歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯内療法学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 108D-4

    65歳の男性。下顎右側第一大臼歯部舌側粘膜の腫脹を訴えて来院した。
    N*は2年前に抜髄処置を受けたという。

    自発痛と咬合痛はなく、歯周ポケットはすべて3 mm以下である。
    N*の補綴装置除去後に再根管治療を行うこととした。

    初診時の口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)を別に示す。
    治療の際最も留意すべきなのはどれか。1つ選べ。

    a 樋状根の存在
    b 遠心根管の彎曲
    c 未治療根管の存在
    d 破折した根管治療器具の存在
    e 除去不可能なメタルコアの存在

    口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)

    89.4%
  3. 108D-5

    42歳の女性。上顎右側側切歯の根尖部腫脹を訴えて来院した。
    B"に対して根尖外科手術を実施することとした。
    初診時のエックス線写真(別冊No.5A)と処置中の口腔内写真(別冊No.5B)を別に示す。

    その後に行った処置を表に示す。

    行った処置表

    正しい順序はどれか。1つ選べ。

    a イ→ウ→エ→ア
    b ウ→イ→エ→ア
    c ウ→エ→イ→ア
    d エ→イ→ウ→ア
    e エ→ウ→イ→ア

    エックス線写真(別冊No.5A)と処置中の口腔内写真(別冊No.5B)

    85.5%
  4. 108D-23

    27歳の女性。上顎右側第二小臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。
    6か月前から齲蝕があるのに気付いていたという。
    E"は慢性潰瘍性歯髄炎と診断し、抜髄を行うこととした。

    初診時の口腔内写真(別冊No.23A)とエックス線写真(別冊No.23B)を別に示す。
    根管形成に際して有効なのはどれか。2つ選べ。

    a リーミングによる形成
    b 器具へのプレカーブ付与
    c クラウンダウンによる形成
    d 太い器具による根尖部形成
    e 根尖方向への強圧下での器具操作

    初診時の口腔内写真(別冊No.23A)とエックス線写真(別冊No.23B)

    88.0%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:108D-4

65歳の男性。下顎右側第一大臼歯部舌側粘膜の腫脹を訴えて来院した。
N*は2年前に抜髄処置を受けたという。

自発痛と咬合痛はなく、歯周ポケットはすべて3 mm以下である。
N*の補綴装置除去後に再根管治療を行うこととした。

初診時の口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)を別に示す。
治療の際最も留意すべきなのはどれか。1つ選べ。

a 樋状根の存在
b 遠心根管の彎曲
c 未治療根管の存在
d 破折した根管治療器具の存在
e 除去不可能なメタルコアの存在

口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)

正解:C
正答率:89.4%
問題番号:108D-5

42歳の女性。上顎右側側切歯の根尖部腫脹を訴えて来院した。
B"に対して根尖外科手術を実施することとした。
初診時のエックス線写真(別冊No.5A)と処置中の口腔内写真(別冊No.5B)を別に示す。

その後に行った処置を表に示す。

行った処置表

正しい順序はどれか。1つ選べ。

a イ→ウ→エ→ア
b ウ→イ→エ→ア
c ウ→エ→イ→ア
d エ→イ→ウ→ア
e エ→ウ→イ→ア

エックス線写真(別冊No.5A)と処置中の口腔内写真(別冊No.5B)

正解:D
正答率:85.5%
問題番号:108D-23

27歳の女性。上顎右側第二小臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。
6か月前から齲蝕があるのに気付いていたという。
E"は慢性潰瘍性歯髄炎と診断し、抜髄を行うこととした。

初診時の口腔内写真(別冊No.23A)とエックス線写真(別冊No.23B)を別に示す。
根管形成に際して有効なのはどれか。2つ選べ。

a リーミングによる形成
b 器具へのプレカーブ付与
c クラウンダウンによる形成
d 太い器具による根尖部形成
e 根尖方向への強圧下での器具操作

初診時の口腔内写真(別冊No.23A)とエックス線写真(別冊No.23B)

正解:BC
正答率:88.0%

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