過去問題目次
70歳の男性。右側の上顎臼歯部歯肉の出血を主訴として来院した。
2年前から自覚していたがそのままにしていたという。
歯周基本治療を行った。
再評価時のプラークコントロールレコードは45%であった。
再評価時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線写真(別冊No.32B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :歯周ポケットの深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
次に行うのはどれか。2つ選べ。
a フラップ手術
b ブラッシング指導
c 歯肉弁根尖側移動術
d スケーリング・ルートプレーニング
e エナメルマトリックスタンパク質の応用
SPT<supportive periodontal therapy>に含まれるのはどれか。2つ選べ。
a SRP
b GTR
c MGS
d LDDS
e ENAP
62歳の女性。上顎前歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。
1年前から自覚していたがそのままにしていたという。
1か月前の健康診断で、空腹時血糖は180mg/dL、HbA1cは7.9%であったが、特に治療はしていない。
初診時の口腔内写真(別冊No.15A)とエックス線画像(別冊No.15B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービングデプス(mm)
** :Millerの判定基準
口腔清掃指導後の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
a 暫間固定
b 内科への紹介
c 抗菌薬の経口投与
d 歯周ポケット搔爬術
e スケーリング・ルートプレーニング
歯周外科治療を延期すべき術前検査値はどれか。2つ選べ。
a BOP 20%
b CRP 0.5 mg/dL
c HbA1c 8.5%
d PT-INR 1.1
e O’LearyのPCR 55%
歯周基本治療に含まれるのはどれか。3つ選べ。
a GBR
b PTC
c MTM
d ENAP
e LDDS
43歳の女性。下顎左側小臼歯部の違和感を主訴として来院した。
2年前から内科で糖尿病の治療を受けているという。
歯周基本治療終了後の再評価時のHbAlc は7.5%であった。
再評価時の口腔内写真(別冊No.21A)とエックス線画像(別冊 No.21B)を別に示す。
再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印 :プロービング時の出血
** : Millerの判定基準
次に行うのはどれか。2つ選べ。
a 骨移植術
b 抗菌薬の局所投与
c オクルーザルスプリントの装着
d スケーリング・ルートプレーニング
e エナメルマトリックスタンパク質の応用
66歳の女性。下顎左側臼歯部の違和感を主訴として来院した。
5年前から骨粗鬆症の治療を受けているという。
慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を行った。
初診時の口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線画像(別冊No.30B)を別に示す。
再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
** : Millerの判定基準
続いて行うのはどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b 歯肉切除術
c 組織再生誘導法
d 歯周ポケット搔爬術
e 内科主治医への対診
85歳の男性。上顎右側臼歯口蓋側のブラッシング時の出血を主訴として歯科訪問診療の依頼があった。
5年前から家族同行でかかりつけ歯科医へ通院していたが、6か月前に脳梗塞を発症し、意識障害があり、寝たきり状態であるという。
口腔清掃は全介助である。
初診時の口腔内写真(別冊No.20A)とエックス線画像(別冊No.20B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印 :プロービング時の出血
** : Millerの判定基準
適切な対応はどれか。3つ選べ。
a PTC
b 洗口剤使用の指導
c 手用スケーラーの使用
d 介助者への口腔清掃指導
e 局所薬物配送システム<LDDS>
38歳の女性。下顎左側第一小臼歯の咬合痛と違和感を主訴として来院した。
10か月前から自覚していたがそのままにしていたという。
歯周基本治療後の再評価の結果、FGF-2製剤を応用した歯周組織再生療法を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.7A)とエックス線画像(別冊No.7B)を別に示す。
初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
** :Millerの判定基準
歯周組織再生療法に先立って行う処置はどれか。1つ選べ。
a 暫間固定
b 小帯切除術
c 感染根管治療
d オドントプラスティ
e 局所薬物配送システム<LDDS>
60歳の女性。上顎左側第二小臼歯と第一大臼歯間の冷水痛を主訴として来院した。
1か月前から冷水に対して一過性の痛みを認めるようになったという。
£EFには自発痛と打診痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.23A)とエックス線画像(別冊No.23B)を別に示す。
初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
** :Millerの判定基準
処置の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
£E £F
a コンポジットレジン修復―――――スケーリング
b コンポジットレジン修復―――――コンポジットレジン修復
c コンポジットレジン修復―――――グラスアイオノマーセメント修復
d グラスアイオノマーセメント修復―スケーリング
e グラスアイオノマーセメント修復―コンポジットレジン修復
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:109B-32 | 70歳の男性。右側の上顎臼歯部歯肉の出血を主訴として来院した。 再評価時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線写真(別冊No.32B)を別に示す。
次に行うのはどれか。2つ選べ。 a フラップ手術
正解:BD |
正答率:95.9% | |
問題番号:109C-51 | SPT<supportive periodontal therapy>に含まれるのはどれか。2つ選べ。 a SRP
正解:AD |
正答率:93.7% | |
問題番号:112A-69 | 62歳の女性。上顎前歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。 初診時の口腔内写真(別冊No.15A)とエックス線画像(別冊No.15B)を別に示す。
口腔清掃指導後の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。 a 暫間固定
正解:BE |
正答率:58.3% | |
問題番号:113C-41 | 歯周外科治療を延期すべき術前検査値はどれか。2つ選べ。 a BOP 20%
正解:CE |
正答率:62.5% | |
問題番号:113C-64 | 歯周基本治療に含まれるのはどれか。3つ選べ。 a GBR
正解:BCE |
正答率:73.1% | |
問題番号:114C-55 | 43歳の女性。下顎左側小臼歯部の違和感を主訴として来院した。 再評価時の口腔内写真(別冊No.21A)とエックス線画像(別冊 No.21B)を別に示す。 再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
次に行うのはどれか。2つ選べ。 a 骨移植術
正解:BD |
正答率:47.4% | |
問題番号:115C-77 | 66歳の女性。下顎左側臼歯部の違和感を主訴として来院した。 * :プロービング深さ(mm) 続いて行うのはどれか。2つ選べ。 a 咬合調整
正解:CE |
正答率:61.8% | |
問題番号:116D-57 | 85歳の男性。上顎右側臼歯口蓋側のブラッシング時の出血を主訴として歯科訪問診療の依頼があった。
適切な対応はどれか。3つ選べ。 a PTC
正解:ACD |
正答率:77.3% | |
問題番号:117C-28 | 38歳の女性。下顎左側第一小臼歯の咬合痛と違和感を主訴として来院した。 10か月前から自覚していたがそのままにしていたという。 初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
歯周組織再生療法に先立って行う処置はどれか。1つ選べ。 a 暫間固定
正解:C |
正答率:79.7% | |
問題番号:117C-58 | 60歳の女性。上顎左側第二小臼歯と第一大臼歯間の冷水痛を主訴として来院した。 1か月前から冷水に対して一過性の痛みを認めるようになったという。 初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。 * :プロービング深さ(mm) 処置の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。 £E £F
正解:A |
正答率:88.9% |