過去問題目次
58歳の女性。下顎切歯部の歯肉出血を主訴として来院した。
2週前から自覚していたが、痛みがないためそのままにしていたという。
初診時の口腔内写真(別冊No.22A)とエックス線写真(別冊No.22B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :歯周ポケットの深さ(mm)
診断名はどれか。1つ選べ。
a 慢性歯周炎
b 急性歯肉膿瘍
c プラーク性歯肉炎
d 壊死性潰瘍性歯肉炎
e 遺伝性歯肉線維腫症
44歳の男性。下顎右側第一大臼歯の歯肉出血を主訴として来院した。
1年前から気付いていたがそのままにしていたという。
歯周基本治療後、再評価を行った。
再評価時の口腔内写真(別冊No.26A)とエックス線写真(別冊No.26B)を別に示す。
再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :歯周ポケットの深さ(mm)
** :Lindheの分類(―は分岐部病変がないことを示す)
〇印:プロービング時の出血
N*に行うべき処置はどれか。2つ選べ。
a フラップ手術
b 遊離歯肉移植術
c 歯周ポケット搔爬術
d ルートセパレーション
e エナメルマトリックスタンパク質の応用
70歳の男性。右側の上顎臼歯部歯肉の出血を主訴として来院した。
2年前から自覚していたがそのままにしていたという。
歯周基本治療を行った。
再評価時のプラークコントロールレコードは45%であった。
再評価時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線写真(別冊No.32B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :歯周ポケットの深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
次に行うのはどれか。2つ選べ。
a フラップ手術
b ブラッシング指導
c 歯肉弁根尖側移動術
d スケーリング・ルートプレーニング
e エナメルマトリックスタンパク質の応用
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:109B-22 | 58歳の女性。下顎切歯部の歯肉出血を主訴として来院した。 初診時の口腔内写真(別冊No.22A)とエックス線写真(別冊No.22B)を別に示す。
診断名はどれか。1つ選べ。 a 慢性歯周炎
正解:C |
正答率:90.0% | |
問題番号:109B-26 | 44歳の男性。下顎右側第一大臼歯の歯肉出血を主訴として来院した。 再評価時の口腔内写真(別冊No.26A)とエックス線写真(別冊No.26B)を別に示す。
N*に行うべき処置はどれか。2つ選べ。 a フラップ手術
正解:AE |
正答率:93.9% | |
問題番号:109B-32 | 70歳の男性。右側の上顎臼歯部歯肉の出血を主訴として来院した。 再評価時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線写真(別冊No.32B)を別に示す。
次に行うのはどれか。2つ選べ。 a フラップ手術
正解:BD |
正答率:95.9% |