歯科医師国家試験 過去問題

コンポジットレジンインレー修復、セラミックインレー修復

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 108B-3

    30歳の男性。上顎右側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。
    コンポジットレジンインレー修復を行うこととした。

    完成した修復物の写真(別冊No.3)を別に示す。
    口腔内試適後にインレー体内面に行う処理はどれか。1つ選べ。

    a スズ電析
    b グレージング
    c フッ化水素酸塗布
    d 過酸化水素水塗布
    e アルミナサンドブラスト

    修復物の写真(別冊No.3)

    96.8%
  3. 112A-62

    デュアルキュア型レジンセメントを用いて2級コンポジットレジンインレーを装着することとした。

    適切なのはどれか。2つ選べ。

    a 隣接面接触点の調整後に接着操作を行う。
    b インレー体内面をオキシドールで清掃する。
    c プライマー処理をした窩洞にセメントを塗布する。
    d 余剰セメントを仮重合<タックキュア>して除去する。
    e 光重合後は直ちに仕上げ研磨を行う。

    75.5%
  4. 112C-40

    メタルインレー窩洞と比べたセラミックインレー窩洞の特徴はどれか。2つ選べ。

    a 保持溝の付与
    b 線角部の曲面化
    c 大きなテーパー角
    d 明瞭なイスムスの付与
    e ラウンドベベルの形成

    76.7%
  5. 116A-84

    44歳の男性。下顎右側第二大臼歯の修復物の脱離を主訴として来院した。
    10日前に脱離したが、痛みがないためそのままにしていたという。口腔悪習癖はない。
    検査の結果、セラミックインレー修復を行うこととした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.34A)とエックス線画像(別冊No.34B)を別に示す。

    ラバーダム装着後の処置を実施順に並べよ。

    解答84

    a 裏層
    b 窩洞形成
    c 感染歯質除去
    d レジンコーティング
    e アルコール綿球による清拭

    口腔内写真とエックス線画像

     

     

    41.4%
  6. 116C-23

    59歳の男性。下顎右側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。
    歯髄電気診に生活反応を示した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.3A)、窩洞形成終了後の口腔内写真(別冊No.3B)、接着処理を行った後の修復操作中の口腔内写真(別冊No.3C)及び修復操作後の口腔内写真(別冊No.3D)を別に示す。

    この充塡法で得られる効果はどれか。1つ選べ。

    a 研磨性の向上
    b 透明性の向上
    c 象牙質の即時封鎖
    d 遊離エナメル質の保護
    e コントラクションギャップの防止

    口腔内写真、窩洞形成終了後の口腔内写真

    修復操作中の口腔内写真及び修復操作後の口腔内写真

    88.6%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:108B-3

30歳の男性。上顎右側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。
コンポジットレジンインレー修復を行うこととした。

完成した修復物の写真(別冊No.3)を別に示す。
口腔内試適後にインレー体内面に行う処理はどれか。1つ選べ。

a スズ電析
b グレージング
c フッ化水素酸塗布
d 過酸化水素水塗布
e アルミナサンドブラスト

修復物の写真(別冊No.3)

正解:E
正答率:96.8%
問題番号:112A-62

デュアルキュア型レジンセメントを用いて2級コンポジットレジンインレーを装着することとした。

適切なのはどれか。2つ選べ。

a 隣接面接触点の調整後に接着操作を行う。
b インレー体内面をオキシドールで清掃する。
c プライマー処理をした窩洞にセメントを塗布する。
d 余剰セメントを仮重合<タックキュア>して除去する。
e 光重合後は直ちに仕上げ研磨を行う。

正解:AD
正答率:75.5%
問題番号:112C-40

メタルインレー窩洞と比べたセラミックインレー窩洞の特徴はどれか。2つ選べ。

a 保持溝の付与
b 線角部の曲面化
c 大きなテーパー角
d 明瞭なイスムスの付与
e ラウンドベベルの形成

正解:BC
正答率:76.7%
問題番号:116A-84

44歳の男性。下顎右側第二大臼歯の修復物の脱離を主訴として来院した。
10日前に脱離したが、痛みがないためそのままにしていたという。口腔悪習癖はない。
検査の結果、セラミックインレー修復を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.34A)とエックス線画像(別冊No.34B)を別に示す。

ラバーダム装着後の処置を実施順に並べよ。

解答84

a 裏層
b 窩洞形成
c 感染歯質除去
d レジンコーティング
e アルコール綿球による清拭

口腔内写真とエックス線画像

 

 

正解:CABDE
正答率:41.4%
問題番号:116C-23

59歳の男性。下顎右側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。
歯髄電気診に生活反応を示した。
初診時の口腔内写真(別冊No.3A)、窩洞形成終了後の口腔内写真(別冊No.3B)、接着処理を行った後の修復操作中の口腔内写真(別冊No.3C)及び修復操作後の口腔内写真(別冊No.3D)を別に示す。

この充塡法で得られる効果はどれか。1つ選べ。

a 研磨性の向上
b 透明性の向上
c 象牙質の即時封鎖
d 遊離エナメル質の保護
e コントラクションギャップの防止

口腔内写真、窩洞形成終了後の口腔内写真

修復操作中の口腔内写真及び修復操作後の口腔内写真

正解:E
正答率:88.6%