歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯周病学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 116D-26

    歯周治療に用いるエナメルマトリックスタンパク質について正しいのはどれか。2つ選べ。

    a 酸性で不溶化する。
    b 主成分はエナメリンである。
    c 上皮細胞の増殖を促進する。
    d セメント質形成を促進する。
    e 歯胚から抽出した生物由来材料である。

    66.4%
  3. 116D-35

    歯肉の違和感を訴え来院した患者の口腔内写真(別冊No.6A)、エックス線画像 (別冊No.6B)及びある薬液を用いた反応後の口腔内写真(別冊No.6C)を別に示す。

    まず行うのはどれか。2つ選べ。

    a 切開排膿
    b 感染根管治療
    c 抗菌薬の投与
    d 口腔清掃指導
    e スケーリング・ルートプレーニング

    口腔内写真、エックス線画像、及びある薬液を用いた反応後の口腔内写真

    0.0%
  4. 116D-39

    54歳の男性。上顎右側前歯部の動揺を主訴として来院した。
    6か月前から気付いていたがそのままにしていたという。
    歯周基本治療後に症状が改善されなかったためフラップ手術を行い、骨欠損形態と根面の状態を確認した。
    術中の口腔内写真 (別冊No.8)を別に示す。
    歯周基本治療後の再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    再評価時の歯周組織検査結果の一部表
    *       :プロービング深さ(mm)
    〇印 :プロービング時の出血
    **     :Millerの判定基準

    術中の所見を踏まえ、次に行う処置はどれか。2つ選べ。

    a 根面処理
    b 歯肉整形
    c 自家骨移植
    d 口蓋裂溝の除去
    e スケーリング・ルートプレーニング

    術中の口腔内写真

    38.5%
  5. 116D-51

    喫煙の影響と考えられるのはどれか。4つ選べ。

    a 歯の喪失
    b 白板症の発症
    c 歯周治療の予後不良
    d 辺縁歯肉からの出血の増加
    e 歯肉のメラニン色素沈着部位の拡大

    95.7%
  6. 116D-55

    内斜切開で行う切除療法はどれか。1つ選べ。

    a GTR法
    b 新付着術
    c 歯肉切除術
    d 歯肉剝離搔爬術
    e 歯肉弁根尖側移動術

    42.6%
  7. 116D-57

    85歳の男性。上顎右側臼歯口蓋側のブラッシング時の出血を主訴として歯科訪問診療の依頼があった。
    5年前から家族同行でかかりつけ歯科医へ通院していたが、6か月前に脳梗塞を発症し、意識障害があり、寝たきり状態であるという。
    口腔清掃は全介助である。
    初診時の口腔内写真(別冊No.20A)とエックス線画像(別冊No.20B)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部表
    *        :プロービング深さ(mm)
    〇印  :プロービング時の出血
    **      : Millerの判定基準

    適切な対応はどれか。3つ選べ。

    a PTC
    b 洗口剤使用の指導
    c 手用スケーラーの使用
    d 介助者への口腔清掃指導
    e 局所薬物配送システム<LDDS>

    口腔内写真とエックス線画像

    77.3%
  8. 116D-76

    プラークリテンションファクターはどれか。3つ選べ。

    a 歯石
    b 歯列不正
    c 舌突出癖
    d エナメル突起
    e ブラキシズム

    94.9%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:116D-26

歯周治療に用いるエナメルマトリックスタンパク質について正しいのはどれか。2つ選べ。

a 酸性で不溶化する。
b 主成分はエナメリンである。
c 上皮細胞の増殖を促進する。
d セメント質形成を促進する。
e 歯胚から抽出した生物由来材料である。

正解:DE
正答率:66.4%
問題番号:116D-35

歯肉の違和感を訴え来院した患者の口腔内写真(別冊No.6A)、エックス線画像 (別冊No.6B)及びある薬液を用いた反応後の口腔内写真(別冊No.6C)を別に示す。

まず行うのはどれか。2つ選べ。

a 切開排膿
b 感染根管治療
c 抗菌薬の投与
d 口腔清掃指導
e スケーリング・ルートプレーニング

口腔内写真、エックス線画像、及びある薬液を用いた反応後の口腔内写真

正解:(解答なし)
正答率:0.0%
問題番号:116D-39

54歳の男性。上顎右側前歯部の動揺を主訴として来院した。
6か月前から気付いていたがそのままにしていたという。
歯周基本治療後に症状が改善されなかったためフラップ手術を行い、骨欠損形態と根面の状態を確認した。
術中の口腔内写真 (別冊No.8)を別に示す。
歯周基本治療後の再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

再評価時の歯周組織検査結果の一部表
*       :プロービング深さ(mm)
〇印 :プロービング時の出血
**     :Millerの判定基準

術中の所見を踏まえ、次に行う処置はどれか。2つ選べ。

a 根面処理
b 歯肉整形
c 自家骨移植
d 口蓋裂溝の除去
e スケーリング・ルートプレーニング

術中の口腔内写真

正解:DE
正答率:38.5%
問題番号:116D-51

喫煙の影響と考えられるのはどれか。4つ選べ。

a 歯の喪失
b 白板症の発症
c 歯周治療の予後不良
d 辺縁歯肉からの出血の増加
e 歯肉のメラニン色素沈着部位の拡大

正解:ABCE
正答率:95.7%
問題番号:116D-55

内斜切開で行う切除療法はどれか。1つ選べ。

a GTR法
b 新付着術
c 歯肉切除術
d 歯肉剝離搔爬術
e 歯肉弁根尖側移動術

正解:E
正答率:42.6%
問題番号:116D-57

85歳の男性。上顎右側臼歯口蓋側のブラッシング時の出血を主訴として歯科訪問診療の依頼があった。
5年前から家族同行でかかりつけ歯科医へ通院していたが、6か月前に脳梗塞を発症し、意識障害があり、寝たきり状態であるという。
口腔清掃は全介助である。
初診時の口腔内写真(別冊No.20A)とエックス線画像(別冊No.20B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部表
*        :プロービング深さ(mm)
〇印  :プロービング時の出血
**      : Millerの判定基準

適切な対応はどれか。3つ選べ。

a PTC
b 洗口剤使用の指導
c 手用スケーラーの使用
d 介助者への口腔清掃指導
e 局所薬物配送システム<LDDS>

口腔内写真とエックス線画像

正解:ACD
正答率:77.3%
問題番号:116D-76

プラークリテンションファクターはどれか。3つ選べ。

a 歯石
b 歯列不正
c 舌突出癖
d エナメル突起
e ブラキシズム

正解:ABD
正答率:94.9%

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