歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯内療法学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 113B-50

    67歳の女性。上顎右側側切歯の咬合痛を主訴として来院した。
    1か月前から違和感があったがそのままにしていたという。
    歯髄電気診で生活反応を示さなかった。
    初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線画像(別冊No.9B)を別に示す。

    まず行うのはどれか。1つ選べ。

    a 抗菌薬軟膏塗布
    b 抜髄
    c 感染根管治療
    d 歯根尖切除
    e 抜歯

    初診時の口腔内写真とエックス線画像

    95.6%
  3. 113B-54

    13歳の女子。下顎左側第二小臼歯の自発痛を主訴として来院した。
    2か月前に自覚したが、その後症状が消失したためそのままにしていたところ、昨晩から再び発現したという。
    -Mには打診痛があり動揺度は2度であった。
    初診時の口腔内写真(別冊No.11A)とエックス線画像(別冊No.11B)を別に示す。

    適切な対応はどれか。1つ選べ。

    a 経過観察
    b 生活歯髄切断
    c 抜髄
    d 感染根管治療
    e 抜歯

    初診時の口腔内写真とエックス線画像

    67.8%
  4. 113B-66

    55歳の男性。上顎左側第一大臼歯の補綴装置脱離を主訴として来院した。
    1週前に脱離したがそのままにしていたという。
    診察の結果、感染根管治療を行うこととした。

    初診時の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。
    一連の治療過程を図に示す。

    治療過程

    ③に入るのはどれか。1つ選べ。
    ただし、①〜⑤はa〜eのいずれかに該当する。

    a 髄室開拡
    b 隔壁形成
    c 根管長測定
    d 根管口明示
    e ラバーダム防湿
    口腔内写真

    81.7%
  5. 113B-87

    42歳の女性。上顎左側第一大臼歯部の根尖部圧痛を主訴として来院した。
    7か月前、#Fに補綴装置を装着したという。
    2か月前に同部に腫脹を生じたが、1週後に消退したため放置していたところ、2日前から違和感を生じるようになったという。
    補綴装置の除去は希望していない。
    #Fの動揺度は1度で、プロービング深さは3 mm以下であった。

    初診時の口腔内写真(別冊No.35A)、エックス線画像(別冊No.35B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.35C)を別に示す。

    適切な処置はどれか。2つ選べ。

    a 咬合調整
    b 意図的再植
    c 逆根管充塡
    d 歯根尖切除
    e 外科的排膿路の確保

    口腔内写真、エックス線画像及び歯科用コーンビームCT

    85.5%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:113B-50

67歳の女性。上顎右側側切歯の咬合痛を主訴として来院した。
1か月前から違和感があったがそのままにしていたという。
歯髄電気診で生活反応を示さなかった。
初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線画像(別冊No.9B)を別に示す。

まず行うのはどれか。1つ選べ。

a 抗菌薬軟膏塗布
b 抜髄
c 感染根管治療
d 歯根尖切除
e 抜歯

初診時の口腔内写真とエックス線画像

正解:C
正答率:95.6%
問題番号:113B-54

13歳の女子。下顎左側第二小臼歯の自発痛を主訴として来院した。
2か月前に自覚したが、その後症状が消失したためそのままにしていたところ、昨晩から再び発現したという。
-Mには打診痛があり動揺度は2度であった。
初診時の口腔内写真(別冊No.11A)とエックス線画像(別冊No.11B)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。

a 経過観察
b 生活歯髄切断
c 抜髄
d 感染根管治療
e 抜歯

初診時の口腔内写真とエックス線画像

正解:D
正答率:67.8%
問題番号:113B-66

55歳の男性。上顎左側第一大臼歯の補綴装置脱離を主訴として来院した。
1週前に脱離したがそのままにしていたという。
診察の結果、感染根管治療を行うこととした。

初診時の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。
一連の治療過程を図に示す。

治療過程

③に入るのはどれか。1つ選べ。
ただし、①〜⑤はa〜eのいずれかに該当する。

a 髄室開拡
b 隔壁形成
c 根管長測定
d 根管口明示
e ラバーダム防湿
口腔内写真

正解:A
正答率:81.7%
問題番号:113B-87

42歳の女性。上顎左側第一大臼歯部の根尖部圧痛を主訴として来院した。
7か月前、#Fに補綴装置を装着したという。
2か月前に同部に腫脹を生じたが、1週後に消退したため放置していたところ、2日前から違和感を生じるようになったという。
補綴装置の除去は希望していない。
#Fの動揺度は1度で、プロービング深さは3 mm以下であった。

初診時の口腔内写真(別冊No.35A)、エックス線画像(別冊No.35B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.35C)を別に示す。

適切な処置はどれか。2つ選べ。

a 咬合調整
b 意図的再植
c 逆根管充塡
d 歯根尖切除
e 外科的排膿路の確保

口腔内写真、エックス線画像及び歯科用コーンビームCT

正解:CD
正答率:85.5%

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