過去問題目次
65歳の男性。下顎右側第一大臼歯部舌側粘膜の腫脹を訴えて来院した。
N*は2年前に抜髄処置を受けたという。
自発痛と咬合痛はなく、歯周ポケットはすべて3 mm以下である。
N*の補綴装置除去後に再根管治療を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)を別に示す。
治療の際最も留意すべきなのはどれか。1つ選べ。
a 樋状根の存在
b 遠心根管の彎曲
c 未治療根管の存在
d 破折した根管治療器具の存在
e 除去不可能なメタルコアの存在
42歳の女性。上顎右側側切歯の根尖部腫脹を訴えて来院した。
B"に対して根尖外科手術を実施することとした。
初診時のエックス線写真(別冊No.5A)と処置中の口腔内写真(別冊No.5B)を別に示す。
その後に行った処置を表に示す。
正しい順序はどれか。1つ選べ。
a イ→ウ→エ→ア
b ウ→イ→エ→ア
c ウ→エ→イ→ア
d エ→イ→ウ→ア
e エ→ウ→イ→ア
27歳の女性。上顎右側第二小臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。
6か月前から齲蝕があるのに気付いていたという。
E"は慢性潰瘍性歯髄炎と診断し、抜髄を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.23A)とエックス線写真(別冊No.23B)を別に示す。
根管形成に際して有効なのはどれか。2つ選べ。
a リーミングによる形成
b 器具へのプレカーブ付与
c クラウンダウンによる形成
d 太い器具による根尖部形成
e 根尖方向への強圧下での器具操作
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:108D-4 | 65歳の男性。下顎右側第一大臼歯部舌側粘膜の腫脹を訴えて来院した。 自発痛と咬合痛はなく、歯周ポケットはすべて3 mm以下である。 初診時の口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)を別に示す。 a 樋状根の存在
正解:C |
正答率:89.4% | |
問題番号:108D-5 | 42歳の女性。上顎右側側切歯の根尖部腫脹を訴えて来院した。 その後に行った処置を表に示す。 正しい順序はどれか。1つ選べ。 a イ→ウ→エ→ア
正解:D |
正答率:85.5% | |
問題番号:108D-23 | 27歳の女性。上顎右側第二小臼歯部の咀嚼時痛を主訴として来院した。 初診時の口腔内写真(別冊No.23A)とエックス線写真(別冊No.23B)を別に示す。 a リーミングによる形成
正解:BC |
正答率:88.0% |