修飾因子はどれか。2つ選べ。 a 根尖病変
正解:AC |
正答率:39.6% |