歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 部分床義歯学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 113B-55

    無歯顎者のインプラント治療で、固定性補綴装置と比較したオーバーデンチャーの利点はどれか。
    4つ選べ。

    a 咀嚼能力が高い。
    b 清掃が容易である。
    c 息漏れを生じにくい。
    d 顔貌の審美性を改善しやすい。
    e インプラント埋入本数を少なくできる。

    89.5%
  3. 113B-62

    67歳の女性。下顎義歯の破折に伴う咀嚼困難を主訴として来院した。
    診察の結果、残存歯と上顎義歯には問題がなかったため、下顎義歯の再製作を行うこととし、精密印象を採得した。
    初診時の下顎義歯撤去時の口腔内写真(別冊No.16A)と作業用模型上で製作した装置の写真(別冊No.16B)を別に示す。

    次回来院時に使用するのはどれか。3つ選べ。

    a 適合試験材
    b フェイスボウ
    c 咬合平面設定板
    d シェードガイド
    e モデリングコンパウンド

    下顎義歯撤去時の口腔内写真と作業用模型上で製作した装置の写真

    48.3%
  4. 113B-80

    上顎右側側切歯遠心部に付与された部分床義歯の支台装置の写真(別冊No.30)を別に示す。
    ワイヤークラスプと比較したこの支台装置の長所はどれか。2つ選べ。

    a 自浄性に優れる。
    b 審美性に優れる。
    c 修理が容易である。
    d 維持力の調整が容易である。
    e 義歯の可動方向を規制できる。

    部分床義歯の支台装置の写真

    86.2%
  5. 113B-86

    73歳の男性。上顎義歯の審美不良と不適合を主訴として来院した。
    使用中の義歯は4年前に製作したという。
    下顎義歯は装着していない。

    検査の結果、上顎前歯に根面板を装着後、上下顎部分床義歯を新製することとした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.34A)、使用中の義歯の写真(別冊No.34B)及び使用中の義歯装着時の口腔内写真(別冊No.34C)を別に示す。

    義歯の新製にあたり考慮すべきなのはどれか。3つ選べ。

    a 金属による上顎前歯部の補強
    b 陶歯の使用による磨耗の防止
    c 咬合挙上によるスペースの確保
    d 右側残存歯による咬合位の再構築
    e 熱可塑性樹脂製クラスプの使用による審美性の向上

    初診時の口腔内写真

    使用中の義歯の写真及び使用中の義歯装着時の口腔内写真

     

    28.8%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:113B-55

無歯顎者のインプラント治療で、固定性補綴装置と比較したオーバーデンチャーの利点はどれか。
4つ選べ。

a 咀嚼能力が高い。
b 清掃が容易である。
c 息漏れを生じにくい。
d 顔貌の審美性を改善しやすい。
e インプラント埋入本数を少なくできる。

正解:BCDE
正答率:89.5%
問題番号:113B-62

67歳の女性。下顎義歯の破折に伴う咀嚼困難を主訴として来院した。
診察の結果、残存歯と上顎義歯には問題がなかったため、下顎義歯の再製作を行うこととし、精密印象を採得した。
初診時の下顎義歯撤去時の口腔内写真(別冊No.16A)と作業用模型上で製作した装置の写真(別冊No.16B)を別に示す。

次回来院時に使用するのはどれか。3つ選べ。

a 適合試験材
b フェイスボウ
c 咬合平面設定板
d シェードガイド
e モデリングコンパウンド

下顎義歯撤去時の口腔内写真と作業用模型上で製作した装置の写真

正解:ABD or ABE or ADE or BDE
正答率:48.3%
問題番号:113B-80

上顎右側側切歯遠心部に付与された部分床義歯の支台装置の写真(別冊No.30)を別に示す。
ワイヤークラスプと比較したこの支台装置の長所はどれか。2つ選べ。

a 自浄性に優れる。
b 審美性に優れる。
c 修理が容易である。
d 維持力の調整が容易である。
e 義歯の可動方向を規制できる。

部分床義歯の支台装置の写真

正解:BE
正答率:86.2%
問題番号:113B-86

73歳の男性。上顎義歯の審美不良と不適合を主訴として来院した。
使用中の義歯は4年前に製作したという。
下顎義歯は装着していない。

検査の結果、上顎前歯に根面板を装着後、上下顎部分床義歯を新製することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.34A)、使用中の義歯の写真(別冊No.34B)及び使用中の義歯装着時の口腔内写真(別冊No.34C)を別に示す。

義歯の新製にあたり考慮すべきなのはどれか。3つ選べ。

a 金属による上顎前歯部の補強
b 陶歯の使用による磨耗の防止
c 咬合挙上によるスペースの確保
d 右側残存歯による咬合位の再構築
e 熱可塑性樹脂製クラスプの使用による審美性の向上

初診時の口腔内写真

使用中の義歯の写真及び使用中の義歯装着時の口腔内写真

 

正解:ACD
正答率:28.8%

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