歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 全部床義歯学

問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:115B-24

72歳の女性。上下顎全部床義歯の不適合による咀嚼困難を主訴として来院した。
義歯は5年前に製作したという。
診察の結果、全部床義歯を新製することとした。
通法に従い咬合採得後、半調節性咬合器に模型を装着した。

装着後、ある下顎位における咬合記録を採得し、咬合器を調節することとした。
調節のための咬合記録時の写真(別冊No.4A)と半調節性咬合器の写真(別冊No.4B)を別に示す。

この記録を用いて調節するのはどれか。2つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

調節のための咬合記録時の写真と半調節性咬合器の写真

正解:AC
正答率:80.7%
問題番号:115B-45

咬合器に模型を装着する際に使用する器具の写真(別冊No.18)を別に示す。

使用目的はどれか。2つ選べ。

a 咬合平面の修正
b フェイスボウの固定
c 模型の付着強度の向上
d 義歯重合後の容易な咬合器再装着
e チェックバイト法による顆路調節

咬合器に模型を装着する際に使用する器具

正解:DE
正答率:32.7%
問題番号:115B-79

無歯顎様顔貌の特徴はどれか。3つ選べ。

a 口角の下垂
b 人中の明瞭化
c 鼻唇溝の消失
d 下顔面高の短縮
e オトガイ部の突出

正解:ADE
正答率:95.4%
問題番号:115B-84

全部床義歯製作過程における仮想咬合平面の設定で基準になるのはどれか。3つ選べ。

a 両瞳孔線
b HIP平面
c Bonwill三角
d Camper平面
e フランクフルト平面

正解:ABD
正答率:82.7%

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