歯科医師国家試験 過去問題

治療計画

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 109B-32

    70歳の男性。右側の上顎臼歯部歯肉の出血を主訴として来院した。
    2年前から自覚していたがそのままにしていたという。
    歯周基本治療を行った。
    再評価時のプラークコントロールレコードは45%であった。

    再評価時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線写真(別冊No.32B)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果
    *       :歯周ポケットの深さ(mm)
    〇印:プロービング時の出血

    次に行うのはどれか。2つ選べ。

    a フラップ手術
    b ブラッシング指導
    c 歯肉弁根尖側移動術
    d スケーリング・ルートプレーニング
    e エナメルマトリックスタンパク質の応用

    口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線写真(別冊No.32B)

    95.9%
  3. 109C-51

    SPT<supportive periodontal therapy>に含まれるのはどれか。2つ選べ。

    a SRP
    b GTR
    c MGS
    d LDDS
    e ENAP

    93.7%
  4. 112A-69

    62歳の女性。上顎前歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。
    1年前から自覚していたがそのままにしていたという。
    1か月前の健康診断で、空腹時血糖は180mg/dL、HbA1cは7.9%であったが、特に治療はしていない。

    初診時の口腔内写真(別冊No.15A)とエックス線画像(別冊No.15B)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部
    *   :プロービングデプス(mm)
    ** :Millerの判定基準

    口腔清掃指導後の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

    a 暫間固定
    b 内科への紹介
    c 抗菌薬の経口投与
    d 歯周ポケット搔爬術
    e スケーリング・ルートプレーニング

    口腔内写真とエックス線画像

    58.3%
  5. 113C-41

    歯周外科治療を延期すべき術前検査値はどれか。2つ選べ。

    a BOP                 20%
    b CRP                    0.5 mg/dL
    c HbA1c                8.5%
    d PT-INR               1.1
    e O’LearyのPCR     55%

    62.5%
  6. 113C-64

    歯周基本治療に含まれるのはどれか。3つ選べ。

    a GBR
    b PTC
    c MTM
    d ENAP
    e LDDS

    73.1%
  7. 114C-55

    43歳の女性。下顎左側小臼歯部の違和感を主訴として来院した。
    2年前から内科で糖尿病の治療を受けているという。
    歯周基本治療終了後の再評価時のHbAlc は7.5%であった。

    再評価時の口腔内写真(別冊No.21A)とエックス線画像(別冊 No.21B)を別に示す。

    再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    再評価時の歯周組織検査結果の一部
    *        :プロービング深さ(mm)
    〇印  :プロービング時の出血
    **      : Millerの判定基準

    次に行うのはどれか。2つ選べ。

    a 骨移植術
    b 抗菌薬の局所投与
    c オクルーザルスプリントの装着
    d スケーリング・ルートプレーニング
    e エナメルマトリックスタンパク質の応用

    再評価時の口腔内写真とエックス線画像

    47.4%
  8. 115C-77

    66歳の女性。下顎左側臼歯部の違和感を主訴として来院した。
    5年前から骨粗鬆症の治療を受けているという。
    慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を行った。
    初診時の口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線画像(別冊No.30B)を別に示す。
    再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果

    *       :プロービング深さ(mm)
    〇印:プロービング時の出血
    **     : Millerの判定基準

    続いて行うのはどれか。2つ選べ。

    a 咬合調整
    b 歯肉切除術
    c 組織再生誘導法
    d 歯周ポケット搔爬術
    e 内科主治医への対診

    口腔内写真とエックス線画像

    61.8%
  9. 116D-57

    85歳の男性。上顎右側臼歯口蓋側のブラッシング時の出血を主訴として歯科訪問診療の依頼があった。
    5年前から家族同行でかかりつけ歯科医へ通院していたが、6か月前に脳梗塞を発症し、意識障害があり、寝たきり状態であるという。
    口腔清掃は全介助である。
    初診時の口腔内写真(別冊No.20A)とエックス線画像(別冊No.20B)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部表
    *        :プロービング深さ(mm)
    〇印  :プロービング時の出血
    **      : Millerの判定基準

    適切な対応はどれか。3つ選べ。

    a PTC
    b 洗口剤使用の指導
    c 手用スケーラーの使用
    d 介助者への口腔清掃指導
    e 局所薬物配送システム<LDDS>

    口腔内写真とエックス線画像

    77.3%
  10. 117C-28

    38歳の女性。下顎左側第一小臼歯の咬合痛と違和感を主訴として来院した。

    10か月前から自覚していたがそのままにしていたという。
    歯周基本治療後の再評価の結果、FGF-2製剤を応用した歯周組織再生療法を行うこととした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.7A)とエックス線画像(別冊No.7B)を別に示す。

    初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    初診時の歯周組織検査結果の一部の表
    *      :プロービング深さ(mm)
    〇印:プロービング時の出血
    **    :Millerの判定基準

    歯周組織再生療法に先立って行う処置はどれか。1つ選べ。

    a 暫間固定
    b 小帯切除術
    c 感染根管治療
    d オドントプラスティ
    e 局所薬物配送システム<LDDS>

    初診時の口腔内写真とエックス線画像

    79.7%
  11. 117C-58

    60歳の女性。上顎左側第二小臼歯と第一大臼歯間の冷水痛を主訴として来院した。

    1か月前から冷水に対して一過性の痛みを認めるようになったという。
    £EFには自発痛と打診痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.23A)とエックス線画像(別冊No.23B)を別に示す。

    初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    初診時の歯周組織検査結果の一部の表

    *      :プロービング深さ(mm)
    〇印:プロービング時の出血
    **    :Millerの判定基準

    処置の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

         £E                                           £F
    a コンポジットレジン修復―――――スケーリング
    b コンポジットレジン修復―――――コンポジットレジン修復
    c コンポジットレジン修復―――――グラスアイオノマーセメント修復
    d グラスアイオノマーセメント修復―スケーリング
    e グラスアイオノマーセメント修復―コンポジットレジン修復

    口腔内写真とエックス線画像

    88.9%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:109B-32

70歳の男性。右側の上顎臼歯部歯肉の出血を主訴として来院した。
2年前から自覚していたがそのままにしていたという。
歯周基本治療を行った。
再評価時のプラークコントロールレコードは45%であった。

再評価時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線写真(別冊No.32B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果
*       :歯周ポケットの深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血

次に行うのはどれか。2つ選べ。

a フラップ手術
b ブラッシング指導
c 歯肉弁根尖側移動術
d スケーリング・ルートプレーニング
e エナメルマトリックスタンパク質の応用

口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線写真(別冊No.32B)

正解:BD
正答率:95.9%
問題番号:109C-51

SPT<supportive periodontal therapy>に含まれるのはどれか。2つ選べ。

a SRP
b GTR
c MGS
d LDDS
e ENAP

正解:AD
正答率:93.7%
問題番号:112A-69

62歳の女性。上顎前歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。
1年前から自覚していたがそのままにしていたという。
1か月前の健康診断で、空腹時血糖は180mg/dL、HbA1cは7.9%であったが、特に治療はしていない。

初診時の口腔内写真(別冊No.15A)とエックス線画像(別冊No.15B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部
*   :プロービングデプス(mm)
** :Millerの判定基準

口腔清掃指導後の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

a 暫間固定
b 内科への紹介
c 抗菌薬の経口投与
d 歯周ポケット搔爬術
e スケーリング・ルートプレーニング

口腔内写真とエックス線画像

正解:BE
正答率:58.3%
問題番号:113C-41

歯周外科治療を延期すべき術前検査値はどれか。2つ選べ。

a BOP                 20%
b CRP                    0.5 mg/dL
c HbA1c                8.5%
d PT-INR               1.1
e O’LearyのPCR     55%

正解:CE
正答率:62.5%
問題番号:113C-64

歯周基本治療に含まれるのはどれか。3つ選べ。

a GBR
b PTC
c MTM
d ENAP
e LDDS

正解:BCE
正答率:73.1%
問題番号:114C-55

43歳の女性。下顎左側小臼歯部の違和感を主訴として来院した。
2年前から内科で糖尿病の治療を受けているという。
歯周基本治療終了後の再評価時のHbAlc は7.5%であった。

再評価時の口腔内写真(別冊No.21A)とエックス線画像(別冊 No.21B)を別に示す。

再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

再評価時の歯周組織検査結果の一部
*        :プロービング深さ(mm)
〇印  :プロービング時の出血
**      : Millerの判定基準

次に行うのはどれか。2つ選べ。

a 骨移植術
b 抗菌薬の局所投与
c オクルーザルスプリントの装着
d スケーリング・ルートプレーニング
e エナメルマトリックスタンパク質の応用

再評価時の口腔内写真とエックス線画像

正解:BD
正答率:47.4%
問題番号:115C-77

66歳の女性。下顎左側臼歯部の違和感を主訴として来院した。
5年前から骨粗鬆症の治療を受けているという。
慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を行った。
初診時の口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線画像(別冊No.30B)を別に示す。
再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果

*       :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
**     : Millerの判定基準

続いて行うのはどれか。2つ選べ。

a 咬合調整
b 歯肉切除術
c 組織再生誘導法
d 歯周ポケット搔爬術
e 内科主治医への対診

口腔内写真とエックス線画像

正解:CE
正答率:61.8%
問題番号:116D-57

85歳の男性。上顎右側臼歯口蓋側のブラッシング時の出血を主訴として歯科訪問診療の依頼があった。
5年前から家族同行でかかりつけ歯科医へ通院していたが、6か月前に脳梗塞を発症し、意識障害があり、寝たきり状態であるという。
口腔清掃は全介助である。
初診時の口腔内写真(別冊No.20A)とエックス線画像(別冊No.20B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部表
*        :プロービング深さ(mm)
〇印  :プロービング時の出血
**      : Millerの判定基準

適切な対応はどれか。3つ選べ。

a PTC
b 洗口剤使用の指導
c 手用スケーラーの使用
d 介助者への口腔清掃指導
e 局所薬物配送システム<LDDS>

口腔内写真とエックス線画像

正解:ACD
正答率:77.3%
問題番号:117C-28

38歳の女性。下顎左側第一小臼歯の咬合痛と違和感を主訴として来院した。

10か月前から自覚していたがそのままにしていたという。
歯周基本治療後の再評価の結果、FGF-2製剤を応用した歯周組織再生療法を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.7A)とエックス線画像(別冊No.7B)を別に示す。

初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

初診時の歯周組織検査結果の一部の表
*      :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
**    :Millerの判定基準

歯周組織再生療法に先立って行う処置はどれか。1つ選べ。

a 暫間固定
b 小帯切除術
c 感染根管治療
d オドントプラスティ
e 局所薬物配送システム<LDDS>

初診時の口腔内写真とエックス線画像

正解:C
正答率:79.7%
問題番号:117C-58

60歳の女性。上顎左側第二小臼歯と第一大臼歯間の冷水痛を主訴として来院した。

1か月前から冷水に対して一過性の痛みを認めるようになったという。
£EFには自発痛と打診痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.23A)とエックス線画像(別冊No.23B)を別に示す。

初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

初診時の歯周組織検査結果の一部の表

*      :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
**    :Millerの判定基準

処置の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

     £E                                           £F
a コンポジットレジン修復―――――スケーリング
b コンポジットレジン修復―――――コンポジットレジン修復
c コンポジットレジン修復―――――グラスアイオノマーセメント修復
d グラスアイオノマーセメント修復―スケーリング
e グラスアイオノマーセメント修復―コンポジットレジン修復

口腔内写真とエックス線画像

正解:A
正答率:88.9%