過去問題目次
67歳の女性。上顎右側側切歯の咬合痛を主訴として来院した。
1か月前から違和感があったがそのままにしていたという。
歯髄電気診で生活反応を示さなかった。
初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線画像(別冊No.9B)を別に示す。
まず行うのはどれか。1つ選べ。
a 抗菌薬軟膏塗布
b 抜髄
c 感染根管治療
d 歯根尖切除
e 抜歯
13歳の女子。下顎左側第二小臼歯の自発痛を主訴として来院した。
2か月前に自覚したが、その後症状が消失したためそのままにしていたところ、昨晩から再び発現したという。
-Mには打診痛があり動揺度は2度であった。
初診時の口腔内写真(別冊No.11A)とエックス線画像(別冊No.11B)を別に示す。
適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 生活歯髄切断
c 抜髄
d 感染根管治療
e 抜歯
55歳の男性。上顎左側第一大臼歯の補綴装置脱離を主訴として来院した。
1週前に脱離したがそのままにしていたという。
診察の結果、感染根管治療を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。
一連の治療過程を図に示す。
③に入るのはどれか。1つ選べ。
ただし、①〜⑤はa〜eのいずれかに該当する。
a 髄室開拡
b 隔壁形成
c 根管長測定
d 根管口明示
e ラバーダム防湿
42歳の女性。上顎左側第一大臼歯部の根尖部圧痛を主訴として来院した。
7か月前、#Fに補綴装置を装着したという。
2か月前に同部に腫脹を生じたが、1週後に消退したため放置していたところ、2日前から違和感を生じるようになったという。
補綴装置の除去は希望していない。
#Fの動揺度は1度で、プロービング深さは3 mm以下であった。
初診時の口腔内写真(別冊No.35A)、エックス線画像(別冊No.35B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.35C)を別に示す。
適切な処置はどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b 意図的再植
c 逆根管充塡
d 歯根尖切除
e 外科的排膿路の確保
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:113B-50 |
67歳の女性。上顎右側側切歯の咬合痛を主訴として来院した。 まず行うのはどれか。1つ選べ。 a 抗菌薬軟膏塗布
正解:C
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正答率:95.6%
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問題番号:113B-54 |
13歳の女子。下顎左側第二小臼歯の自発痛を主訴として来院した。 適切な対応はどれか。1つ選べ。 a 経過観察
正解:D
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正答率:67.8%
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問題番号:113B-66 |
55歳の男性。上顎左側第一大臼歯の補綴装置脱離を主訴として来院した。 初診時の口腔内写真(別冊No.18)を別に示す。 ③に入るのはどれか。1つ選べ。 a 髄室開拡
正解:A
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正答率:81.7%
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問題番号:113B-87 |
42歳の女性。上顎左側第一大臼歯部の根尖部圧痛を主訴として来院した。 初診時の口腔内写真(別冊No.35A)、エックス線画像(別冊No.35B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.35C)を別に示す。 適切な処置はどれか。2つ選べ。 a 咬合調整
正解:CD
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正答率:85.5%
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