過去問題目次
疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
a 慢性潰瘍性歯髄炎――――――自発痛
b 急性化膿性歯髄炎――――――温熱痛
c 歯髄壊死――――――――――切削痛
d 急性根尖性歯周炎――――――冷水痛
e 歯根囊胞――――――――――擦過痛
72歳の男性。下顎左側臼歯部の食事時の痛みを主訴として来院した。
半年前に修復物が脱落し、そのままにしていたという。自発痛と打診痛はない。
窩底を探針で探ると激しい痛みとわずかな出血を認めた。初診時の口腔内写真(別冊No.1A) とエックス線写真(別冊No.1B)を別に示す。
考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 特発性歯髄炎
b 急性化膿性歯髄炎
c 慢性潰瘍性歯髄炎
d 慢性増殖性歯髄炎
e 慢性閉鎖性歯髄炎
38歳の男性。下顎左側第二大臼歯の食事中の鈍痛を主訴として来院した。
2年前から同部に痛みを感じていたが、そのままにしていたという。探針で齲窩を触診すると出血し、歯髄電気診で生活反応を認めた。
初診時の口腔内写真(別冊No.39A)とエックス線写真(別冊No.39B)を別に示す。
考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 乳頭腫
b エプーリス
c 急性化膿性歯髄炎
d 慢性潰瘍性歯髄炎
e 慢性増殖性歯髄炎
急性壊疽性歯髄炎にみられるのはどれか。2つ選べ。
a 瘻孔
b 自発痛
c 動揺度の増加
d 髄室開拡時の腐敗臭
e 歯髄電気診での無反応
非感染性歯髄疾患はどれか。2つ選べ。
a 急性単純性歯髄炎
b 急性化膿性歯髄炎
c 慢性潰瘍性歯髄炎
d 歯髄壊死
e 歯髄壊疽
35歳の男性。上顎右側第一大臼歯の自発痛を主訴として来院した。
2か月前から食片圧入があり、昨夜から拍動性の疼痛と温熱痛を自覚しているという。
歯髄電気診で閾値の上昇がみられた。
初診時の口腔内写真(別冊No.32A)とエックス線画像(別冊No.32B)を別に示す。
考えられる診断名はどれか。1つ選べ。
a 歯髄充血
b 急性単純性歯髄炎
c 急性化膿性歯髄炎
d 慢性潰瘍性歯髄炎
e 急性化膿性根尖性歯周炎
上行性歯髄炎で歯髄への細菌の侵入路となるのはどれか。2つ選べ。
a 髄管
b 盲管
c 盲孔
d 管間側枝
e 根尖分岐
齲蝕の進行に伴う歯髄疾患と所見の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
a 歯髄壊死―――――――――腐敗臭
b 急性壊疽性歯髄炎―――――波動
c 急性化膿性歯髄炎―――――不顕性露髄
d 慢性潰瘍性歯髄炎―――――歯髄腔の閉鎖
e 慢性増殖性歯髄炎―――――自発痛
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:108C-57 | 疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。 a 慢性潰瘍性歯髄炎――――――自発痛
正解:B |
正答率:97.1% | |
問題番号:110B-1 | 72歳の男性。下顎左側臼歯部の食事時の痛みを主訴として来院した。 a 特発性歯髄炎
正解:C |
正答率:90.2% | |
問題番号:110B-43 | 38歳の男性。下顎左側第二大臼歯の食事中の鈍痛を主訴として来院した。 a 乳頭腫
正解:E |
正答率:93.6% | |
問題番号:111B-56 | 急性壊疽性歯髄炎にみられるのはどれか。2つ選べ。 a 瘻孔
正解:BD |
正答率:83.8% | |
問題番号:113A-52 | 非感染性歯髄疾患はどれか。2つ選べ。 a 急性単純性歯髄炎
正解:AD |
正答率:77.0% | |
問題番号:113C-82 | 35歳の男性。上顎右側第一大臼歯の自発痛を主訴として来院した。 考えられる診断名はどれか。1つ選べ。 a 歯髄充血
正解:C |
正答率:96.5% | |
問題番号:114A-45 | 上行性歯髄炎で歯髄への細菌の侵入路となるのはどれか。2つ選べ。 a 髄管
正解:AE |
正答率:55.9% | |
問題番号:117D-64 | 齲蝕の進行に伴う歯髄疾患と所見の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。 a 歯髄壊死―――――――――腐敗臭
正解:C |
正答率:69.2% |