過去問題目次
42歳の女性。上顎右側側切歯の根尖部腫脹を訴えて来院した。
B"に対して根尖外科手術を実施することとした。
初診時のエックス線写真(別冊No.5A)と処置中の口腔内写真(別冊No.5B)を別に示す。
その後に行った処置を表に示す。
正しい順序はどれか。1つ選べ。
a イ→ウ→エ→ア
b ウ→イ→エ→ア
c ウ→エ→イ→ア
d エ→イ→ウ→ア
e エ→ウ→イ→ア
歯根尖切除法で根尖部を切除する目的はどれか。2つ選べ。
a 骨の削除量を減少させる。
b 歯肉弁の形成を容易にする。
c 副根管内の感染源を除去する。
d 肉芽組織の搔爬を容易にする。
e 逆根管充塡窩洞の切削量を減少させる。
43歳の女性。上顎左側第二小臼歯の咬合痛を主訴として来院した。
感染根管治療後に咬合痛が再発したという。
歯根尖切除と逆根管充塡を行うこととした。
術前のエックス線画像(別冊No.24A)、処置中の口腔内写真(別冊No.24B)及び使用した器具の写真(別冊No.24C)を別に示す。
この器具の使用目的はどれか。2つ選べ。
a 窩洞の形成
b 根尖部の切断
c 根面の滑沢化
d 肉芽組織の搔爬
e 根管充塡材の除去
38歳の女性。上顎左側第二小臼歯の咬合痛を主訴として紹介により来院した。
3か月前から根管治療を受けているが症状が改善しないという。
根尖部歯肉に発赤、腫脹および瘻孔はみられないが、打診痛がある。
初診時のエックス線画像(別冊No.28A)と歯科用コーンビームCT矢状断像(別冊No.28B)を別に示す。
適切な治療はどれか。1つ選べ。
a 抜歯
b 根管通過法
c 根尖搔爬法
d 意図的再植法
e 歯根尖切除法
42歳の女性。上顎左側第一大臼歯部の根尖部圧痛を主訴として来院した。
7か月前、#Fに補綴装置を装着したという。
2か月前に同部に腫脹を生じたが、1週後に消退したため放置していたところ、2日前から違和感を生じるようになったという。
補綴装置の除去は希望していない。
#Fの動揺度は1度で、プロービング深さは3 mm以下であった。
初診時の口腔内写真(別冊No.35A)、エックス線画像(別冊No.35B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.35C)を別に示す。
適切な処置はどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b 意図的再植
c 逆根管充塡
d 歯根尖切除
e 外科的排膿路の確保
53歳の女性。上顎左側前歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。
1か月前から歯肉が腫れてきたという。
£ABに自発痛はないが、打診痛と根尖部歯肉の圧痛がある。
診察の結果、£ABに歯根尖切除術を行うこととした。
初診時のエックス線画像(別冊No.35A)と術中の口腔内写真(別冊No.35B)を別に示す。
この後、縫合までに使用するのはどれか。3つ選べ。
a 歯周包帯
b 骨膜剝離子
c レトロチップ
d EBAセメント
e ダイヤモンドポイント
14歳の男子。上顎右側中切歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。
2週前から自覚するようになったという。
打診痛を認め、動揺度は1度であった。診察の結果、感染根管治療を行ったが改善がみられなかった。
初診時の口腔内写真(別冊No.10A)、エックス線画像(別冊No.10B)及び根管充塡後の歯科用コーンビームCT (別冊No.10C)を別に示す。
今後検討すべき処置はどれか。2つ選べ。
a 根尖搔爬
b 意図的再植
c 逆根管充塡
d 再根管治療
e 歯根尖切除
根管治療時の所見で歯根尖切除の適応になるのはどれか。3つ選べ。
a 根管中央部に内部吸収がある。
b 根管拡大後も持続的な排膿がある。
c 根尖部に限局した歯根破折がある。
d 根尖孔から突出した破折器具がある。
e 根尖部根管壁にガッタパーチャポイントの残留がある。
上顎左側第一小臼歯の歯根尖切除時の口腔内写真(別冊No.27)を別に示す。
矢印に示す窩洞形成を行うのに使用した器具はどれか。1つ選べ。
a ラウンドバー
b レトロチップ
c カーバイドバー
d ゲーツグリッデンドリル
e スプーンエキスカベーター
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:108D-5 | 42歳の女性。上顎右側側切歯の根尖部腫脹を訴えて来院した。 その後に行った処置を表に示す。 正しい順序はどれか。1つ選べ。 a イ→ウ→エ→ア
正解:D |
正答率:85.5% | |
問題番号:109A-93 | 歯根尖切除法で根尖部を切除する目的はどれか。2つ選べ。 a 骨の削除量を減少させる。
正解:CD |
正答率:61.3% | |
問題番号:111C-73 | 43歳の女性。上顎左側第二小臼歯の咬合痛を主訴として来院した。 この器具の使用目的はどれか。2つ選べ。 a 窩洞の形成
正解:AE |
正答率:76.1% | |
問題番号:112B-80 | 38歳の女性。上顎左側第二小臼歯の咬合痛を主訴として紹介により来院した。 適切な治療はどれか。1つ選べ。 a 抜歯
正解:E |
正答率:76.9% | |
問題番号:113B-87 | 42歳の女性。上顎左側第一大臼歯部の根尖部圧痛を主訴として来院した。 初診時の口腔内写真(別冊No.35A)、エックス線画像(別冊No.35B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.35C)を別に示す。 適切な処置はどれか。2つ選べ。 a 咬合調整
正解:CD |
正答率:85.5% | |
問題番号:115B-80 | 53歳の女性。上顎左側前歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。 この後、縫合までに使用するのはどれか。3つ選べ。 a 歯周包帯
正解:CDE |
正答率:77.9% | |
問題番号:115C-38 | 14歳の男子。上顎右側中切歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。 今後検討すべき処置はどれか。2つ選べ。 a 根尖搔爬
正解:CE |
正答率:82.7% | |
問題番号:116A-40 | 根管治療時の所見で歯根尖切除の適応になるのはどれか。3つ選べ。 a 根管中央部に内部吸収がある。
正解:BCD |
正答率:48.4% | |
問題番号:116A-76 | 上顎左側第一小臼歯の歯根尖切除時の口腔内写真(別冊No.27)を別に示す。 矢印に示す窩洞形成を行うのに使用した器具はどれか。1つ選べ。 a ラウンドバー
正解:B |
正答率:97.1% |